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【抜粋】月額購読マガジン『滅私公論』~未来を考える道しるべ~

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月額購読マガジン『滅私公論』の限定記事を基軸として、我が国の未来を考えるにあたり、特に重要となる記事をまとめていきます。
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【決定版】岸田首相の正体|政治初心者へ贈る岸田政権の教科書(2024/05 GW外遊追記)

前書き岸田政権が誕生してから約2年。 発足当初は見えづらかった "岸田政権の政治" がよく見えるようになってきた。 岸田首相はこれまで、左右から叩かれ続けてきた。 あることないこと書き連ね安倍政権を攻撃してきたリベラル・左翼と呼ばれる勢力はもちろん、安倍政権時は左翼のウソを暴く立場にあったはずの保守・右翼までもが、岸田政権、岸田首相を叩いてきた。 政治団体「日本保守党」の百田尚樹代表を筆頭とし、右派論壇は、「岸田は媚中・親中だ」との論調を展開し、保守・右翼が岸田首相を

保守として論じる少子化の解決

我が国の少子高齢化は、もはや世界の最先端を走っている。 子どもは生まれない。 よって生産年齢人口は減少を続け、医療の発達により高齢者の数は増える一方である。 総務省が2023/09/17に公開した資料では、我が国の高齢化率(総人口に占める高齢者人口の割合)が29.1%で過去最高となり、この数値は右肩上がりとなっている。 この「高齢化率29.1%」は世界で最も大きい値であり、我が国は世界で最も少子高齢化が進んだ『超高齢社会』となっているのだ( 7%~「高齢化社会」、14

我が国の核武装論(基礎情報集)

はじめに申し上げれば、私は核武装論者である。 我が国は中露北という核保有国に囲まれ、うち2国と領土問題を抱え、うち1国には国民を拉致されて数十年。 世界的に見ても、我が国は「核の脅威に晒されている国」としてトップクラスと言えるだろう。 そして、我が国を「核の傘」に収めるアメリカは、ソ連(ロシア)のみと相互確証破壊を成立させればよい時代を過ぎ、中露の核と向き合わねばならない時代に突入している。 現時点で「アメリカの核の傘は機能を失っている」とまでは言わないものの、確実に