あらすじ 悪嬢と紳士の協奏曲
浅草に代々続く名家、興乃宮家。
その家の長女であるサツキとは大学時代の同級生だった。
特に印象に残る女性では無くあまり接点は無かったが、ゼネコンの社長を務める叔父から出席する様に促されたパーティで再び彼女と出会う事になった。
何故か急激に仲良くなり友人として遊ぶ様な関係になった折に、サツキから頼み事をされる。
それは見合いを断る為に付き合う振りをして欲しいと言うものだった。
快く彼女の頼みを引き受けた咲夜(サクヤ)だったが、次第に彼女は本気で咲夜を愛してしまう。
一方で咲夜は、彼女との出会いそのものが浅草の再開発を巡る事業を成功させる為に、叔父や興乃宮家に仕組まれた計画だった事を知る。
何としても結婚しようと徐々にストーカー化して行くサツキを逆利用して、浅草再開発計画そのものを壊そうと決意する咲夜だったのだが…
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