くま

アイコン画像はknkn先生(@r_r_130112 )に描いていただきました😌 ごめん…

くま

アイコン画像はknkn先生(@r_r_130112 )に描いていただきました😌 ごめんなさい、可愛いサインが見切れています🙇‍♂️ 記事は不定期にあげます。 Twitterでのまとめ記事がほとんどです。

最近の記事

致死率100%の狂犬病(その1)

*無料の記事にしていますがサポートしていただければどこか狂犬病関連で頑張っているところに寄付しますのでよろしくお願いいたします🐶 2022年4月18日のネットニュースでTwitterの界隈が震撼しました。 内容は「農林水産省がウクライナから来日した避難民が連れてきた犬に対し、狂犬病予防法に基づく防疫体制を一部見直し、特例措置を適用すると発表した。予防状態を確認後に条件付きで動物検疫所での係留措置を短縮する。」というものでした。 さて、何が問題であったのか。 本来はこの係

    • エキノコックス報道について②

      報道後にTwitterのTL上で大きな波紋を呼び、少しエキセントリックな内容まで見られるようになりました。140文字と言う制約に中で書くと、どうしても事実の羅列で強い口調になりがちです反省しています。本来ならエキノコックスについて詳細に書いた後に対策を書くところですが、先に対策を書いて、時間があればその行間を埋めたいと思います。 上の図(福井新聞記事より抜粋)はエキノコックスの生活環、感染経路についてです。ここで大事なことは犬やキツネは終宿主で症状はほとんどないのに、人では

      • エキノコックス報道について①

        2021年10月12日の夕方に福井新聞からセンセーショナルな報道がなされました。 「愛知県の知多半島で捕獲された野犬で、寄生虫の「エキノコックス」の感染確認が相次ぎ、国立感染症研究所が「半島内で定着した」との見解を示した。」と言うことです。一見すると寄生虫が広まっただけと言う認識ですが、「エキノコックス」の危険性を知っている身としては恐怖を覚えます。 エキノコックスって何?そもそもエキノコックスって何ってことからはお話します。エキノコックスは条虫と呼ばれる寄生虫です。この

        • コロナワクチンにおける職域接種開催に至るまでの流れ③(2021年6月29日)

          職域接種はかなりの無理ゲーと感じながらも、なんとか開始することができました。実際には前回書かせてもらった通り、21日接種開始予定が、18日に冷凍庫が届き、21日にワクチンが届いたため、2日遅れの23日からの接種となっています。実際の職域接種の状況について今回は書いておきます。 職域接種の会場設営会場設営は図面上での打ち合わせ→前日の設営→当日確認となりました。 ・最初に感じたのは思ったよりも経過観察の待機場所が少ない ということです。 企業側はおそらく健康診断のイメージ

        致死率100%の狂犬病(その1)

        • エキノコックス報道について②

        • エキノコックス報道について①

        • コロナワクチンにおける職域接種開催に至るまでの流れ③(2021年6月29日)

          コロナワクチンにおける職域接種開催に至るまでの流れ②(2021年6月21日)

          なかなかの無理ゲー感をなんとかクリアして、私の担当産業医先でも今週(6月第4週)からの職域接種が開催できそうです。 ここまでに何度も大声で叫びそうになりました。 これまでの経緯2021年6月1日に嘱託産業医先から職域接種をして欲しいとの依頼があり、いろいろな流れで受けることとなりました。当初は最速の21日に接種開始で取り組んでいたのですが、諸々の事情で2日遅れることとなりました。その辺りも今回触れておきます。 直前のドタバタ前回記事の後に、全国で1,500弱の企業が職域接

          コロナワクチンにおける職域接種開催に至るまでの流れ②(2021年6月21日)

          コロナワクチンにおける職域接種開催に至るまでの流れ①(2021年6月10日)

          コロナワクチンが世に出て、日本でも接種可能になった時点で職域接種や学校での集団接種ができるだろうと考えていました。しかし、まさかこんなに無理ゲーで準備が大変だとは夢にも思っていませんでした😅 嘱託産業医の先生方は首がもげるんじゃないかってくらい首を縦に振って同意いただけると思います。まだ接種開始には至っていませんが、嘱託産業医が職域接種をするのにこれは大変だった、ここはこうやったらなんとかなる、それは無理っしょってことを書き連ねていきたいと思います。 職域接種とはそもそも職

          コロナワクチンにおける職域接種開催に至るまでの流れ①(2021年6月10日)

          コロナワクチン「コミナティ」接種1回目報告

          2019年に発生したCovid-19感染症(新型コロナウイルス感染症)は2020年1月に本邦で初めて感染者が確認されました。確固たる治療法もないまま1年が過ぎました。12月にアメリカでファイザー社のmRNAワクチンが承認され、その後に諸外国での承認がなされ、また、他社のワクチンの承認も受け、世界でのコロナへの対応が大きく様変わりしてきました。 そんな中、日本では2021年2月14日よりファイザー社のmRNAワクチン「コミナティ筋注(一般名 コロナウイルス修飾ウリジンRNAワ

          コロナワクチン「コミナティ」接種1回目報告