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2005年〜レッズのにわかファンで2008/2009シーズンとクロップ就任後のほぼ全て…

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2005年〜レッズのにわかファンで2008/2009シーズンとクロップ就任後のほぼ全てのトップチームの試合を見ています リヴァプールに所属したピッチ上で輝く超一流の選手や実力相応の移籍金を残してクラブの財政に貢献した選手が好きな超がつくほどの能力第一主義者です

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    日本プロ野球の編成から未来を予測する。主にドラゴンズが対象の予定

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ありがとうユルゲン・クロップーコミュニケーションのプロー

クロップ退任。その功績と罪過を検証する2015年10月8日にリヴァプールの監督に就任したユルゲン・クロップが23‐24シーズンを最後に退任する事になった。彼は戦術面の才能も編成面の才能も超一流とは言い難く、チームを勝たせる監督ではなかった※ 良いパスワークは昨季まで殆ど見られず(今季は稀に偶発的に発生するが)、PLやCLのチームを指揮する監督で彼より戦術が劣る監督は殆ど見ない。だが彼は間違いなく世界最高の監督の1人だ。グアルディオラは2016-17シーズンのプレミアリーグ

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    • 移籍市場を理解しよう

      移籍市場はチームを強くするための手段に過ぎない。移籍市場が開くたびにチームが弱くなった時期が長いリヴァプールであるが、今夏はエドワーズの復帰によってチームが強化される夏となるだろう。移籍市場で補強のつもりが補弱(筆者の造語。金を使いチームを弱くする行為をいう)となるケースは多い。チームを強くするために何が必要なのか。当たり前のことを整理する必要がある 移籍市場の構造-クラブの格-移籍市場は弱肉強食の世界である。クラブの売上と過去の実績に伴う格上のクラブが格下のクラブから選

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      • 2024年のドラゴンズは予想通り

        上振れして首位に立ち、下振れして最下位に沈んだ事から再びマスメディア(特に音羽G系)の玩具になり始めたドラゴンズ。立浪采配は相変わらず得点を押し下げて、中継ぎ投手の酷使が続き采配の質は低い。だが立浪スカウトが連れてきた選手の活躍もあり、岡林と木下が絶不調の中でリーグ3位を争う打撃力に改善した。立浪氏は優秀な野球人だが監督に不向きな量産型の劣る監督というスタンスのため、筆者は信者とアンチが舌戦を繰り広げる様子に呆れかえっている 二遊間の改革など編成面、また監督のスカウトした

        • アーノルドがリヴァプールのボトルネックになろうとは

          数年前までアーノルドがボトルネックになる世界が来るとは思わなかった。ボールが絡めば相変わらず能力が高くエリオットより100倍以上の価値ある選手だがボールを持たない時の動きが酷すぎる。守備時のポジショニングも攻撃時のポジショニングもメチャクチャでマークに穴を空けるわ、味方達のパスコースを消すわで攻守にマイナスを生んでいる Aアストンヴィラ戦の1失点目は4-4-2気味にビルドしパウトーレスが中央に空いたスペースを刺した所を左のディアスが追い付きボールを奪い返した。逆サイドからデ

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          ガクポの守備が下手すぎる

          守備が下手なリヴァプールの選手は山ほど居る。ガクポがポジションを争うヌニェスも守備は下手っぴでエリオットの守備も走って距離を詰めるだけ。だがガクポは彼等のようにバカになりきれずインテンシティが足りてない。だから守備の穴を何度も何度も何度も何度も作り出す 15分45秒~一連の守備は酷すぎる。この場面はティーレマンスだけケアして前への進出を止めればそれで良い。トーレスに左へ展開されてもカルロスに右へ展開されてもOK。メッシのように歩いていても全く問題がない マクアリスターにテ

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          ドラゴンズが8年ぶりの単独首位になった件について

          暗黒期の出口が見え始めたドラゴンズOP戦4勝4分3敗のチームを見て今季は普通だと感じた筆者の期待通り、8年ぶりの首位に立ったドラゴンズが久しぶりに好調。優勝争いはまだまだ先の話で現戦力では見えてこないが、Aクラスを争って最下位は殆どない予想は当たりそうだ。4月時点の順位に価値がない事は語るまでもないが、着実にチーム力を改善して暗黒期も出口の光が見えてきた 昨季チーム最多安打の岡林、昨季チーム投球回3位の高橋、昨季チームの4番だった石川が全員2軍で首位は評価できる。原動力は

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          リヴァプール財務&戦力の分析と補強案

          現戦力分析GK アリソン 能力97→ 特に相手と距離を詰めるポジショニングと弾く方向の見極め、キャッチングと集中力と反応速度が素晴らしい。ジャンプ能力は縦にも左右にも高いのでクロス処理も上手でセービング範囲も広い。走れば時速30km/hを超える脚力があり、守備範囲も広い。キック精度がエデルソンなどに比べ劣る点、繋ぐ判断力で-3点。GKの能力は異次元で文句のつけようがなく、クルトワを僅かに凌ぐ歴代最高のGK。35歳まで契約があるので安心 ケレハー 能力86↗成長中 GK世

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          2024セリーグ大予想。ドラゴンズは久しぶりのクライマックスシリーズ進出なるか

          昨季の振り返り昨季は阪神の独走で優勝。広島は巨人を相手に作った貯金9、DeNAは中日を相手に作った貯金8で上位に進出した。巨人は阪神と広島に作った借金21を上位以外から貯金22を稼いで完済。ヤクルトと中日は巨人と阪神とDeNAで借金23と20。直接対決の差で中日が最下位となった 今季も中心は阪神。投手陣の整備が進む巨人が2位に進出すると予想する。残る4チームで3位を争う形になると予想するが、今永とバウアーの抜けたDeNAの投手力、西川と外国人シャッフルの広島の打力が落ち、

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          中日ドラゴンズのAクラス入り確率が12年ぶりに40%を超えるかもしれない件について

          今年のドラゴンズは何が違うのか?2020年以来となるドラゴンズのAクラスに期待が膨らんでいる。吉見と浅尾の稼働率が怪しくなり、主力が高齢化していた2014年以降はキャンプ前から筆者はドラゴンズをBクラスと予想し続けた。1980年代後半生まれの選手が揃って活躍し、与田監督と阿波野投手コーチが再建した投手陣で2020年は久々に3位に入った。しかしその翌年は5位。監督交代後も6位、6位と低迷は続く そんなドラゴンズにようやく光が見え始めた。Aクラス確率が2012年以来で久々に高

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          Numberの遠藤航特集が良記事

          良記事でした。私は遠藤に対し南野級の活躍を期待していた。MFやFWなら控えの控えで6~7番手の役割だ。遠藤は加入して3か月が経った11月の末頃からMF6~7番手としては文句なしのパフォーマンスを続けている 肉体は既に全盛期を過ぎたと思うが、彼の長所は頭脳とメンタルだと思うので今後の活躍も期待できる。遠藤の頭が良いと思う根拠は試合中のプレーとこの特集のコメントにある クロップのサッカーは前プレスからのショートカウンターしか存在しない。監督の目指すサッカーがアレなので外野が何

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          クロップ退任。今後のリヴァプールで何が起きるのか

          2015年10月のリヴァプールに最高の監督だったクロップクラブのボトルネックとなっていたクロップが今季限りで退任すると発表。同時にクラヴィーツ、リンダース、マトスの現コーチ陣、シュマトケがSDを今季限りで退団と発表された まずクロップに感謝を申し上げたい。素晴らしい選手を数多く抱える現在のリヴァプールにクロップが相応しくない事は既に何度も述べているが、彼が就任した2015年10月のリヴァプールにとって間違いなく最高の監督だった 当時のリヴァプールはクラブの象徴だったジェ

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          中日ドラゴンズの野手キャンプメンバー振り分けが面白い

          テーマは競争と淘汰。主力になってほしい1992年度~1997年度生まれの野手をオールドルーキー福永を除けば6世代で8人しか指名せず、競争がなかった環境から変えようとしている。各ポジションでライバルとなる選手を近くに置いて競争を促す野手の設計が面白い。投手は普通のサバイバル 野手捕手 捕手はサプライズ0。去年故障してた石橋が1軍に戻って、山浅が2軍落ち。日渡と山浅は同世代で1個上に味谷と2軍の正捕手を争わせる面白い構成 1軍と2軍の差はハッキリしているが、ともに競争は激

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          2023-24シーズン前半戦振り返り&これからどうすべきか

          前半戦のリヴァプールが予想より少し良かった理由3点1 機械的な出場時間の管理ローテを導入した 2 クオンサーがクラヴァンレベルで格下相手には使えた 3 ソボスライの守備力が想像以上に高かった  遠藤やグラーフェンベルフが居なくてもプレミアリーグとヨーロッパリーグの2冠を達成できると言いながら全く期待できないと書いたのは監督の戦術が10年遅れたハンデ戦だからである 劣った監督の戦術でも勝点90以上を稼いだスター集団の実力はやはり凄い。酷すぎる監督の戦術で今季前半戦の首位を

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          2024年の中日ドラゴンズに注目せよ?7/7(完)

          2024年の中日ドラゴンズは監督の手腕次第で2020年以来のAクラスの可能性が45%弱ありそうだ。だが誰が監督をやっても優勝の可能性は非常に低い。そう言い切れるほど阪神や巨人と戦力差がある。仮に阪神が久しぶりの優勝に浮かれて調整ミスでコケても巨人とは差がある。打線が強く、投手が弱い巨人の投手陣に何人か即戦力投手が入るため2位の可能性も低い Aクラス入りする可能性がある理由は打線が弱い広島で主砲の西川が退団、選手層の薄いDeNAでエース今永退団とAクラスを争う戦力が落ちる他球

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          立浪監督の二遊間改革は正しかったのか?

          立浪監督の2023年の初期構想と過程監督は三塁手を石川と高橋周平、一塁手をビシエド、遊撃手を龍空、二塁手を新人で競わせる方針。加えて三塁、遊撃、一塁の保険にカリステを獲得。この構想になったのは2022年の結果を受けてのものだった 阿部の二塁守備は限界を迎えており三塁にコンバートされた。代わりに高橋周平、石垣、溝脇を二塁で起用したが、全員がスタメンに相応しくない成績でシーズンを終えた。6番手以降の先発が壊滅してたため、阿部を放出して涌井を取らざるを得なかった 京田は打撃成

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          リヴァプールファン歓喜のローテ導入でPL優勝確率が微増

          遂にローテを覚えた某監督最も過密日程となる12月を前にELベスト16が決まった。リヴァプールが復活したのは優れた選手を獲得した補強の影響で、監督は足を引っ張っている。ただ足を引っ張る部分の状況が少し変わった 監督が足を引っ張っていたのは主に2つの要素である 1つ目は戦術面。個を活かすため連携を設計する能力が著しく低い点 2つ目はローテーションが出来ず主力のコンディション管理が下手すぎる点 だから1920に勝点99を稼いだのに2021はDFの崩壊で勝点69と-30。翌21

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