見出し画像

作品に込めるもの

更新もままならない拙いブログに少しづつ(本当に少しづつ)フォロワーさんが増えていて嬉しいかぎりです。フォローくださっている方々、そしてスキをクリックしてくださった方々、ありがとうございます!

前回は「アート作品を売ること」という内容を書き連ねましたが、正直なところ、頭の中で考えていることの半分も伝えられませんでした。

というのも「好き勝手に作った作品を買ってもらおうなんて図々しい」とネット社会の見えない誰かに言われるのではないかと文章を打っている途中で不安になってしまい、自分の思いを言葉として発することにとても慎重になりました。

そう、私はどちらかというとネガテイブな人間です。

でも、人生はもっとポジティブで美しいものだと信じる自分もいます。

そういう自分を奮い立たせるために、そして私よりももっと人生に絶望している人に、何か一筋の光になるような気づきを与えられればと思って作品を作っています。

この数年ずっと作り続けているヒンメリには、制作している傍から自分自身が癒されるような不思議な力があります。なにか浄化作用のようなものがあるのか、作っても見ても瞑想しているような感覚になります。

そして、線の繋がり、図形の重なりはまるで人生そのものです。分かれ道があってもその先に道は続くし、複雑そうに絡み合っているように見えても意外とシンプルだし、なんらかの形になってなんとなく収まる、とヒンメリを作っているといつも感じます。

作家として作品に意図を込めますが、それをどう捉えるかは鑑賞者の自由です。

私自身は、観る側が作品から何を感じるのか、それは完全に鑑賞者に委ねます。作家の意図に囚われず、鑑賞者の自由な感覚で(作家とは違う視点で)作品の魅力を引き出してもらえたら嬉しいです。

なんだか言葉にすると大げさですが、肩肘はらずに自由にふわっと楽しんでください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?