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名CM考 Ⅱ

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日本にはこんな名CMがあったよねという『名CM考』の第二弾マガジン
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名CM考 Ⅱ

かつて私は我が国の名CMを100ほどピックアップした記事を100記事作り、それをマガジンにした…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第一回  レナウン 1967年 「イエイエ」

で、1970~2011年のCMで『リゲイン』に匹敵するCMが見つからなかったので第1回作品のみ3…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第二回 スズキ 1982年「LOVE」

で、まずCMの紹介の前にこの"Love is my messege"というセリフはマイケルが大ヒットしたアル…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第三回 日産自動車 1989年「フェアレディ―Z」

まさに美しいCMだとは思いませんか。 「スポーツカーに乗ろうと思う」というたった一言。旋…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第四回 日本コカ・コーラ 1994年「コカ・コーラ」

『名CM考Ⅰ』では参考作品として載せただけで1987~1989年の"I feel coke"の方をご紹介した…

らんた
1年前
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改めて初めまして らんたと申します。

『名CM考Ⅰ』から読んでくださった方はお久しぶりになります。『名CM考Ⅱ』からお読みにな…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第五回 横浜ゴム 1983~1985年「ASPEC」

これは「短編映画」というものをCM化したものです。信じられます?短編映画ですよ? だから最後にバージョン1のCMの最後には制作陣のクレジットが出るでしょ? CMなのにですよ? ちなみにCMが流れる放送枠も決まっていてこのCM作品の場合は土曜のゴールデン洋画劇場専用のCMなんですって。 つまりね地上波と言えども「CMの途中で映画(特に洋画)の雰囲気を壊さないでください」と局側がスポンサー側に言って、スポンサーもそれに従ってブランド価値を上げたんですよ。だから間違っても「タイ

名CM考Ⅱ 第六回 1972年 カシオ計算機 「カシオミニ」

この商品が出るまで電卓って約数十万円するものなんですって(今の金額に換算すると約50万円)…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第七回 1988年 サンヨー食品 「ケンちゃんラーメン」

いかに志村けんが偉大なのかよく分かりますね。永遠の新発売で「伝説」を残したCMですしね。…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第八回 1990年 松下電器 「ブレンビー」

では逆に、製品の性能をうまく説明しているCMってどんなもんでしょう? 『名CM考Ⅰ』では…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第九回 1997~1998年 TDK 「MD」

もちろんMDの発明者はソニーです。MDの特徴はカセットテープと違って録音した曲に直接飛べ…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 余談 奇・名CM

奇作にして名CMというものがまれに登場します。間違っても「コスパ」、「コスパ」とか「DX…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第十回 1989年~1990年 サントリー 「鉄骨飲料」

で、実は「鉄骨号」というもっと異色なCMまであるんですよ。この有名な1989年バージョンだけ…

らんた
1年前
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名CM考Ⅱ 第十一回 1987年 コスモ証券 「頭がしわくちゃ」/「珍しいんじゃない、新しいんだ」

私はね、準大手証券会社の知名度を上げるにはこれは最高のCMだと思いますね。人はやっぱりどうしても4大証券の店舗に行ってしまうわけだよ。で、世はバブル。しかもコスモは大阪の企業つまり在阪企業だ。そういった企業が全国展開するにはどうすればいいだろう。企業名を覚えてもらうには……。そうだ。3時に取引が終わった時の証券情報の番組の後にこれを流せばいいんだ! 頭いいですよね。人はそれをマーケティングの勝者と言います。 1987年 「頭がしわくちゃ」 で、このCMの逸話として小学校