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僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブ…

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僕は、会社員を30年間勤め2022月4月一念発起で起業しました。 「OSAROOM」ブランドを立ち上げ、誰もの身近にある「ロンT」を中心に頑張っています。 誰でも、どの年代でも気軽に着て頂けるものを今後ともお届けできるようにと日々奮闘中です。 このnoteは、僕の物語です。

マガジン

  • とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅠ』

    • 109,254本

    とらねこが運営する共同マガジン。グループ合計で参加者1,100名を超えました。フォロワ数2000名以上、120,000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加をお待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 35,415本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅡ』

    • 11,642本

    トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

最近の記事

  • 固定された記事

僕の名前は「おさる」です。

僕は、三人兄弟の一番下の末っ子です。 体も小さく、いつも二人のお兄ちゃんには適わなかった。 「ゴホッゴホッ」 いつも布団に入ると咳が出て、お母さんが心配そうに背中をさすってくれる。 「苦しいねぇ~」 「苦しい」 先生に「この子は喘息だね」と言われた。 お母さんは 「お兄ちゃんたちは何にもなかったのに・・・」 とても不安そうに言った。 おばあちゃんも心配してくれた。 だけど、僕に、たくさんの愛情を注いでくれて嬉しかったよ。 だから、咳なんか気にせず、元気

    • 僕は、まだ「ごまめ」だった

      僕は友達と5人でキャンプに行くことにした。 「どこ行く?」 「そうやなぁ~」 あれやこれやと行先や準備とかの話で盛り上がっていた。 「俺、テント持ってるし、ヒロとさとるで食材は頼むわぁ~」 「OK」 「寝袋とかどうするよ?」 「あぁ~毛布で良くない?」 「食器とかは?」 「みんなで買いに行くべ?」 「あ、俺、炭焼きするの持ってるし」 おぉーーーーー 歓声が上がった。 「あ、僕は?」 「あ、おさるはいいよ」 え・・・ 「何で?」 「結構、俺たち

      • 僕の成長と親の老い、そしてタローも

        父親が倒れた。 幸い大事には至らなかったけど・・・ どうやら心臓らしい。 父親は自営をしていたので、母がその分頑張っていた。 2番目の兄は、相変わらずレーサーの夢を追いかけていた。 しかし、長男は何か思い考えていたように見えていた。 僕は、その時ただ良かったと安心していたのかもしれない。 ふと、母親の白髪を見ると 「年いったんだなぁ~」 改めて自分が成長していたことを思った。 母が 「最近タローが食欲ないのよね」 僕は驚いた。 そういえば・・ フワ

        • それぞれの将来

          2番目の兄がレーサーになりたいと言い出した。 突然だった。 バイクが好きでいつも乗り回してたことは知っていたけど、そこまで考えてるとは知らなかった。 学校も行ってなかったらしい・・・ 母は呆れていた。 小さい頃は、いつも二人の兄に寄ってたかってプロレス技をかけられて泣かされていて、いつか仕返しをしてやるって心に誓っていたけど・・ いつの間にか接触もあまりなくなっていた。 そういえば、将来の事なんて語り合ったことなかったっけ? 1番上の兄は何を思ってるんだろう。

        • 固定された記事

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        記事

          僕は将来について考え始めた

          兄たち二人は大学に進学していた。 当然、僕もそのつもりでいた。 別に何か将来に役立つためとかなんて思っていない。 ただ、何となく行くのがベストだと考えていた。 ただ、何となく・・・ きっと、まだ社会人にとは思っていなかっただけなのかもしれない。 バイトも慣れてきた。 自分の自由なお金が手に入った。 家に入れるなんて考えたこともない。 ただ、自由に使っていた。 学校に行って、バイトに行って遊んで・・・ あんなに体が弱かった僕が今は自由にみんなと同じようにで

          僕は将来について考え始めた

          どこの親もうるさいのか?

          「あれ、今日はでかけないの?」 休みの日にごろついていると母親がすかさず言ってくる。 「何が?」 「何がって別に」 何か意味深だ・・・ 掃除機をかけながらチラチラこっちを見てくる。 「最近、電話ないねぇ~」 「何が?」 「あの子に決まってるでしょっ」 ほら来た。 「え、喧嘩した?」 無視。 「当たりか!!」 無視。 「暇だったらタローの散歩行ったら?」 無視。 「ねぇ~タロー散歩いきたいよねぇ~」 タローに何か耳打ちしてる。 しかも僕に見え

          どこの親もうるさいのか?

          経験って楽しいことばっかりじゃない

          どんな出来事も時間が経過すれば忘れていく・・・ 彼女との交換日記は、まだ僕の手元に置いたままだ。 あんなに返そうかと迷っていたのに・・・ 何度も読み返して今さら書けなかった思いを書いて渡そうかと悩んでいたけど、結局時間が経てば、もうそんな思いも消えていった。 「好きな人ができるまで待つ」 そう言ってくれた彼女は、あっさり彼氏を作ってしまって楽しそうだ。 そんなもんだな・・・ 僕は何を期待してたんだろう。 僕は好きではなくなったのに、相手はずっと好きでいて欲しい

          経験って楽しいことばっかりじゃない

          やっと僕も一人前

          とうとう僕も身長が160㎝を超えた!! 永遠に来ないと思っていたけど、やっと来た。 高校では名前の順で並ぶけど、それでも僕は前だった。 人の後頭部を見て並びたい。 いや、そんなことはもうどうでもいい。 高校に入ってバイトを始めて彼女のできた。 だけど、バイトでは仕事の苦労を知ったし、彼女のお蔭で他人の気持ちがいかに大事だったかを知った。 彼女とは別れてしまったけど友達でいれてる。 全てが思い通りになんかいかなかった。 傷ついたり傷つけられたりして少しずつ成長

          やっと僕も一人前

          後悔は後からやっってくることを僕は知った

          いつもの日常が戻ってきた。 彼女と別れて数日が経った。 彼女は僕に普通に「おはよう」と声をかけ笑っていた。 僕も今まで通り彼女に「おはよう」と言った。 昨日の彼女が言った通り 「今まで通り仲良く」 この言葉と彼女の行動にふと安堵をしていたのかもしれない。 バイトを終え自分の部屋に戻ると机にある交換日記に気が付いた 「僕の番で終わっていたのか・・・」 何気なく1ページをめくった。 おさるへ 今日から宜しくね 可愛いシールと可愛い文字だった。 ふと目に入

          後悔は後からやっってくることを僕は知った

          彼女の思いを痛感した

          彼女に別れを切り出したものの結局ちゃんとした答えは貰えなかった。 別れたのか別れてないのか? 学校に行くのが辛い。 てか、行きたくない。 何となく、僕が予想しているのは朝一に彼女の友達がやってきて、彼女が可哀そうだと並べ立て僕を責める。 でも、いいか・・・そんなこと分かってる。 僕が悪いできっと丸く収まるかもしれないと思っていた。 僕はオドオドしながら様子を見て教室に入った。 彼女を探した。 いない・・ 「おさる、おはよう」 後ろからポンと肩を叩いた。

          彼女の思いを痛感した

          僕は今まで別れは悲しいものだと思っていた

          僕は、今までおばあちゃん、コロ、ジローとの別れに泣いた。 別れが、こんなにも辛いことなのかと胸が締め付けられる思いで、もう二度とあんな思いは経験したくないとずっと思っていた。 だから、タローを飼う時に嬉しい反面、別れがくる恐怖を同時に考えて素直に喜べなかった。 そして今回、また別れを経験しょうと思っていた。 僕からだ。 僕は、初めて彼女と付き合える喜びに有頂天になっていた。 ドラマでみるような理想が現実になると思い込んでいたんだと思う。 毎日がバラ色になってハー

          僕は今まで別れは悲しいものだと思っていた

          僕は、決断をした

          いつもの交換日記 朝1番に彼女から必ず返ってきてた。 僕が遅れることがあっても彼女は遅れることなんか1度もなかった。 でも、今朝は返ってこなかった。 きっと忙しかったんだろう 僕はそんなに気にしてはなかった。 休憩時間、僕が友達とテレビの話で盛り上がっていた。 「おさる、昨日のあれ見たか?」 「見た見た」 「メチャクチャ笑ったよなぁ~」 「そうそう、あれ・・え?」 友達の顔が曇って僕に目で合図を送ってきた。 顔で後ろ、後ろと 僕は振り返るとクラスの女

          僕は、決断をした

          僕は自分に問いかけてみた

          「タロー行くぞ」 散歩に行こうと靴を履いて玄関を出た時に母親が 「おさるーー電話!!」 「え?誰?」 「玉城さんだってぇ~」 彼女だ。 「あ、後でかけるって言っといてぇ」 「わかった」 そのまま行こうとしたけど・・ちょ、 「ちょっと待って!!やっぱり出るわ」 「何よぉ~」 慌てて靴を放り出して駆け上がる僕に母は変な顔をしていた。 僕は咄嗟に今出ないとまた彼女の機嫌が悪くなると思ったからだ。 「もしもし」 彼女は他愛もないことを喋りだした。 もう1

          僕は自分に問いかけてみた

          僕には女心がわからない

          「おさる、交換日記持ってきた?」 彼女の朝1番の言葉だ。 「うん」 そういって、昨日張り切って書いた日記を差し出した。 しかし、嬉しそうな彼女の顔は一瞬で曇った。 「何これ?」 「何って・・・」 「全然、書いてないやん」 僕は黙った。 書いてないことはない!! 僕が腕を奮って描いた作品がある。 「上手い?」 「別に」 何故か不機嫌になった。 学校でも僕のとこには来なくて女子トークに弾んでいた。 「あ、一緒に帰る?」 「どっちでも」 まだ、怒っ

          僕には女心がわからない

          僕の初めての彼女

          「うん」 あっけなく僕の恋は実った。 あんなに悩んでいたのは何だったのだろうか・・・ 「何で?」 僕は咄嗟に出た言葉だった。 「何でって何で?」 確かにそうだ。 「いや、まさかと思って」 「そう、私も実は気になってたから」 そうなんだ・・・ だったら先に言ってよぉ~ 「あ、よろしくお願いします」 「はい」 その日は、ぎこちないながら一緒に帰った。 僕は考えていた。 この後は・・・デートか? 交換日記とか? さすがにこれは友達に報告して聞くか!

          僕の初めての彼女

          僕は告白をした

          ドキドキ はぁ~ 女子がやってる花占いでもやってみたい気分だ。 「好き、嫌い」って・・・ 好きな子に告白するなんて楽しくない。 結果だけ教えて欲しい。 早くストーリーが進んで夜までワープしてくれないかなぁ~ 自己肯定感も昨日までに爆上げしてきたつもりが・・・ 今は振られることばかり考えてしまっている。 人生がバラ色になるのか、それとも・・・ あぁ~振られたら明日からどうやって顔を合わせればいいのか? 怖い怖い怖い 僕は友達には相談もできずきいた。 「

          僕は告白をした