倉嶋 洋介

2級建築士/有限会社 倉島木工所 建具や家具を作っています。 インテリアや家具の設計し…

倉嶋 洋介

2級建築士/有限会社 倉島木工所 建具や家具を作っています。 インテリアや家具の設計しています。 自社製品を販売するオンラインショップ『KURAMOCO SHOP』運営 https://kuramocoshop.handcrafted.jp/

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    (有)倉島木工所の倉嶋洋介の自己紹介です。 オンラインショップKURAMOCO SHOP運営 二級建築士、家具設計、インテリア設計、たまにイラスト

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    建具を通じて見た日本の歴史、文化、建築から今に活きるアイデアをまとめた話

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    [ちょこ座]すぎちょこ

    「ちょこ座」すぎちょこ サイズ:W360xH360xD210(単位mm) 素材:西川材 スギ ※本商品は受注製作品です。 ご購入からお届けまでに製作期間を1ヶ月程いただいておりますので、 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
    15,700円
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    [ちょこ座]ひのちょこ

    「ちょこ座」ひのちょこ サイズ:W360xH360xD210(単位mm) 素材:西川材 ヒノキ ※本商品は受注製作品です。 ご購入からお届けまでに製作期間を1ヶ月程いただいておりますので、 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
    15,700円
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    [ちょこ座]すぎちょこ

    「ちょこ座」すぎちょこ サイズ:W360xH360xD210(単位mm) 素材:西川材 スギ ※本商品は受注製作品です。 ご購入からお届けまでに製作期間を1ヶ月程いただいておりますので、 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
    15,700円
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    [ちょこ座]ひのちょこ

    「ちょこ座」ひのちょこ サイズ:W360xH360xD210(単位mm) 素材:西川材 ヒノキ ※本商品は受注製作品です。 ご購入からお届けまでに製作期間を1ヶ月程いただいておりますので、 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
    15,700円
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    ちょこ座【色色】iroiro

    ちょこ座【色色】iroiro ちょこ座シリーズの色付きの商品です。 サイズ:W360xH360xD210(単位mm) 素材:スプルス材  色は4種類 ぴんく、あお、きいろ、はいいろ ウレタン塗装仕上げ ※本商品は受注製作品です。 ご購入からお届けまでに製作期間を1ヶ月程いただいておりますので、 予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
    15,180円
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モノを作る人として

こんにちは まずはじめに、 「モノを作る人として」という記事は、ボクの考えていることが織り込まれた内容だったので、ずっと固定記事としていました。 しかし、内容が当時綴ったものなので時間的な誤差が生じてきて、このまま放置してても支障がでると思いまして、、 改めて修正を加えさせていただきプロフィール的な固定記事にしました。 初めての方が立ち寄って、noteで綴っている事やボクの事が、ちょっとでも伝わったらいいな、と思っています。 ※今後も定期的に加筆・修正をしていくと思いま

    • 時節で変わる宿場の表情:中山道 奈良井宿

      こんにちは 日本の伝統的な地域や建築は、 季節や行事でまちの風景を変容させます。 今ではなかなか身近で見られないかもしれませんが、ずっと昔から習慣として続いている地域が現存しています。 ということで、 今回は時節で通りの表情が変化する地域の一つ、宿場町「奈良井宿」のお話をしていこうと思います。 少しだけ耳を傾けてもらえたら嬉しいです。 それでは |中山道 奈良井宿 まずは、中山道の宿場町「奈良井宿」についてザっと触れていきます。 奈良井宿は長野県塩尻市にあり、約

      • ちひろに会いにいこう:安曇野ちひろ美術館

        こんにちは 夏の休暇を利用して訪ねた内の一つ、長野県安曇野市。 北アルプスの麓には田園風景が広がり、湧水に恵まれ、その瑞々しい水を活用したわさび農園が特徴的な地域です。 安曇野に来てみると目に映る風景と程よい気温の吹く風、呼吸するだけで心地良さを感じます。 では、今回は安曇野にある建築を訪ねたお話を綴っていこうと思います。 日々の合間にのぞいてもらえたら嬉しいです。 |安曇野ちひろ美術館を訪ねて 訪ねた建築は、「安曇野ちひろ美術館」(北安曇郡松川村) 安曇野市街

        • 海風に包まれながら巡る真夏のアート:葛西臨海公園 「海とつながる。アートをめぐる。-Harmony with Nature-

          こんにちは 暑い日が続いてますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 ボクはと言えば体調崩してから約1ヶ月、ずいぶん回復してきました。 途切れ途切れになっているnoteも少しずつ綴っていこうと思います。 さて、それでは 本題に入っていきたいと思います。 現在、葛西臨海公園でアートインスタレーション「海とつながる。アートをめぐる。Harmony with Nature」というアートイベントが開催されています。 だいぶ体調も良くなって来たので、リハビリ的に見に行って来ま

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        モノを作る人として

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          雑談:夏の出来事

          こんにちは note更新にしばらく時間が空いてしまっていました。 note辞めた、というわけではなく、シンプルに体調不良、です。 7月に入ってから身体の違和感を感じていて、騙し騙し過ごしていました。 けれど、もう身体は限界だったのでしょう。 首痛、頭痛から始まり皮膚が荒れてきたところで病院に行った結果、帯状疱疹、との診断。 そこからはもう痛みと過ごす日々で、とてもnoteを綴ろうという状態ではありませんでした。 普段の仕事もセーブしたり休んだり、noteは毎週更新を心

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          巡った足跡を振り返ってみた:岐阜⇒富山

          こんにちは 岐阜県から富山県を巡った初夏の旅。 ダラダラと数ヶ月にわたって綴らせていただきました。 noteに挙げたのは順不同で、気が赴くままにお話させていただいたので整理も兼て、訪ねた順番通りにしたまとめnote的にしてみました。 岐阜県美濃市から始まり、富山市へ北上していくルート。 その途中、立ち寄った場所はその土地の風土、自然環境と共存しながら「まち」を形成してきた地域、ということが共通しているように感じます。 ということで、 これまで綴ったnoteを見ながら今

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          飛騨高山で伝統に触れる:日下部民藝館・吉島家住宅

          こんにちは 飛騨高山に行くと必ず訪ねる場所があります。 そこは伝統的な建築から工芸品を体験出来て、見学するという感覚よりか少しの間そこに居座っていたくなる、そんな空間体験が味わえます。 ということで今回は、 飛騨高山にある伝統的な建築のお話をしていこうと思います。 日々の合間にのぞいてもらえたら嬉しいです。 それではさっそく ❚伝統的な2つの建築飛騨高山に必ず訪れるのは櫻山八幡宮に程近くにある「日下部民藝館」と「吉島家住宅」という2つの建築物。 そこは伝統的建造物

          飛騨高山で伝統に触れる:日下部民藝館・吉島家住宅

          雑談:これ読んで神社建築に行ってみよう

          こんにちは ボクの学生時代の恩師 最勝寺靖彦氏が手掛けた本のお話をしていこうと思います。 雑談的に綴ってまいりますので、お時間のある時にのぞいてもらえたら嬉しいです。 |余談ですが ということで、始めていきますね。 最勝寺先生(学生時代の名残りで今でも先生と呼んでいるので呼称はこれでいきます)は建築史家という肩書きで、主にまちづくりや伝統的な民家の研究をされている方。 今回、2024年5月に出版された本は最勝寺靖彦名義ではなくスタジオワークという執筆チームになって

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          民家の「あかり」に惹かれて:飛驒民俗村 飛驒の里

          こんにちは 飛騨高山の古い町並のお話をさせていただきましたが、今回は飛騨地方の伝統的な民家が移築された民家園を訪ねたお話になります。 訪ねてみると、日本人より海外からのお客さんの多さに驚きました。 民家を見学していてもその方たちとボク(日本人)という構図がほぼ。 海外の方は日本的なものを求めているんだなぁと感じつつ、それはそれで面白い体験でした。 ということで、本題に入っていきます。 お手すきの際にのぞいてもらえたら嬉しいです。 |飛驒民俗村 飛驒の里 では、ま

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          今も昔もボクたちは「木」でつくる:感覚する構造ー法隆寺から宇宙までー

          こんにちは 現在、東京にあるWHAT MUSEUM(寺田倉庫)で開催されている建築構造の展覧会。 前期後期と分かれていて、後期展が始まっています。 今回は、感覚する構造の後期展を鑑賞した話をしていこうと思います。 お時間のある時にのぞいてもらえたら嬉しいです。 |後期展「感覚する構造」 ではまずは、 どのような展覧会なのかを知っていこうと思います。 感覚する構造展は昨年(前期展)に同タイトルで開催された展覧会の後期展。 前期展から大きく模様替えをし、1フロアのみ

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          古き面影がつくり出す「まちの情景」:飛騨高山 古い町並

          こんにちは 岐阜から富山ルートの建築探訪、 今回は飛騨高山を巡ったお話をしていこうと思います。 何度か訪れたことのある街、でもその歴史や文化的なことはそこまで詳しくは知りませんでした。 その辺りに触れながら飛騨高山という地域を改めて知れるお話になればと思います。 それでは、ちょっとだけお付き合いいただけますと嬉しいです。 |飛騨高山を知る では、まず飛騨高山はどんな地域なのかを見ていこうと思います。 飛騨高山というのは岐阜県高山市のことを指しています。 飛騨地方の

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          木は「これまで」と「これから」を受け継いでいく:木について話そう#03

          こんにちは 今回は「木について話そう」シリーズのお話にしようと思います。 木材は、加工が出来る素材なので汚れたり、傷ついたりしてもサンドペーパーなどを使えば一般の方でも補修が可能ですよね。 そう考えた時に、 木って再生可能な素材なんだなぁと気づきます。 ということで、お話に入っていきます。 日々に生まれた隙間にのぞいてもらえたら嬉しいです。 ▼日頃の中で 日頃の業務の中で、 部分改修(リフォーム)工事やメンテナンス工事などがあります。 その場合、まず現地を確認

          木は「これまで」と「これから」を受け継いでいく:木について話そう#03

          文学から富山に触れる場所:高志の国 文学館

          こんにちは GWに岐阜から富山のルートで回った建築探訪。 伝統的な地域のお話が続いたので、 今回は巡ったうちの一つ、現代建築を訪ねたお話をしていこうと思います。 訪ねた先は富山県富山市にある「高志の国文学館」という公共施設。 そこは存在感が際立つ建築とはまた違った、周囲の環境に溶け込んでいるような建築でした。 それでは、 少しの時間、お付き合いいただけると嬉しいです。 |高志の国文学館とは 富山市街地の中心にある「高志の国文学館」 実際に訪れてみると大通りから中

          文学から富山に触れる場所:高志の国 文学館

          うだつと和紙のまちを歩く:美濃 うだつの上がる町並み

          こんにちは ちょっとお尋ねしますが、 「うだつが上がらない」という言葉 どこかで聞いたことありませんか? ボクもなんとなく聞いたことはあるのですが、その意味まではわからないなぁ、です。 で、その意味をたどっていくと「出世できない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」といった慣用句とされています。 余談はここまでとして、、 今回はそんな「うだつ」にまつわる地域、 岐阜県美濃市を訪ねたお話をしていこうと思います。 日々の隙間にのぞいてもらえたら嬉しいです。

          うだつと和紙のまちを歩く:美濃 うだつの上がる町並み

          水の音に包まれた「まち」:郡上八幡

          こんにちは GWが終えて数日が経ちました。 皆さんはどのような連休を過ごしたのでしょうか? ボクは連休を利用して、 岐阜県~富山県のルートで各々の地域にある古い町並みや建築に触れてきました。 そこで今回はその内の一つ、岐阜県郡上市を訪ねたお話をしていこうと思います。 日々の隙間にのぞいてもらえたら嬉しいです。 |郡上八幡と水 今回訪ねたのは郡上市の郡上八幡エリア。 2年ほど前に初めて行き、また訪れてみたい場所のひとつでした。 ではまず、 郡上八幡ってどんなとこ

          水の音に包まれた「まち」:郡上八幡

          農村の民家を味わってみよう:難波田城公園

          こんにちは 突然ですが、 「農村の家」というと皆さんはどのようなイメージが浮かぶでしょうか? たぶん、 外観は茅葺屋根で、中に入ると土間や囲炉裏があって、畳や板敷の部屋になっていて、というようにいわゆる、古民家、と言われる家が連想されるのではないではないかと思います。 まさに、ボクたちが思い浮かべるような日本的な農村民家が移築されている場所があります。 そこで今回は、 そんな日本的な古民家を訪ねたお話をしていこうと思います。 日々の合間にのぞいてもらえたら嬉しいです

          農村の民家を味わってみよう:難波田城公園