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広告振り返り:ルーキー級~2024年1月~


・ドラゴンエア:サイレンスゴッズ

 いつ広告を見てもちゃんとゲーム画面を見せているらしい映像が多いのはドラゴンエアの良い所だと言えるでしょう。
 いちいち出てくる敵もカッコいいし、これで文句がある人もそういないと思われます。

 同じようなキャラ紹介だが、こういうマーフォークや機械マシマシのドワーフ、オーク、ドラゴニュートかヴィーアシーノみたいなドラゴン人間がちゃんと登場するのは中々カッコよくて良いですね。
 今時はファンタジーでも何でも美少女化し過ぎな気がするので、こういういかにもアメリカファンタジーというのは見ていて気持ちが良いもんです。いつもいつも同じ味付けじゃ飽きちゃうよ!

・終末先鋒隊

 真面目にゲーム内容を紹介しているらしい内容。と言っても紹介しているのはVampire Survivorsのパクリなんだけど。
 その上ダダサバイバーのプレイ広告に比べると紹介している内容もかなり薄っぺらい。別に内容が濃けりゃ良いってもんでもないが、こんな表面をなぞったような広告は今時許されませんよ。

 こちらもゲーム紹介。退屈になったらやってみろ、というのはこの類のゲームでは積極的に使って良いコピーでしょう。
 芝生を刈るのと同じくらい簡単、という文句に関してはやや気になるかも。芝刈りって結構大変というか、ちゃんとやろうとすると面倒な印象があるのですが……

 千春というキャラを紹介する映像。
 画面左下でゆっくり千春が喋っている点に注目。ちゃんと広告を見ていないと見逃しちゃうくらいの細かい内容です。

 ヨーヨーを用いて戦うキャラのご紹介。
 ヨーヨー使いだから悠悠というタイトルにしたとしたらちょっとおしゃれじゃないの。

 新キャラ紹介もあるけど、テンプレから大きく外しているような事は無い。
 本当にテンプレがしっかりしているので、ずっとこのタイプの広告をやり続ける気なんだろうなとは思います。

 演出がちょっとおしゃれなパターン。
 それ以外の表現はいつも通りです。

@Doomsday Vanguard

【無料ガチャの10連チャンス】 終末先鋒隊

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@Doomsday Vanguard

終末先鋒隊 スリル満点のJRPGサバイバルゲーム!

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 キャラ紹介広告。まったく同じ広告を1月1日、1月14日の2回投稿していました。
 Live2Dみたいなイラストの動きを紹介する広告はよくあるもんであるが、終末先鋒隊ほどせわしなく上下に動くのはそんなに良いもんか?

@Doomsday Vanguard

終末先鋒隊 スリル満点のJRPGサバイバルゲーム!

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 Tiktokの方が新しいキャラを色々紹介している辺り、力を入れているのはTiktokの方なのかもしれない。
 メインメンバー以外にも人気キャラを作りたい、という意思を感じますね。

 ナレーション入りのゲーム紹介。
 roguelikeをラガルライクと読んでいるのが印象に残る。

・アベンチュラテイルズ

@アベンチュラテイルズ

森の世界で自由気ままに探索!事前予約開始になりましたよ!

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 MMO特有の農業、採集を行って「フライパンです」を手に入れる。こんな初歩的なミスをやっている辺りやっぱりイメージ映像なんじゃ……
 こういうのは楽しいんだろうけど、実際にこういうのが行われているのはあまり見た事が無い。ちゃんとFF14みたいな大型タイトルをやらないと出来ないんだろうな。

・鳴潮

 あのパニグレをリリースしたKURO GAMESの最新作、鳴潮が広告に初登場。東京ゲームショウやインターネットでは既に話題になってたけど、まだまだベータテスト中です。
 多分変なゲームじゃないと思うんだけど、iphoneやPS5をプレゼントしますと書いてあるだけでちょっと眉をひそめちゃうよね。ここまでやっておいてまさか放置MMOじゃねえだろうな。毎回疑ってます。

・刀剣異事録

@刀剑異事録

好評配信中 | 東方異世界転生RPG超大作

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 12月に続いて登場した刀剣異事録は相変わらずAIイラストをAIで動かしている広告を出していた。
 このヌルーッと衣服の装飾を動かす演出って何が良いん? と思うんだけど、まあ良いと思って出しているんだから衣服の装飾を動かすのも理由があるんだろうなあと思います。何も考えてなかったらそれはもう知らん。

@刀剑異事録

好評配信中 | 東方異世界転生RPG超大作

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 こっちの広告はアクション要素に入る前に墨絵のような演出から入るので、中々オシャレである。
 わざわざ生成AIに頼らなくてもカッコいい所が出来るじゃん! と思うんですよね。もちろん生成AIを使ってオシャレな演出をやっている例はあるが、服の柄を動かすためにAI使うのはなんか違う気がするよ。

・Township

 Idle Lumber:Empireっぽいんだけど、全然違うゲームの広告。タイトルがシンプル過ぎないか?
 内容は水で運んでいた木材がトウモロコシになっただけです。

 こうして見ているとTownshipの方が生産ラインに勢いがあるように感じる。
 ランバーエンパイアも遅いって訳では無いし、townshipが特別早いとも言えるかも。

 鶏が卵を産みまくってしょうがないので、それらを捌けるラインを作ろうみたいな広告。
 こういうのって動物愛護団体に怒られないのかな。さすがに4匹でこんなに生みまくるのはフィクションだろうって分かる感じ?

 トウモロコシを全力で運搬するゲームから卵を運搬するゲームの広告に繋がっている。
 こういう広告って運搬しかやってなくない? 生産ラインを効率化する事に快感を感じるタイプの人に訴求したいのだとは思うが……

 野外に放置された卵とトウモロコシの群れを一気に捌いていく。中々見ていて気持ちが良い広告じゃないの。
 こんなに生卵を野ざらしにして良いのか? そもそもこんな卵を産むには何匹鶏が必要なのか? その辺の事を考えると夜も眠れません。

・恋と深空

 キャラクターを紹介するような広告。お好きなイケメンといちゃいちゃと楽しもうって感じですね。
 1個目の動画と3個目の動画の出だしが一緒だが、内容は異なる。さすがにここで内容が一緒という小ポカはやっていません。

 衣装変更とちょっとしたバトル要素をご紹介。
 実際恋と深空はちゃんとバトル要素がゲームに絡んでくるので、恋愛要素と同じくらいバトルシーンも出して良いんですよね。広告に登場しないバトル要素のおかげで話題になったゲーム、という側面はあるんですけども。

 突然男性のケツを触る所から始まる広告。セクハラよ!
 まあ男性向けゲームでも女性の胸をタップしたりするし、ここは喧嘩両成敗って奴ですね。もうみんな裸で街中に飛び出して、揃ってケツを触るなりオッパイを触るなりしろよ。
 ちなみにこれ、ちょっとだけやったけどゲーム本編でもイケメンの腹筋をタップする要素がありますよ。あながちウソの広告ではありません。

 いきなり男の上裸から始めるし、男にご主人様って言わせる。そりゃ女性だってイケメンにご主人様って言わせたいよなあ!
 将来的にクローン技術が合法化したら男も女もクローニングされた美男美女を揃えて自分の周りに揃えるのが趣味になるに違いない。

 男にウサ耳ウェイトレスをやらせるし、最後は女性にもウサ耳を付けてくる。こうやってイチャイチャして楽しいか! 楽しいだろうな!
 男性向けゲームだとこうしてイチャイチャイチャイチャやり続けるような事ってあんま無いような気がする。もっと直球でスケベしに行くよね。

 ガチャ画面の紹介。割とゲーム通りだけど、こんな☆5が3人も出てこなかったぞ!
 ちなみに現状恋と深空はこの三人しかキャラがいない。3Dモデルをつくるのも金がかかるでしょうし、むしろ3人もいるんだって解釈も出来るかもしれない。広告に近いゲームを作るには金がかかる。

 最初から最後まで男とイチャイチャしてんな。
 思えば男向けのゲームもこれくらい延々イチャイチャするようなゲームがあっても良いと思うし、3DCGでの美女という所はデッドオアアライブのバレーくらいしか開拓してないような気がするんですよね。
 女性向けの方が実写調が求められている、という所もあるんだろうなあ。

 キャラクターを掘り下げるような質問と、それに対する答えを見せてくれる。
 一番目立つ最初だけ動画で、それ以降は画像のみというカルーセル広告にしているのはちょっと賢いかもしれない。

・三国合戦ラッシュ

 三国合戦ラッシュは曹操や孫尚香など、魏にまつわる人物を紹介し始めたのが特徴。最後に出てきた人物は司馬懿かと思ったら諸葛亮だったんだけど、まあそこは良いでしょう。
 てっきり三国合戦ラッシュは最初だけ広告をして最初の1ヶ月でフェードアウトしていくタイプのゲームだと思っていたので、こうして魏の人々を紹介し始めたのはなかなか意外でした。

 こっちは徐晃、郭嘉、夏侯惇と魏を代表するメインメンバーをご紹介。
 最後に出てくるのは相変わらず関羽だけど、まあそこは使い回しだからしょうがない。

 各ジョブごとのTier表を紹介。
 放置ゲームにおけるTier表は大概各ジョブごとか所属ごとである場合があるので、中々攻略サイトの実情を反映した広告である。とはいえTier表にしてはキャラが少なすぎるような気がするし、甘寧はタンクにも戦士にもいて、そういう兼役ランクインが他にも鄧艾や別バージョン関羽、劉備などで見受けられるのはどうなんでしょうか。あんまりキャラが少ないように見えるTier表広告も逆効果に見えるのだが。

 変な茶番から始まる呂布VS董卓の広告。
 結局もらえる報酬が関羽なのは、やっぱり本土では呂布だの董卓だのよりも関羽の方がありがたいもんなんだろうなあ。

 水上の戦いを紹介するような広告。三国志で水軍と言えば呉が思い浮かぶことと思うが、船の上に乗って出てくる敵はやっぱり呂布っぽい。
 呉ってどうしても地味になりがちだから、とりあえず呂布を敵にしてやろうという所なんですかね。実際有名どころの太史慈や孫権一家、水賊イメージから周泰を出したとしても、「あっ、周泰だ!」って言える人は中々いないでしょうし、しょうがないのかな。

 タワーディフェンス要素を紹介している広告。
 一見真実っぽく見えるが、実際のゲーム画面とは異なるのでウソの広告になる。ちょっと凝った偽装をしてよぉ~

・ラストウォー:サバイバル

 トップウォーのパクリことラストウォーだが、演出に関してはちょっとオリジナリティがある。弾を撃てば撃つほど火球が減速するというアイデアは、昔の弾幕シューみたいで面白いですね。昔の弾幕シューなら弾を消したところから撃ち返し弾とかが来そう。
 まあこれは遊べないんですけど……

 敵をリアル等身にして、Age of Originsみたいな切迫感を出した広告。
 トップウォー系列の小さなキャラが8等身のゾンビと戦っているのは中々シュールですね。地味にまともにアイテムも取っていないし、これじゃあ勝ち目はありません。

 巨大ゾンビボールの演出を見るに、ラストウォーはゾンビ題材のゲームと言う事もあってトップウォーではなくAge of Originsなどのゾンビゲーム側をリスペクトし始めているようだ。
 トップウォー本編からパクれそうな所は概ねパクったし、次はAge of Origins側からしゃぶろうという考え方に見える。

 紹介から始まる広告。
 その後の映像は露骨にトップウォーをパクっているように見えるが、少しずつ表現が違うので改めて作ったのだと思われる。

・スタスト~星の島の物語~

 スタストでカワイイ魚を集めよう。
 箱庭系ゲームの広告だし、実際これくらいが普通なんだよな。ガチャ数自慢とか戦力自慢とかに慣れ過ぎてこういう普通の広告に違和感を覚え始めている。

・ぽちゃガチョ!

 Xでやたら見かけた画像広告がぽちゃガチョ。太ったガチョウ達が可愛らしい、という事で少し話題になりました。
 当然1月のタイミングではまだ予約段階なので、可愛いイラストしか出てきていません。

 ぽちゃガチョで話題になったのはこのキャラを並べた広告。これが可愛らしいって所で結構な拡散をされていましたね。
 しかしこういう広告、2023年の下町ドリームでも似たようなもので同じようにバズっていたんだからそういう羅列のやり口が確立しつつあるんじゃないかなあと思います。3つ同じ投稿をやって全部話題になってるんだからガチです。
 人間はコレクションが大好きだから、一定の規則に従って同じジャンルの物が並んでいる様は本能的に拡散したくなるのはあるでしょう。これは今後コレクション広告と呼称していきます。
 ちなみにこのぽちゃガチョ、デベロッパーはあの最強でんでんを送り出したQCPlayです。なるほどね……

 もちろん単に並べるだけでも効果があるようだが、名前が入っているモデルの方が話題になっている傾向がある。
 コレクションをするなら名前も付けろ。これは覚えておくべきでしょう。

 もはや料理を羅列するパターンでも話題になっているのはちょっと興味深い。
 ガチョウ要素はオマケだった……?

 事前登録予告。
 基本的にぽちゃガチョの広告は文字を削ろうと言う意思が見えるので、ここまで文字があるだけでも珍しく見えてしまいます。

 また、単純にデカく顔を出している広告も高評価だったようだ。スマホをいじっている物に関してはあるあるネタも絡めている。
 単純にこのぽちゃガチョたちのデザインが優れていた、というのはあるでしょうね。優れたカワイイデザインはデカく表示しろ。文字を入れるな。

 キャラ紹介でも文字があったりしてちょっとごちゃごちゃ感があるとすぐに話題の減衰ぶりが目立ってくるもんね。
 情報を適切な量に絞れって話!

 似たようなレイアウトでもカルーセル広告だと全然ダメだったりする場合もある。
 いちいちスワイプさせなくちゃいけないし、結局1画面には1枚だけだしでイマイチなのかな。

 かわいいイラスト×3。
 こういう結果を見ていると、カルーセル広告をやるなら意味を詰めた方が良いような気がします。

 キャラを並べたがちょっとオシャレなレイアウト。
 これはこれで話題になるポテンシャルはありそうだが、ちょっとイマイチだったのは運のせいか、それともレイアウトがオシャレすぎたのか。

 テーマに合致していないネコの広告もあったが、これもやはりうまく行っていない。
 やはりテーマの方が大事!

 料理ゲーム風広告。
 ゲームを出す前であれば何を出しても中身が分からないからどんなウソでもイケる、という所をちゃんと突いている。突かないでください。

 箱庭を作っていくような広告。
 こういう要素って絶対に一定需要があるから良いよね。実際やりたい人も多そうだし。

 ぽちゃガチョは太ったガチョウをジムに通わせて痩せさせよう、みたいなところがメインのゲームらしい。ガチョウを気安くフォアグラにすんなよって話。
 テーマとしては中々良い着眼点じゃないでしょうか。

 そんなガチョウのトレーニング要素を紹介しているのがこれ。
 割と本当に可愛らしいもんなんですよね。実はダウンロードしちゃったしなこれ。なんか特殊な要素があれば書くかも。

 同じく箱庭風の演出。
 ちょっとしたオシャレ感も他のぽちゃガチョの広告とは一味違うアクセントを加えてくれている。

 施設の紹介広告。
 ジムではなく冷蔵庫だと思うのですが……

 ジムのアップグレードを紹介する広告。
 むしろこれはゲーム内容をしっかり紹介してるんじゃないか?

 ガチョウ同士の恋愛を紹介するような広告。
 こんな要素があるかは知らんけど、箱庭でこういうのが起こったら面白そうだな……とは思います。

 画像広告がメインのぽちゃガチョで珍しく動画をやっているのがこれ。
 見た感じ普通のパズルゲームです。変な失敗もしないし、本当に普通の広告じゃん。

 パズル要素の紹介。
 これは比較的本編っぽい。

 もっと真面目に紹介しているのがこれらの広告。
 これもまた色々パターンを出してみて、どれが上手くいくのかを試している感じがありますね。

 一番伸びてるのはこれっぽい。
 太っちゃったからダイエットしなきゃ! というストーリーを端的に伝えつつ、ゲーム内のイベントCGなんかも出している辺りも賢い。よくまとまった広告ですね。

 ガチョウがかわいいだけの広告。
 こうして見ると動画広告ってだけであんまり見なくて良いや、って思ってる人も少なくなかったりしますか?

 体操の鞍馬をやっているぽちゃガチョ。
 こんな事が出来るなら大して太っていないか、見た目太っているだけで実は全部筋肉なのでは?

 これくらいユルイ運動であれば、割と説得力があるんじゃないかなあ。
 動きも可愛らしいし、ぽちゃガチョはキーホルダーで欲しいよね。

 ジムの構成を工夫する広告。
 本当はここまでオシャレじゃないんだろうなあ、と思うけど、別にここまでオシャレにされても逆にやりづらそうだし真実じゃなくても良いのかも。

 こちらもキャラを紹介するやつ。
 最初にチューチュートレインをやろうとして出来てない辺りがかわいげあるポイントです。

 サクラ特集の広告。
 全体的に動画広告で見ても可愛いですねって感想しか出てこないんだよなあ。

 ガチョウコンテスト、ガチョウ運動会という形でガチョウをご紹介。
 ガチョウ運動会の方は流川楓みたいなガチョウも最初に出している辺り本当に向こうの人はスラムダンクが好きなんだなあと思います。

 自販機に頭を突っ込んだガチョウを助けよう。
 パズル要素を仕込みながら失敗もせずコミカルに仕上げているのは中々技ありだと思うんだけど、案外拡散はされていない。別に上手ければ良いってもんでも無いんだよなあ。

 スキン紹介と称してキャラを紹介。
 可愛いキャラを紹介出来れば何でもいいな。

 ぽちゃガチョの一日のご紹介。
 俺もこれになりたいよ。

 一緒に運動して楽しもう、という広告。
 こういう腹筋ローラーを買った事があるけど、見た目の百倍くらいしんどいんだよね。これが出来る時点でぽちゃガチョはお相撲さん系である可能性が高い。

・ソウルストライク

 新作放置系RPGらしいが、やっている事はヴァンサバっぽい。
 なんかとりあえずヴァンサバ風の映像を出しておけばやってくれるだろう、という風潮はなおも健在なんですね。このまま2024年もヴァンサバライクな広告が多数登場していくのだろうか。

 キャラ紹介を主軸にした広告。
 キャラメイクし放題放置RPGというのは中々魅力的な文句に見えるが、結局何をするか分かりづらい印象を受けたのは自分だけでしょうか。ヴァンサバみたいなのが出来るって事で良いの?

 面倒な事もストレスも無い事を紹介。
 わざわざ面倒でストレスも多いですと広告する奴はいないのだが、とりあえず広告しようというのならこれでも全然良いと思います。

 ゲームジャンル、タイトル、キャライラスト、全部の入った画像。
 基本に忠実で良い広告です。

 一日だけやってみて! という訴求。
 放置ゲームあるあるみたいな内容を突然やってくるじゃん……

 何でかボクシングの映像から始まったかと思ったら、強くなる方法は放置するだけで良いぜ、という所をアピールしたかったかららしい。
 犬がぐだっと倒れてるシーンが対比になるのはまあ良いでしょう。ここで人間がグダグダしてるシーンだったら見てられないからね。

・マジックカード

 2023年の年始でも散々見た犬を助けるゲームが再ブームに。こんな広告だからどうせまたX-ヒーローだろうな……と思っていたら、こいつはマジックカードという全然違うゲーム。12月もいたけど、まともなタイトルコールが無いので動画を確認した段階でマジックカードかX-ヒーローかを判別しなければなりません。
 これが識別出来たら広告玄人を名乗って良いと思います。正直これがマジックカードかどうかもちょっと不安になりつつあるし。

 第一ステージをクリアできるだけで人間の極みで、第二ステージは誰もクリアしていないらしい。これで「まっさか~」と思わせてダウンロードさせるのがメインのやり口なので、気になってもやらない方が賢いです。
 そもそも第一ステージはあつらえ向きにフチが作ってあるんだからもっと誰でもできそうなもんであるが、それだけで人間の極みならありがたい話だね。

 背景の音楽が明らかに日本語なのだが、歌自体の聞き覚えが無いせいで困っている。多分どこかからパクっていると思うのだが……
 あとこれだけ途中にデカい穴があるのだから、上手いこと線を引けば絶対に守り切れると思うんですけどどうでしょう。何でこの穴を埋めるように線を引かない? それでダウンロードしろって話?

 ちなみに「2問目」ではなく「2級」と表現している広告もある。
 日本語の場合、級位は数が少ない方が上等だと思うのが普通なのを知らないのだろうか。そこまで知っていてツッコミ待ちをしている場合もあるので、一概にダメとは言えないが……

 第二レベルに入った途端に難しさレベルがスパイクしてもうびっくり! 聞いた事の無い日本語だぁ……
 多分「スパイクして」は「急上昇して」みたいな意味だと思うんだけども、そういう意味は検索しても出てこない。

 ナレーションは一緒でパズルの形が異なる。
 パズルの造形はミケランジェロのアダムの創造をパクっている物と思われるが、広告でそんな名画を出されても大抵はぼんやり「こんなのあったなあ」くらいで元ネタが分からんでしょう。

 ナレーション無し版。
 「クリッカーゲーム」って何ですか。クッキークリッカーじゃあるまいし、捻らずに「今すぐダウンロード」と書けばよかろう。

 全問正解するタイプの広告。
 たまにはこういうのがあってもいいじゃない!

 全部失敗するタイプの広告。
 地味に先述の広告の通し番号と一緒だったので、もしかして同一広告かも……と疑っていたが別にそんな事はなかった。

 同じような連続失敗パターン。
 トライフォースをまとめて覆うような線を引けよ! というのは完全にツッコミ待ちでしょう。

 ところで問題自体はそう変わらないのだが、タイトルを見ているとこれは231221シリーズなのでそのタイミングで投稿する予定だった事は分かる。
 もう通し番号を見るくらいしか差が見当たらないくらい同じような広告がいっぱいあってマジックカードはすげえラッシュをかけてきたなあと感心しています。

 投稿するアカウントも少しずつ変えており、ブロック貫通を行おうとしているのも伺える。
 これだけ多くのパターンを試しておきながら、結局どういう問題にすると効率よく集客できるかはいまだに分かっていないんだろうなあ。

 丸の中に入った犬を助ける広告。
 これってもうちょっと考えてやれば余裕で守り切れるよね、というラインの見つけ方がお上手!

 なぜか231221シリーズの中でもこれだけ背景がちょっと異なる。
 タイトルを見ると「双关卡皮毛背景测试」とあるので、別背景のテストをやりたいように見える。

 イントロはドクターマリオっぽいが、それ以降のBGMは他の音楽に変わっている。
 ふと冷静に見てみると1ステージ目から一生失敗するパターンと、1面ですら難しいのに2面はもう人間に出来るもんじゃない、みたいなパターンのどっちかしかねえな?
 犬を助ける広告は穴の形で大喜利をやるくらいしかバリエーションを作れないのは中々苦しいよね。

 最初の1回は大概クリア出来て、2問目はだれも皆クリアできません、ってのも大分限界ゲームって感じがしませんか。
 じゃあ3問目はもっと難しいのか、それとも逆に簡単になってるのかが気になるんだけど、そこでダウンロードをしてくれって話なのかな。

 意図不明ナレーション入り広告。
 最近こういう一聴してすぐに意味が分からない広告が無かったから助かります。特に「あなたが私よりゲインと思うならそれをダウンロードしてください」が一番よく分からないね。英語を直訳したとしても何がゲインなんだろう。

 こっちの実況は普通に内容が分かりやすいが、何で子供らしい言葉遣いなのかはよく分からない。新しいパターンを作りたかったんだろうなって気はします。
 最初にのこぎりで木を切る描写はASMRの導入を使う2022年のトレンドを思い出す。

 指示コメに従ったら全部ダメでした、みたいな広告。
 IPを表示することによっていろいろな場所の人はやっていると言いたいのだろうが、その場所がアフリカ、南極、南極ではリアリティもへったくれも無いでしょう。

 犬を助ける広告、ネタに困ってきたらこの犬に変わるよね。
 結局犬を助ける広告ってかなり底が浅いと思うんだけども、それでも年一でこれが擦られるって事はそれだけの需要があるんだろうなあと思います。

 ちなみに自分は見つけられなかったんだけど、名探偵コナンのテーマにコナン風の穴が開いているバージョンもあったらしい。
 どうしてこんなもん見つけられるんだ!

 Tiktok版。ナレーションは難しさレベルがスパイクするアレを使い回し。
 Tiktokではちゃんと広告を投稿しているアカウントが「マジックカード」なのに、youtubeでは違う名前なのは複数アカウントを取得する上で正式なタイトルを使うのは都合が悪かったのだろうか。

 instagramで見かけた広告。
 キャッチコピーの「なんだ!恋より難しい!」はインスタ限定っぽいですね。ちょっと面白いコピーで好きです。

https://www.instagram.com/p/C1n8m3MABjT/

 他にもインスタ広告はあったのだが、リンクがnote用にならないので確認に手間がかかる。
 内容は他のマジックカードと一緒なので、慌てて見なくてもOKです。

・スターフェイト:シャドウウォー

 「これっていったい何? 千年殺しゲーム?」という出だしはかなり唐突なNARUTOネタに見えるかもしれないが、実はこのゲームを出しているBINGCHUAN NETWORKの代表作、X-ヒーローの広告でも最初期にNARUTOネタをやっていたので、決して今に始まった事ではない。
 なんでそんなにNARUTOが好きなのかは分かりません。やっている事はいつもの釘抜きゲームなんだけど、パクリをやっているおかげでちょっと面白味が出ちゃってるのがタチが悪い。

 こちらはジョジョのパクリ。何ならタイトルも『JOJO立』とある辺り確信犯だよなあ!
 やたらたくさんのネジが表示されている辺りからも集合体恐怖症を誘発しそうな広告です。

 instagramで共有不可能だったドラゴンボールバージョン。
 BGMが摩訶不思議アドベンチャーっぽい何かなんだよなあ……

 これは目立ったジャンプ漫画のパクリじゃないなあと思ったら中部電力のロゴのパクリ。何故それをパクったんだい?
 センスがよく分かんない。全部ジャンプ漫画をパクってたら「あぁ~ジャンプファンをターゲットにしてるんだなあ」って書けるけど、そこに一つまみの中部電力があるのは異常過ぎるよ。

・ヒーロー大乱闘 前へ前へ進め

 堂々とジャンプキャラがたくさん出てくる謎の無料ゲームの広告。当然集英社には話を通していないと思われます。
 こういうメチャクチャなゲームが今時Youtubeで広告出来るんだって感じです。普段は変な広告出て来いって言ってる割に、いざ自分で見つけたら見つけたで困っちゃうんだからさぁ。

・熱戦少女

 ヘブバンのBGMを無断利用している、という所でにわかに話題になったのが熱戦少女。
 とはいえこの熱戦少女、Youtube short以外では見かけなかったようなんだよね。自分も未発見だったので、Shortを熱心に見るタイプの人しか見つけられないタイプかも。

・エレメンタルストーリーワールド

 新世代のパズルRPGこと、エレメンタルストーリーワールドが初登場。
 かなり無難な出来に見えるんだけど、逆に言えばマッチパズルに加えてどんな面白さがあるかはいまいち分かりづらい。というか、どこのゲームも「簡単で爽快」を謳い過ぎているように思う。「簡単」「爽快」は面白さを紹介するのに不適切になっていないか?

 Xではエレストワールドという名前になっている。
 普通にゲームを紹介するような内容だが、他のパズルゲームとどの辺が違うのかは分かりづらい。ピースの形を揃えて消すって、それは他のマッチパズルと何が違うんだ?

 無難なキャラ紹介広告。
 エレストお馴染みのキャラが登場! と言われてもあんまりお馴染みではないのだが、「エレメンタルストーリーのアセットを活用した#gamefiです」と概要文にある辺り自分が知らないだけで有名ゲームだったっぽいです。アルテマにも攻略wikiがあったし。

 でもこっちの広告だと1500万ダウンロードという実績を紹介されているおかげでまあ有名どころなのかな、という気にはなる。
 いくつか広告を見ないと完成しない広告ってあんまり良くないですよね。ただでさえ広告は飛ばされるって言うのに、複数見ていないと分からない事があるって言うのは問題ですよ。

 アンバサダーは「ぎし」というYoutuberを起用。
 「最大10億円あげちゃう」とあるが、どういう理屈で10億円くれるのかはよく分からない。「換金可能なコインをもらえる」とか、「最大100万人に稼げるキャラをプレゼント」とか、全部良さげな事を書いているのにその全ての文章が噛み合ってないせいで何を紹介したいのかがいまいち分からないのだ。

 この広告では詳しく最大10億円あげちゃうキャンペーンを紹介しているように見えて、説明はほとんど下に書いてあることと一緒。それじゃああんまり意味が無いんだよなあ。
 一応仮想通貨を稼げる、という所がメインっぽいが……

 見れば見るほどチグハグ感がある、というのはもうしょうがないですね。
 キャラ紹介をしたいのか、キャンペーンを紹介したいのか、ある程度方針をちゃんと決めないとどうしようも無いんだなあと思いました。

・ファンキル-オルタナティブ・イミテーション-

 稼げる要素をしきりに紹介していたファントムオブキルであるが、今回は金儲け要素はほぼ無し。単にキャラだけ紹介していた。
 別に金儲けを紹介しなければならないってもんでも無いし、NFT要素を絶体に広告に入れねばならんという事も無い。普通の広告でいいんじゃないですか。

 NFT性の紹介は「唯一無二」という所にシフトした辺り、真面目に金儲け系の単語は減らしてみようと思っているのかもしれない。
 金儲けは確かに魅力的だけども無用な胡散臭さを感じさせてしまうのも間違いないし、避けるのも分からんではありません。

・カリツの伝説

 カリツの伝説はスチームパンク風の映像をリリース。ドラゴンとの共存みたいな所を紹介しがちだったのに、何で急にスチームパンクを……? と思ったら、11月に「スカイフォートレス-オデッセイ」というスチームパンクがテーマのゲームが登場していたからかも。
 でもこの動画自体が登場したのは2023年の9月なので、単純に色々な世界観を出したかった可能性もある。最初から最後までドラゴンを貫かんかい!

 まるでティガレックスみたいだ、突然ドラゴンに乗り始めるのも操竜みたいだ……となると完全にモンハンである。一応しつけをして仲間にする要素だから別です、と言われたら言い逃れになるかもしれないけど、それにしたって類似し過ぎである。
 でもカリツくらいの似方ならもう話題にすらならない、というのはパクリのセーフラインもインフレしている証拠。もうパクリの線引きもガバガバだよ。

 いつもの何かを3000回まわせる広告。
 結局何を3000回まわせるんだい?

 職業を紹介する広告。
 いかんせんありきたりな内容であるせいか、あまり見られていない。

 「課金プレイヤーしか勝てないゲーム そんなゲームは全然面白くない」とある。それがイヤなら格ゲーとか音ゲーみたいなプレイヤーの力量がより出るゲームをやった方が早いんじゃねえかなあ。
 それでオススメするのはカリツの伝説らしい。まあオススメするだけならタダだし……

 生配信切り抜きだが、ちゃんと字幕が入っているので見やすくなった。
 それにしても注目されていないのは切り抜き広告の限界なのだろうか。

・ファイナルタンク

  昨年9月にTiktokで見かけていたファイナルタンクがYoutubeに進出。
 映像の内容はよく分からん機体の紹介。神機諸葛というだけあって諸葛亮をモチーフにしているのだろうが、諸葛亮要素は陰陽くらいじゃねえかなあ……

・Wing Fighter

 Tiktokで見かけていたwing fighterがXに進出。
 内容は雷神主砲という武器の良さを紹介する物。達人王でもそういうのあったよね~と思ったけど、あれとは全然違う性質のショットになっている。

 雷神主砲の紹介その2。
 ボス相手にもステージ攻略でも強いらしい。シューティングゲーム特有の特定の強化しか使われなくなる現象がここでも出てくるのか……

 赤い怪人を引いたらそれは本当に運が悪いと言えます、という広告はtiktokでも見たが、Xで初めて見かけたナイトウィングを引いても本当に運が悪いと言えます、という文句も一緒。何を引いても運が悪いって言うのか?
 進化したら最強って所まで一緒。完全にテンプレじゃん。

 初心者はホーミング効果のあるバトランガンを選ぼう。ホーミング弾は避ける事に集中できるので、確かに初心者向けだと言えますね。
 実際にそのバトランガンが強いかは知りません。

 戦闘機からロボットに変形して一発逆転、みたいな広告。本当にこんな要素があるのかは知りません。
 自機が人型の弾幕シューティングと言えば東方projectの作品やエスプガルーダ辺りが思い当たりますね。特にエスプガルーダⅡ最終面の表現は中々衝撃的だったなあと思います。

 何故かロボットを紹介している。
 東亜プランのドギューンかと思ったら、ちゃんと小さなロボットが自機になるみたいです。じゃあ星霜鋼機ストラニアの方か。まあドギューンも最終面はロボットになるけどアレはまた別だし……

・We are Warriors!

 一応12月にもいた新作広告。
 画面左上にいる人間の実況は終始気合の入った顔をしているので、余裕があれば見てみると面白いです。

・妖遊記

 最初にブタオを選んで最強の妖王だ! という広告。
 ヴァンパイアサバイバー風なのは結構なんだけど、本編に3D要素は無いはずなので嘘の広告である。何なら最後に色んなミニゲームがある体でゲートくぐり広告も見せてないか?

@妖遊記~ トントン名人になれ

選ばれしブタオ 頑張らなくても仙人になれる楽々に育成、一叩きで神装備獲得!?

♬ Promoted Music - 妖遊記~ トントン名人になれ

 人参や干し魚をもらって「俺たちは料理をしに来たんじゃないんだぞ!」と言っていたら、結局木を叩いたら色々な武器が出て来て使えました、みたいな広告。どういう意味?
 木を叩いて武器を手に入れるというのもこれまでの妖遊記の文脈を知っているから理解できるのであって、それを知らなかった場合は全く理解できない広告になってしまう。大人しい内容に見えて中々ギャンブラーだよ。

@妖遊記~ トントン名人になれ

選ばれしブタオ 頑張らなくても仙人になれる楽々に育成、一叩きで神装備獲得!?

♬ Promoted Music - 妖遊記~ トントン名人になれ

 孫悟空になりたかったのにパンダになっちゃった! からの反撃ビルド構築で大逆転。
 この辺の木を叩いてビルド選択、というのはローグライク風に見せたいんでしょう。多分そんなゲームじゃないのだが。

・闇の戦争:ミステリーレジェンド

 確かおねがい社長のパクリみたいな事をやっているホラー風広告。2024年1月からの新顔となります。
 結局好感度が足りなくて襲われる事になるのだが、最後に悪魔になって突っ込んでくるのは結構恐いかも。最後のバンク映像が妙に片言なのも面白いです。

 レベルごとに対峙する巨大な敵を紹介するような広告。地味に女性のケツも良く見えるようになっており、ケツ推しと巨大怪獣の良い所どりだ。
 多分これもショート広告向けに出して、それから普通の動画広告に落とし込んだパターンだと思われます。

 MMOみたいに世界を飛び回る広告。
 こんな要素は無いんだろうなあ……

 復仇の竜・葉という日本限定キャラを紹介する広告。
 ハチャメチャに凝ったカッコいい映像であり、作り方からしてただ者ではないなと思う。単にウソの広告をやっているだけでは無い、ある程度映像の心得がある人間が作っていると見た。
 その割に他の広告の出来がギャグ過ぎるのは一体どういう事なんだ……

 悪魔に襲われた女性を助け出す映像。
 主人公の動きはもっさりしてるし、敵は棒立ちで倒れて、胸の揺れを演出しておきながら谷間は隠すし、付け合わせに怪しい和訳の概要文も添えている。100点満点の変な広告で、こういうのを見たかったんだよなあって感想に満ち満ちた内容です。

 美女を捕まえて一緒に飲もうぜ、みたいな広告。おっさんじゃないんだからさ。
 捕まえてきた女性はネクタイをひっぱっているが、それにしてはネクタイがユルユルすぎないか? このカメラの人がつけてるネクタイデカすぎじゃない?

・職場少女 fighting!

 あのおねがい社長をリリースしたIYAGAMESの最新タイトル、職場少女 fighting! が登場。事前の東京ゲームショウ辺りからずっとリリースを待っていたので、個人的には2024年待望の作品が早速やってきたと言えます。
 初動はえなこコラボと絡めて話題性を獲得しようとしていた。えなこ自体はおねがい社長時代からコラボしていたので、その時からの縁もあることでしょう。広告のスタイルも露骨におねがい社長である辺りに、社長系列だという事は広告ファンとして容易に想像がつくことでしょう。

 えなこがゲームを紹介する広告。
 ゲーム本編でのコラボ要素は主人公のスキンとしての登場だけで、それ以外のコラボ要素は全然ありません。えなこ要素が薄すぎる!

 ただ広告においてはえなこ要素がメチャクチャ濃いんですよね。こんなにえなこばっかり広告で出てくるとさぞかし本編でもえなこが出てくると思っちゃうよ。
 こういうの見てると魔剣伝説のリリース当初に伊藤英明コラボをやってるって集客をやってたのに、実際にゲームを始めてみると伊藤英明は最初にしか出てこなかったのを思い出します。
 前半はえなこからのメッセージで後半だけコスプレ集というパターンも確認済み。

 えなこにプレゼントして好感度を上げていく。
 さすがにここで変なプレゼントをして好感度を下げる広告はやらなかったようです。やっても何の得もねえしな。

 とにかくえなこを出す。えなこを出しまくる。
 結局こういうのが一番ウケるって話か。どうせコラボをするならとことんまでしゃぶろうという精神を感じる。

 えなこが職場少女を遊ぶ広告。
 違う衣装を着せ変えられる! とは言うけど、着せ替え要素を解禁するのは結構大変だぞ。出来るだけマシとも言えるけど。

 前半はえなこなどが良いもんだ……と油断していると、突然レベル99のリリーが無双する広告になる。これまで見ていたミュージックビデオは?
 こんないかにもウソな広告をコラボに混ぜるといやな風評が残りそうだが、それでも誇張したレベル99のキャラが無双する広告からは離れられない。もう広告の業だよ。

 えなこがコスプレしているのだが、篠崎こころ、えい梨、宮本彩希、篠原みなみと様々な名前が表示されていると思ったらちゃんと全員実在のコスプレイヤーなんですね。実は全員えなこなんじゃないか、と思っていてすみませんでした。
 でも代表者はえなこなので、コラボにはえい梨や宮本彩希などは登場しない。その気になれば彼女らも登場出来たと思うが、やっぱり職場少女としてはえなこをメインに推したいらしい。

 コスプレイヤーがそれぞれ元ネタのキャラに変身していく広告。
 こうして見ると中々再現されているように見える辺り良いコスプレイヤーを招致してきたんだなあ……

 職場少女fightingのテーマソングはこちら。曲名は分からないけどもかなりよく出来たアイドルソングだと思います。
 MVの最後にはゲーム中のコスプレモデルを紹介してゲームの紹介も完璧。この辺の抜け目なさはさすが。

 6秒でゲームを紹介するShort広告。
 キャラ紹介、ゲーム内容の紹介共に目立った欠落は無く、何を伝えたいかが明確にまとまっている良い映像です。

 ゲーム本編には登場しない3Dモデルが登場。
 この辺は放置少女リスペクトだろうなと思います。画面下部にあるステータスなどは全て誇張が入っているのもいつも通り。

 これはどう見ても嘘のゲームだな。
 実際にこんなゲームだったら面白かったかもしれないが、当然こんなゲームではない。放置少女もこういう偽ゲーム広告をやっていたので、真面目に放置少女の広告をベンチマークしたことが伺えます。
 その上、偽ゲームにしてもこんな美女がパンチする広告にした理由も伺いたい。見てて面白いという意味では成功だと思うけど、あまりにもゲーム本編の雰囲気とはかけ離れ過ぎていてびっくりしちゃったよ。

 ゲーム本編に登場しない3Dモデルでも、ゲーム映像にしれっと混ぜ込まれると違和感なく存在しているように見えるもんである。
 映像自体が短いのもあいまって、さらっと見ただけでは本編でも3Dモデル要素があると勘違いしてしまう可能性が大。これは良くないよ。

 放置少女リスペクトのキャラカスタム広告。
 3つのパーツのうち2種は同一のライカなのに、1種だけぜんぜん関係が無いキャラなんだよね。3分の2が同じキャラだからそいつだけで良いやって思ったのか?

 3Dキャラ紹介の後にキャラ紹介。最初に紹介するキャラを変えて、後半の映像を使い回す形式で同じような広告を出していました。
 ショート動画に収めるために横画面を縦に3つ並べる広告、時代を感じますね。需要に合わせて強引にでもショート動画を作ろうという気概がある。

 美少女イラストだけ出すタイプ。
 内容は微塵も分からないけど、とりあえず絵の良さで釣ろうという魂胆が見える。

 Short動画を三つ並べて広告にした映像。
 変に両脇をよく分からない画像にしておくよりは三つ並べちゃった方が良いよね、という判断は正解を踏んでいる気がする。そもそもShort動画を普通の広告に使い回す行為の是非を問われると困るのだが……

@職場少女 Fighting!

現代職場テーマ美少女育成放置系RPG~好評配信中~

♬ Promoted Music - 職場少女 Fighting!

 普通に美少女を広告する広告。
 意外とTiktokでしか見かけないイラストも結構あるような気が……

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♬ Promoted Music - 職場少女 Fighting!

 おみくじ風広告。
 やっている事は他のおみくじ広告と一緒。

@職場少女 Fighting!

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 よく動くキャラ紹介広告。
 多分同じYoutube動画もあるような気がするんだよなあ。探しきれてないだけで。

 えなこを主軸にしたゲーム紹介広告。
 この後の映像はゲーム中で見られるので、そんなに誇張してるってワケではないです。

 えなこと一緒に冒険しよう! とあるが、えなこ自身は出てこない。というか、えなこコラボスキンのえなこ要素が未だによく分かっていない。
 ガチャでえなこコラボスキンの欠片を集めようみたいなキャンペーンだったけど、普通に課金する気が無かったので取り逃しました……

 これまたキャラ紹介広告なんだけど「隊長」に「隊長」しか名前が無いのはやっぱりあんま良くないんじゃないかなあ。
 放置少女で言う主将の枠だからしょうがないんだけど、だったら彼女は広告で紹介しなくて良かったんじゃねえかという気も……

 超次元彼女みたいなノリのキャラ紹介広告。
 いかにもガチャでキャラが出てくるような演出はウソだよなあ! 誰も得をしない欠片式ガチャを撤廃しろ!

 ジェシカというキャラ一人だけを紹介する広告。
 たくさん紹介したがる職場少女にしては珍しいじゃないの。それ以外のキャラのシルエットも隣に並べており、さまざまなキャラが登場する事を示唆している。
 趣味欄が「リコプター運転、ダイビン」と語頭と語尾を除いているのはツッコミどころです。

 おねがい社長でもあった脱衣パズル広告。
 これを本編に登場させろよ!

 ギャルゲー風広告。
 こういう演出があればちょっとは面白そうだったのに、別にゲーム中でこれが出来るわけじゃねえもんな……

 放置するほど強くなるぞ! というジャンルの紹介。
 別にそれは間違ってないんだけど、職場少女の場合放置報酬だけでそんなに強くならない印象がある。

 いつものキャラ紹介。
 ゲーム中ではURのキャラもSSRと書いているのは、おそらくリリース前にまとめて作っちゃったんだろうなあと思います。

 レアリティをつけていないバージョン。
 この引越作業員の人は頻繁に出てき過ぎじゃないか?

 広告を見てるとちょいちょい描き下ろしっぽい画像があるのも気になるんだよね。
 AIを活用した所もあるとは思うけど、ちゃんとバレづらいようにしているか加筆修正を加えているなりしていると思います。この辺の仕事の細かさは職場少女も中々やるじゃんって気持ちです。

 放置少女スタイルのキャラを選んで好きなキャラを出す広告。
 あちらからパクっている所は非常に多い。まあゲームからして放置少女のパクリなのは明白だし。

 アンナと言う人物を紹介する広告。
 途中で急にこわい要素を入れてみたり、それでも結局最後には普通に爽やかな感じで終わらせてみたりと感情の疾走感がすごい。

 エミリーという少女にアイドルをやらせたらあんまり適性が無かったせいで文句を言われて引退し、結局女将に戻る。何で一回曇らせたん?
 別にこんな職業を選ぶ要素も無いですからね。

 雑誌風キャラ紹介。おねがい社長でも似たような事をやっていたし、大体おねがい社長時代の遺産で食ってるな?
 実際の所、3年間も広告で試行錯誤をし続けてきたら人気が出そうなテンプレは大体手元に揃っていると考えてよいだろう。一回広告に力を入れておくと、後々他のゲームでも流用出来る広告のモデルがたくさん出来上がるから結果的に安上がりになる所はありそうです。

・Land Arcana ふしぎの大陸

 ランドアルカナ不思議の大陸も新顔。いつものSwitch、iphone、PS5プレゼント企画であるが、このSwitchがゼルダエディションと特別なSwitchになっている点に注目したい。
 プレゼント広告もすっかり陳腐化しどこからバージョンアップしようかと考える頃合いだろうが、Switchを限定品にする方針は中々新しい切り口だなあと思います。
 とはいえ公式サイトで紹介されていたのは普通のSwitchなので、結局プレゼントするのは通常版Switchでした、というオチもあり得る。新しい切り口であるが故に怪しさ二倍増しの広告だ。

 ちなみにランドアルカナ自体は割とよくある感じの偽MMO広告をメインに広告していた印象。その筋の専門家曰くワンダーミューかノフランド物語の転生ではないか、と推察されている。ノフランド物語は2022年に登場して消えたゲームなので、確かにあり得るかも……
 演出はちょっとおしゃれなんだけど、オシャレだからと言ってこれを実際に遊べるわけでもなかろうしなあ。

 ガチャアピールは最大無料1200連ガチャ。最近のインフレぶりを考えると少なく見えるが、全然多い方ではあります。

 カッコいいアクション要素はこちら。
 ちゃんとハッシュタグで「CGアニメーション」とついているので、もうそうイメージ映像としてご覧ください。

・キノコ伝説 勇者と魔法のランプ

 2024年の最新作と言えば、やはりキノコ伝説は外せないだろう。こんにちワン!ヒーローをリリースしたJoy net Games期待の新作であり、その先鋒として定番の「遅れて申し訳ありません!」から始めたのは実に王道のスタート。
 PS5、Switch、最新型iphoneの三種の神器に加えて世界旅行ペアチケットを追加しているし、プレゼントされるペット「ボーゴン」はどこかポケモンのゲンガーに似ていて、無料ガチャも3000連にバージョンアップ。ここまで見ただけでも、明らかに2023年のトレンドを少しずつ上回るように報酬を積んできた事が分かるでしょう。

 謝罪広告には無駄にバリエーションがある。
 これはABテストがどうというよりも、単純にいっぱい謝罪広告をやるのが効果的なんだろうと思われていそうな雰囲気があります。

 キノコ伝説は前作こんにちワン!ヒーローの成功に味をしめて、今回も特徴的なテーマソングを広告に起用。ブラック企業要素やガチャ紹介要素はそのままに、いつもの楽しい音楽に仕上がっています。
 X広告ではアマギフプレゼントも噛ませて、絶対に話題を作ろうと言う覚悟を感じる。

 なおYoutube版ではコメント欄に公式音源が共有されているので、キノコ伝説ファンは公式Youtubeも要チェックです。
 公式からも「『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』に関する二次創作大歓迎です!!どんどん拡散していきましょう!」というお墨付き。二次創作の対象に困っている絵師はキノコ伝説の二次創作をやれ!

 似たようなチラ見せバージョンも多数公開済み。
 とりあえず新しいテーマソングが出来たと言う所を全力で推したい気持ちを感じる。

 テーマソングに合わせてステージを紹介したり、進化先を紹介したりする広告。表現をちょっと変えただけでいつもの奴だな?
 ステージ紹介と進化先紹介を同時に済ませたのはコンパクトだが、こういうのはコンパクトにすれば良いってもんでもないのではないか。どっちつかずになってる気がしますよ。

 極上強化チケットという育成アイテムをURキャラにとっておいたら、URには別に育成アイテムがいらなかったからどんどんSRキャラに育成アイテムを使ってね! 今傍にいるペットを大事にしようね! という広告。
 実際低レアキャラに育成アイテムを割くとリソースの無駄になるからやめておこう、というのは放置ゲーあるあるだなあと思います。こういうゲームだと大概育成アイテムが返却されるような救済措置があるような気がするし、そもそもキノコ伝説では本当にSRに育成アイテムを突っ込むべきなのかは分かりませんけど。

 キノコのエルフを紹介する広告。
 神器のネギは事前登録特典なので、ここを紹介するのが目的なんだと思います。メインの内容は良い話なようで内容がスッカスカな感じがしてならないのだが。

 偽タイトル画面広告。
 雰囲気としてはメイプルストーリー感があるんだよね。キノコがやたら出てくるゲームで2Dってだけの判断だけど。

 キノコ伝説って割に結局擬人化されたキノコばかり出て来ては面白味が無いのでは?
 そんな映像はこの広告でしか流れていないからご安心ください。

 ちゅきめろでぃとコラボした広告。PS5、iphone、Airpodsのプレゼントも告知して隙が無いし、X版とYoutube版で同時展開。
 ネギを持たされているのは事前登録特典要素の紹介も兼ねているでしょう。

 Tiktokのカルーセル広告。
 画像自体はXで見かけた物に近い。

 ABテストなのか分からないが、絶対にR18要素が無いのにR18要素を入れるのはどういう事なんだ。
 結局3000連ガチャを紹介する広告を出している辺り、やっぱりR18なんて嘘をつくのは良くないと思った可能性もある。しかし、だったらこの広告を消せよって話になるのは間違いない。

 最近の広告の例に違わず、AI採用も行っている。実際はAIじゃないかもしれないけど、まあこの画風でゲーム内でもこの絵が出てこないという事はほぼAIでしょう。
 R18広告が登場して6日後に結局R18要素を押しだしているという事は、やはりR18での釣りが相応に効いていたのだろう。

 出来の良いイラストは使い回していけ。
 どっちかというと斧輝ノコの方が好き。

 エロ推しAIイラストはこちらもある。これなんかは指がぐっちゃぐちゃなので分かりやすいですね。
 こっちは3000連ガチャを紹介しており、18禁というウソはついていない。別につく必要も無いウソだし、つかなくて良いよ。

 こんにちワンヒーローでも信長ワンっていたよなあ。
 何でもかんでも信長とくっつければキャラクターになると思っているとしたら、相当信長に対する信頼が厚いよ。たまには信玄とかもキノコにしてみてはいかがでしょうか。

 ポケモン風画像広告。
 ポケモンのパロディをやると一定広告が伸びるので、当然変な広告は手を出すでしょうね。

 進化要素を紹介するいつものやつ。
 もう良いよこういうのってなるんだけど、いつまでもやる辺り面白い要素だと思ってるんでしょう。本当にゲームにあるなら面白いんだろうけどさあ。

 こちらはRPG風画像。ポケモン風もRPG風もやるという事は、もう偽のゲームであるという所を隠そうともしていないな?
 気になるのはこのゲームのデータ保存日。1/15/2023とあるけど、もしかして本当のリリース予定日は2023年1月だったりしました? あるいは先行でダウンロード開始していた海外版キノコ伝説の広告の使い回しって線もあります。

 オーソドックスな職業紹介広告。
 キノコ伝説初期はこういう広告がメインだったんだよなあ。

 キノコ伝説の強い武器をご紹介。
 でも予約で手に入る武器は長ネギでしたよね? 何故スイカとウソをつくのか。

 日本上陸を紹介する広告。
 元々海外でヒットした物をそのまま日本に持ってきました、という所はゲームの方では話題になってましたね。
 大体こういうのは隠したところですぐに海外ゲームだ! と言われてしまうんだから、最初から海外のゲームでございという所を主張するのは正解な気がします。

 パンダキノコの紹介。
 この画像はAIで色々出力したんだろうなって感じがしますね。似たような絵をずらずら並べたり、足三本生やしたりしてよ。

 こちらもキャラ紹介だがAIを併用してるっぽい。
 これは結構拡散されてる辺り、ビジュアルが刺されば何でも拡散する人はするんだよなあ……

 雑誌風広告。キャンペーンなども紹介済み。
 背景には猫ミームらしいネコもいるが、別に猫ミーム化するまえからミームの猫だから猫ミームブームに乗りましたって訳ではないだろう。

 インタビュー風の画像。
 とにかくXでのパターンが多かった印象があるが、これってそんなに面白いもんかなあ。とりあえず試してみないと始まらんって所もあるけどさあ。

 最強のキノコを選んでくれ! という内容。
 全然キノコに関係ない奴を2名混ぜているのは、やっぱりツッコミ待ちなんだろうな……

 大きくキノコを見せる広告。
 そこそこ好評である感じを見るに、やっぱりキャラを羅列するってのは一定の需要があるんだろうなあ。

 真面目にキノコの冒険を描いている感じがする広告。
 キノコ伝説が本当にこういうゲームだったら一定の人気が出そうだけど、別にこういうゲームじゃなさそうだもんな……

 ボーゴンの紹介広告。こういう広告はこんにちワン!ヒーローでもやってたような気がします。
 ところで他の動画広告ではボーゴンがSSRだったのに、この広告ではSRなんだね。この辺のレア度が統一されてないのはどうにかならんのか?

 つまりこういう事。
 単に生成AIを使っているだけでなく、SAOからのパクリ疑惑もある。一応ちょっとだけ違うけど、それにしてもこれはこの背景を学習させて再出力させたんじゃねえかとか、そもそも根っこの部分だけちょろっと変えただけだろとか、ドット勇者の無断利用リスペクトまでやるんだって感じです。そこはやらなくて良いだろ。

 タイトル画面風詰め合わせ。こういう広告も多いよね。
 わざわざQuit Gameの枠がある辺り、家庭用ゲーム機ではなくパソコンで遊ぶフリーゲームの文脈が強そう。

 ニンテンドースイッチ風の何かにタイトル風画面をはめ込み合成している。
 こういうニンテンドースイッチ風の何かのフリー素材を作ってる人とかがいるんだろうなあ。あるいはわざわざJOY MOBILE NETWORK内部で作ったか。

 ゼルダっぽいタイトル画面……らしい。そりゃ『The Legend of KINOKO』とあるんだからゼルダを連想するかもしれないが、ゼルダというにはフォントが太すぎねえかって気もする。
 むしろこのタイトル画面広告のすごさは、ゼルダ以外にも「なんかこんなタイトル画面無かった?」と思うようなタイトル画面の最大公約数を狙っている所だと思います。ゼルダと言われたら明確にゼルダですとは言えないと思うんだけど、他のRPGのタイトルを言われても「ひょっとしたらそうかもしれないけど実際に見比べたら全然違う」という線を上手く作ったような気がするんですよね。
 こういうテクニカルな広告だからこそ、一見淡白な作りながら327RPに1000いいね超えという大ヒットを見せているんじゃないでしょうか。一見簡単に見えて職人の技、あるいは奇跡の一品です。

 このタイトル画面はどのゲームのパロディだろうな。ひょっとしたらゲームじゃないかもしれないけど、この画像広告も結構話題になっているようです。
 ところで画面下にはノミのような字で「冒険の中で、広大な土地を探索し、茂みに覆われた穴や危険な山々、神秘的な洞窟を横断します。友好的なエルフ、強力な魔法使い、邪悪なモンスターなど、さまざまなキャラクターと出会います。クエストを完了し、パズルを解くことで、この世界の秘密を徐々に明らかにし、隠された真実を発見します。」とある。
 これをでっかく書いたってどうせ話題にならないんだから、極限まで小さく書いて気付いた奴に何か書いてあるぞとタップさせた方が良い、という判断でしょう。人間の心理を上手に突いてやがる。

 これファイナルファンタジー16のタイトル画面を目を細めて見た感じに仕上がってるんだけど、案外話題になっていない。
 色合いだけ似てるけどそれ以外はそんなに似てないって感じかなあ……

 ここまでの広告を見てからこれを見ると、ファイナルファンタジーのロゴをふんわりパクってるんだろうなと思います。
 他のロゴパクリに比べるとふんわりすぎるかなあとは思うが……

 いわゆるwalkthoughってやつ。
 こんなマップ存在してないって俺知ってるよ。

 地味にGoogle広告にも出していた。自分が最初に見かけたキノコ伝説の広告はこれ。
 無料3000連ガチャに関しては最初から変わっていなかった事が分かりますね。

 キノコ伝説、自社のこんにちワン! ヒーローと1月末に自社コラボ開催を予告していた。
 実際にどんなコラボをやっていたかは2月の広告まとめにて掲載しとうございます。

・NU:カーニバル

 女性向けゲーム、NU:カーニバルのPV。
 これは結構しっかりしたBL系ゲームらしく。広告からもよだれを垂らして赤面した男性やエロ衣装の男性、男同士のまぐわいらしい様子が堂々と放映されています。
 こういうの見るたびに男が乳首を出すのは良いけど女が乳首を出すのはダメというのはやや変に思えてしまうのは自分だけなのだろうか。まあ最近は女キャラも痴女みたいな服装でケツを揺らしてる例がNIKKEとかで出てきたし、その辺は深く考えないでエロ描写の限界をまさぐっていけって話なのかもしれません。

・時計物語:リセット

@時計物語:リセット

世界BOSSに挑め、豪華報酬を手に入れよう!

♬ Promoted Music - 時計物語:リセット

 MMO広告にありがちな新職業でキルパク。なんでこんな事をずっとやっているんだい?
 やってる事が昨年3月の神姫ファンタジー転生遭遇異世界少女神の旅人刀剣乱舞fateの広告と全く一緒なんだよね。これも遡ると空の勇者たちが先にやってるわけだし、広告で広告をパクる地獄絵図になってらっしゃるよ。

・聖闘士星矢 レジェンドオブジャスティス

 星矢ジャスティスの広告も引き続き見かけた。1月18日リリースだったので、1月15日のこの広告はまだクローズドβを紹介していてもおかしくはない。
 とはいえ1月リリースだというのに、12月にわざわざ70本もの広告を出していたのはやはり異常だと言えるだろう。その上1月も大量に広告してるし。

 キャラ紹介広告だが、1月に入ってからはリリース間近という事もあってか画面左下に「※実際のゲーム画面ではありません」という予防線を張り始めたのが面白い。12月にはそんな注釈文入ってなかっただろ!
 別にいつ注釈文を入れようが勝手と言えば勝手なんだけど、じゃあ最初っから「イメージです」って注釈を入れておけばよかっただろう。動画説明文に「JOIN US NOW.」の一文だけ入っている硬派さも見どころ。

 これも実際のゲーム画面ではない。
 演出はカッコいいのにこれが実際に遊べないってのは悲しいぜ! よくよく顔を見るとちょっとのっぺりしてるなとか、そういう事をあまり考えてはいけません。

 10回ガチャ無料の紹介と共に、黄金聖闘士が必ず1名手に入るところをアピール。
 他の広告では一回も黄金聖闘士が1名手に入るなんて言ってなかったと思うんですけども。

 アクションゲームのキャラセレクトのような広告。
 わざわざタイムリミットをつけている辺りやりごたえのありそうなゲームが始まりそうなのに、これでやってみたら放置ゲームじゃあ拍子抜けでしょう。

 キャラ紹介広告の別バージョン。
 演出が一番オシャレなのはこれじゃないかなあ。オシャレでも相変わらず黄金聖闘士しか紹介してないし、実際のゲーム画面ではないんだけど……

 ただ、実際のゲーム画面らしくないのに注釈を入れていないパターンもある辺りどういう基準で注釈を入れているのかよく分からない。
 全部に入れるのか、あるいはそもそもどれにも入れないのか、この辺の判断がよく分からないよ。

 原作漫画の演出を多数取り入れつつ、3キャラを紹介している。
 これは結構良い広告なんじゃないですか。原作漫画を使用する許可が必要だったとは思うが、ゲーム本編の映像と漫画を上手に使い分けて強力な原作パワーを活用していたと思います。

 キャラ紹介とガチャ紹介を兼ねる広告だが、なんと星矢ジャスティスはこういうゲームの割に無料ガチャが10回きりである。最近の放置系なら最低でも1000連がスタートラインではないのか!?
 職場少女fightingも欠片が出るタイプのガチャで10連も引かせてくれないタイプだったけど、もしかしたら一周して放置ゲームでは大量にガチャを引かせなくなっているのかも。あるいは聖闘士星矢の版元がそういうメチャクチャなガチャ訴求はやめてくれってリクエストしているのか。
 とりあえず10回は逆にびっくりするよ。

 いつもの黄金聖闘士を紹介するキャラ紹介広告。
 そろそろシュラだのムウだのは飽きたよ~

 「実際のゲーム画面ではありません」と「新規登録で10回ガチャ無料」のコンボ。
 今時10回ガチャ無料をそんなに自信満々に出すのも見ないと思いますよ。メジャーどころのゲームでももうちょっと30連くらいは盛る気がするのだが……

@seiya_loj

全世界で1000万人がダウンロードした3D縦持ち放置型バトルゲーム 事前登録受付中

♬ オリジナル楽曲 - 星矢ジャスティス公式【事前登録受付中】 - 星矢ジャスティス公式

 アイオリアの紹介。 Tiktok版もあります。
 結構真実を紹介しているような気がするが、やっぱり黄金聖闘士なんだなあ、という感は否めない。
 今時のソシャゲって低レアでも活躍出来る! 無課金でもOK! という所を紹介しがちなのに「強いヤツは強い」という当然の事を紹介するのは中々斬新だと思います。そういえば星矢ジャスティスは無課金でも楽しめる、みたいな放置ゲーあるあるな宣伝文句を使っていない辺りも珍しいね。

 ルーレット広告。
 こういう映像だと中々他の広告では出てこないキャラが多数出てくる。逆に他の広告がシャカ、サガ辺りを出し過ぎなんじゃねえかって気もするんだけど……

 紫龍の修行シーンを表現した広告。
 後半はともかく、木人を叩いてる時の迫力の無さはどうにかならなかったのだろうか……

 対決形式にして2キャラ同時に紹介するのは中々賢いと思いました。
 暗黒四天王とかはプレイアブルで使えるのかな。現状この広告でしか見られないキャラとかも普通にいそうではある。

 狩野英孝要素が無いキャラ紹介広告。内容はルーレット広告と大体一緒。
 狩野英孝とのコラボ期間が終わった後はこの広告でしのいでいく予定なのかもしれない。

 それにしても同じような映像や画像を上手いこと使い回していくもんである。
 タイトルの通し番号を見ると320とかまであるんだけど、まさか300パターン以上の広告を作ったのだろうか? 自分が確認できる範囲だとそんなに無いんだけど、実際数があるからマジで300以上の広告を同時に出してそうなのが怖いんだよなあ。

 これまた上手いこと使い回している広告。
 クローズドβ時代の広告とリリース直前の広告が混じっているのも多いもんだ。

 星矢ジャスティスでは珍しいペガサス星夜が登場する広告。
 星矢ジャスティスなのに星矢が広告で全然出てこないのはずっとそうだよなあ。結局シャカとか童虎とかを紹介したいんだろうが。

 紫龍の登場頻度も減ったもんだ。
 結局紫龍を出すよりもシャカとかを出した方が良いとXの広告で察したものと思われます。

 初心者と上級者を比較するような映像。
 上級者側は高レアキャラで敵をボコボコにしているだけなのでは……?

 ペガサス星矢や一輝などメインキャラのご紹介。
 実際のゲームでは黄金聖闘士が集まらなくて、この辺のメインキャラを編成する機会の方が多いんだろうなあ……

 Xでもあったメインキャラを並べただけの広告。
 なんだかんだこうして見るとサマになってるような気がします。

 マンガ風の演出が光るいつもの星矢ジャスティス。
 放置ゲーム特有の「複雑なコマンド操作は一切なし!」というキャッチコピーもいれて、かなり無難な出来栄えです。こういう放置ゲーム特有の複雑なコマンド操作は無いという訴求は逆に魅力を削いでいるんじゃないかと思っていたんだけど、最近久々にPS2時代のアーマードコアをやったら確かに複雑なコマンド操作が無いってのも割合喜ばれるかもしれないなと思いました。
 アーマードコアの場合はそういう複雑な操作を求めて人がやっているんだから良いんだけど、ゲームの心得が無い人の場合はアーマードコアと言わずとも格ゲーやアクションゲームも複雑でやってられん、という人はそれなりにいるんだろうな。それで放置ゲームは放置ゲームで底が浅くてやってられないと。人間ファミコンの十字キーとABボタンくらいがちょうど良いよ。

 狩野英孝推し強めのX広告使い回しショート動画。
 狩野英孝は指を立ててるポーズと茶番広告以外あんまり何かやってる感が無いんだよなあ……

 キャラ紹介のTier表広告。「アリエスのムウは治癒担当」というワードは響きだけで勝手に「赤ピクミンは火に強い」みたいな言葉と似たところがあるなあと思ったが、多分音が近いだけです。
 アルデバランをメインに紹介しているのは意外と珍しく、この広告以外だと中々見かけない印象。いつもシャカばっかり紹介してるのに……

 Xでもやっていた広告のYoutubeショート版。
 似たような内容なのに別の広告なのは……何なんでしょうね……?

 これもXで見た事があるような、ないような……
 正直いちいちXでやったかどうか、全広告覚えてられません! 広告をちゃんと見ているなら覚えていて然るべきとお叱りを受けるかもしれませんが、いかんせん星矢ジャスティスは数が多い上に使い回しも多いのでパッとXで見たとは断言できません。

 海外放置ゲームの開発環境を楽しめる貴重な広告。
 デザイナーはUnreal Engine5と3ds maxを活用してグラフィックを作っており、素晴らしい視覚体験を出来るように努力しているらしいです。
 Unreal Engine自慢は魔剣伝説もやってたけど、魔剣伝説の頃はUnreal Engine4だったのに今じゃ5だもんなあ。また数年後には6になってるのかな。

 漫画を活用した出だし、開発環境の紹介の合わせ技。これも3年の開発期間がかかったらしいが、こういうゲームはどこでも3年開発にかかったというので具体的にどれくらいかかったかは分かりません。
 とはいえ外部からは開発期間がどんなもんかというのは分からないので、訴求ポイントに困ったらとりあえずアピールしておいて良いんじゃねえかなあ。

 アピールポイント自体は比較的普通なんだけど、自動音声で聴いているとどこか胡散臭さを感じてしまうのは完全に自動音声の悪評というか、変な広告は自動音声を使うというジンクスがジャマをしているような気がする。星矢ジャスティスは他の広告に比べると過剰演出がマシなのに……
 当分はこれくらいのクオリティの自動音声を使ってくるだろうからヤバい広告は自動音声を使うという見分け方は素人にもやりやすくて良いとは思うけど、今後はそれで見分けられない時代が来るんだろうなあ。

 小宇宙! 星座! バトル! これらで想像するのは聖闘士星矢だ! ってまあ摑みとして健全というか、ちょっと回りくどいというか。
 というかゲーム内容に関して全然触れてないなこの広告は。キャラにすら触れてないし、単にゲームが出ましたってだけだよ。

 パチンコみたいな広告。
 いちいち出てくる文字のフォントがデカい割に中身がスッカスカなのが良いですね。特に「新規登録で10連ガチャ無料」で笑っちゃったよ。今日び10連ガチャでこんなにでかでか紹介するの無いって。

 こちらも予約時代の広告。
 12月はX広告がメインだったが1月以降はYoutubeでも姿を見かけるようになったのは作為的に調整してそうではあるが、単に自分のターゲティングの都合かもしれないのが分かりづらい。

 好きな聖闘士を育てて強敵に挑め! という割には黄金聖闘士ばかり出てくるのは本当にどうなんでしょうね。レアリティが低くても色んなキャラを出した方が良かったんじゃないか。
 とはいえ星矢ジャスティスを先月から見まくって、もうペガサス幻想も黄金聖闘士のシャカも見飽きた人間の感想だから例外かもしれない。

 Tiktokで放映されていたバージョン。
 内容はXでやっていたのと一緒なので割愛します。

 ここからはX広告。メインキャラ5名を紹介するカルーセル広告です。
 黄金聖闘士ばっかり紹介するもんだから、こういう普通の主人公たちを紹介している広告が本当に安心する。当然黄金聖闘士バージョンもあるけど、そりゃあるに決まってるししょうがない。

 いつもの黄金聖闘士の紹介広告。
 X側の広告は動画広告から画像広告をメインにシフトしたのが1月の特徴と言える。

 リリース日前、またリリース後の画像広告は2パターンあり、実績やキャンペーンを紹介する物とキャラを紹介する物がある。


 これらは事前登録時代の画像広告。
 画像自体は後に使い回している場合があるが、時期的に配信前かつ文面に「今すぐ予約!」とある物は全部事前登録時代の物です。
 さらに時期を遡ると「日本で展開!」になっているパターンもある。

 一応動画広告もあるがかなりの薄味。
 この短さでやる意味ある?

 ゲームPVを紹介する広告。
 PVでは黄金聖闘士をあんまり紹介しないんだ。

 広告でよく使われる元ネタの映像が広告でも登場。
 こうして映像で見ると中々カッコいいじゃないの。散々広告で見たせいで感動しきれないんだけど。

 全く同じ狩野英孝のコラボ映像から別の場所を切り抜いただけの広告も大量に再掲。事前登録から配信後までずーっと同じ狩野英孝を出し続けたそのゴリ押し力はたまげたもんだ。
 こんなに出す意味ある???? 正直12月もこれ散々見たから、途中からいい加減にしろよって思ってたよ。一部の広告は大体1月17日10時29分に投稿されてるから同じ広告に見えるけど、いいねRP数が全部異なるから別の広告だと分かりますよ。

 星矢ジャスティスは野外広告にも力を入れていた事に触れよう。
 なんと山手線16駅に星矢ジャスティスの広告を掲示しており、各所で広告を確認出来るようになっていたのだ。
 屋外広告を引用リポストする事でアマギフプレゼント企画も走らせて、ネット上での話題作りにも余念が無い。

 こうして見ると2022年の最強でんでん秋葉原ジャック事件が思い出されるが、星矢ジャスティスは見たところ最強でんでん以上の広告を掲示した可能性がある。街宣トラックを走らせる、電光掲示板にも表示させる、キャンペーンの対象となる野外広告以外にも広告を出す……と、東京都内での広告活動の範囲が尋常ではないのだ。
 おそらく聖闘士星矢世代がサラリーマンである事を読んで、東京都内での広告に力を入れようと考えた事が窺える。窺えるにしたってここまでやれとは誰も言ってないぞ!
 その割にXのオタクたちがあまり反応していなかったのは、結局最強でんでんほど変な見た目のゲームではなかったからだと思われる。聖闘士星矢のゲームだからそれくらい広告するだろ……という先入観がネットでの話題性を低減していたように思うが、それにしてもここまで広告していたとはビックリだ。

 当然屋外広告の広告もある。
 しかしここまで屋外で掲示されていると多分皆見た事あると思うんだけど、その割に星矢ジャスティスの話題は全然見なかったよな。ひょっとしてXにいるオタクってあんまり東京にいないし外にも出ていない……?

 そんな努力の甲斐あってか、星矢ジャスティスは同期に出た職場少女fightingを抜いて無料ゲームランキング1位を達成。
 まあこれだけ頑張って1位を取れなかったら逆にショックだろうし、良かったんじゃないですか。


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