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マネジメントについて4「貢献を重視する」今日の学び

成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせなければならない。
貢献に焦点を合わせることこそ、成果をあげる鍵である。
なすべき貢献には三つの種類がある。

①直接の成果→企業においては、売上や利益など経営上の業績である。

②価値への取り組み→組織は常に、明確な目的をもたなければならない。

③人材の育成である→明日のマネジメントに当たるべき人間を今日用意しなければならない。

ビジョンや能力や業績において、今日の水準を維持しているだけの組織は適応の能力を失ったというべきである。人間社会において、唯一確実なものは変化である。自らを変革できない組織は、明日の変化に生き残ることはできない

「プロフェッショナルの条件」P.F.ドラッカー

またドラッカーはよい人間関係をもつ秘訣としても「貢献」をあげています。


貢献に焦点を合わせることにより、初めてよい人間関係がもてるのである。
貢献に焦点を合わせることによって、コミュニケーション、チームワーク、自己啓発及び人材育成という、成果をあげるうえで必要な人間関係に関わる基本条件を満たすことができる。

われわれは、自己啓発と人材育成について多くを知らない。しかし、唯一知っていることがある。
知識労働者は、自らに課される要求に応じて成長する。自らが業績や達成とみなすものに従って成長する。自らが自らに求めるものが少なければ、成長しない。だが多くを求めるならば、何も達成しない者と同じ程度の努力で、巨人にまで成長する。

「プロフェッショナルの条件」P.F.ドラッカー

自分が仕事においてできる「貢献」とはなんだろう?
貢献することこそが仕事の本質なのだろう。
「自分のため」だけではなく
「他者のため」を思うことで「貢献」が生まれる。

貢献を大切にしたい
あらゆる方向に向かった貢献をしたい
会社、部下、上司、地域、社会、家族。

自分以外の誰かのためにを思うとき
「貢献」という言葉に命が宿る気がする。

今日も良き学びでした。
ありがとう!ドラッカー


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