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広告振り返り:ミドル級~2024年1月~


・銃弾射撃

 物理演算を活用した解体パズルゲームのような広告。結構面白そうじゃん……
 どうせ銃弾射撃本編ではこんな楽しげなゲームは出来ないんだし、どこかの会社で単にデカいビルに弾を撃って壊すだけみたいな物理演算ゲームを出してくれないかなあと思っています。ひたすら建造物をぶっ壊すゲームってプレステの破壊王と、64のブラストドーザーくらいしか聞き覚えが無いんですよね。

 別の建物をぶっ壊すゲーム。
 だからマジでこれをやらせてくれって。めちゃくちゃ面白そうじゃん。

 家をぶっ壊すパターン。
 これはこれでアングリーバードみたいで面白そうじゃないの。これをちゃんと出してくれって話!

・三国極戦

@三国極戦

武将、美女、策略、三国好きの全てがここに!

♬ Promoted Music - 三国極戦

 小喬を紹介する映像。キャラ名が最後まで出てこないのは、映像後半まで見てもらえるように引っ張っているんだろう。
 しかし小喬がフワフワ浮いているだけで勝手に敵が吹っ飛んでいくのは賛否分かれる表現だなあと思います。やっぱり無双ゲーってデカい武器をガンガン振り回して敵を倒すのが面白いのでは? と思いつつも、特に攻撃らしい攻撃をしていないのに相手が倒されていくのもそれはそれで楽しい瞬間があるのは間違いないし。
 とりあえず初見なら結構カッコいいと思うけど、2周目3周目と見ると若干の手抜きを感じてしまうかも。

@三国極戦

今なら55連ガチャもらえる!

♬ Promoted Music - 三国極戦

 小喬を紹介する広告はこれもある。
 クソ寒そうな背景なのにすげえ薄着なのは完全に女性だからでしょう。冬に水着を着せようみたいなノリは海外でもきちんと受け継がれている。

・スライム軍団

@Slime Legion

Come to play again and again!

♬ Promoted Music - Slime Legion

 無味無臭ではあるんだけど、時々新作広告を見かけるダダサバイバーみたいな枠になりつつあるスライム軍団。
 別に好きでもないけど嫌いでも無い、というラインの広告なので、これだけなら何とも言えん。逆にそういうタイプでも、定期的に広告をやった方が知名度はぼんやり高い状態を維持できて良いよね、って考え方もありますけどね。

・アングリーバード ドリブラ

 アングリーバードもHerowarsとかパクるんだ。ドリブラはドリームブラストの略であり、当然こんなパズル要素はない。
 ちなみにこの広告自体は2年前の物なんだけども、案外2年前でもこの形式自体は古臭さを感じないのはずっとこういう広告をHerowarsがやっているせいだと思います。つーか最近のHerowarsがストーリーを凝りまくってるので、逆にこういうシンプルな数比べの方が新鮮さすらあるかも。

・比較サーチ

 PSVitaをPSP GOの写真で売る広告。
 比較サーチと言うサイト自体は電化製品の価格を比較するだけのサイトなので、こういう形で話題を取ろうとしているんでしょう。昔のゲームオタクほど釣られるやつです。

・厳選カードローン

 ぼそぼそした読み上げが癖になるカードローンの広告。ひろゆきの合成音声にも聞こえるが、なんか確証が持てない。
 こういうのは山ほどあるけど、実際何パターン出てくるもんなんでしょうね。

・Loan Portal

 最短30分で金を借りれるぜ! からの残高が10万まで急上昇。
 なるほど表現としては確かにそうなるが、あたかも金が湧いて出てくるような表現は色々と誤解を招きそう。
 まあ招きそうってだけで表現は間違えてないし、金を借りさせたくするためのテクって感じでしょう。残高が無いってのは不安になるもんだし。

・Search_This

 何かのテストに参加すると高額報酬がもらえるらしい……が、自動音声に加えて無表情に口を動かしている男性が不気味過ぎる。これ頼んだらスケベな本で出てくる洗脳アプリとか送られてきそう。
 多分この男性も生成AIで口パクさせられてるだけだし、音声も自動音声だしで怪しさしかない。やめておきましょう。

 これも報酬を紹介する広告。
 iphoneの箱を開くところから紹介するせいでiphoneがもらえそうな気がするかもしれないが、別に高額な報酬が何とは言ってないもんな。甘そうな話にもついていかない方が無難です。

 スマホの姿を見せておけばスマホがもらえるんじゃねえかと思われるんだから安いもんだよな。
 何でもかんでも家で完結すると思うな!

・Temu

 すっごくナイキっぽいが実はナイキじゃない広告。
 織り目の形的にナイキらしさがあるけども、ナイキ風の形が偶然出来上がっただけです、という体で商品を売っているのは中々こずるい。よく見るとブランド名が「PASHION」なのも人の事をバカにしている。

 どこかで見覚えのあるランプ。
 スプラトゥーンか? と思うかもしれないが、商品名は「イカ装飾ランプ」。ほなスプラちゃうかあ……

 赤いニンテンドースイッチケースと、緑色のニンテンドースイッチケース。充電器やカセット、コントローラーなども別に入れられる。
 遠目に見るとマリオらしい気がするのだが、明確にマリオでは無いからセーフ……というラインを選んでいるようだ。
 このように1月のTemuはそれっぽく見えるけど、足の小指の爪先だけ知財権を侵害してそうな雰囲気の商品を出していた。多くの人はそれだと思うけども、いざ訴えようとすると明確に断定するのは難しそう。ズルいラインを踏むもんである。

 緊急用寝袋の広告。
 2024年1月1日に能登半島地震が起きて、その2日後にこれ。フットワークの軽さは正義である。

 金額のフォントが貧弱すぎる。
 上のスーパーセールの字体を少しは分けてやれなかったのか!

 G-SHOCKみたいな雰囲気がある時計。
 中高生はG-SHOCK好きになる印象があるんだけど、大人になってからもG-SHOCKつけてる人は中々見ない気がする。山登りやダイビングが趣味の人じゃないと装備しないかな?

 エンドウ豆のショルダーバッグ。
 これはちょっとオシャレじゃん。

 ドラゴンの絵が入った本革財布。
 大人向けドラゴン刺繍セットみたいな雰囲気があるし、これは欲しいかも。一見カッコいい長財布と見せかけてドラゴンを見せつけられたら話のネタにちょうどいいのでは?

 でもこっちのバックパックは中学生感がすごいね。
 変な汚れに変な字みたいなのが書いてあるデザインのリュックとか中々見られませんよ。

 上のバックパックよりはこっちの方が良さそう。
 でも大人が皆で茶色とか紺色の物ばっかり使い始めるのもそれはそれでどうなんだろうって気がしないでもないですよ。今こそ子供っぽいと言われても変な柄のバッグを持って着こなせるように努力すべきなんじゃないか。自分はやらないけど。

 Temuにしてはかなり高額なタクティカルバッグの広告。
 それでも安いだろうと言われたらそうだけど、他が100円くらいの中でこれは超高額商品よ。

 割引率がすごすぎる。
 一体何がどうなったら7500円が378円になるのかは甚だ疑問だが、広告にそう書いてあるならそうなんでしょう。

 サンリオグッズシリーズ。
 多分この辺はオフィシャルだから余計にタチが悪いんだよな……

 ゲーミングキーボード、マウス、ヘッドホンのご紹介。
 自分も使うまでこのゲーミングセット特有の虹色のピカピカいる? って思ってたけど、結局打鍵してる間はキーボードを見ないし関係無いんだよね。この虹色のピカピカいる??

 Temuの特徴は、急に動画広告が増えてきた事。
 これはモンスターズインクのサリーに酷似した子供用パジャマだが、今のところツッコミはされていないらしい。

 革ジャケットやトランクス、リュックなど在庫処分セールの紹介。大特価セールである場合もあるが、やってることは一緒。
 あんまり安物だとこういう商品は後が怖くてね。あといつでも在庫処分をやっているんじゃないかという疑惑もある。

 腹に穴が開いているように見えるネタTシャツ。
 ちょっと面白いのに話題にならない辺りが在庫処分レベルって話か。

 妙にカッコいい広告。指パッチンしたら分身して紹介するのは中々スタイリッシュだ。
 海外の物が好きな日本人に「現在アメリカとヨーロッパを中心に話題のアプリTemu」というキーワードは刺さりそう。研究されてますね。

 Temu特有のネタ石鹸置きを紹介。
 これは中々かわいらしい。ダイソー辺りで買いたいですね。

 Temuアプリの紹介をしっかりしている広告。
 ハキハキと紹介しているのが良いですね。他の広告もハキハキやっているだろうと思われるかもしれないけど、案外自動音声やぶつぶつ喋るタイプの広告が多い分こうして顔を出して爽やかに紹介してくれる広告って貴重なんですよ。

 指パッチンで服を変える演出はTemuがしょっちゅうやっている物みたいである。
 商品紹介にしても中々シンプルにまとまっていて見やすいんですよね。変にセリフに頼っていない事で、無音で見たとしても雰囲気は分かるのもすごい。

 バックパックと、折り畳み式本棚の紹介。
 これらの広告を見るとテレビショッピングをきちんと学んでやっている感じがしますね。それで登録したら個人情報を抜かれるんだからたまったもんじゃないのだが……

 これもリュックの紹介だが、やること自体はどのバッグでも一緒だな。傷つけようとして傷つかない。水をかけて撥水性チェック。モノを入れて容量アピール。格好つけ。
 正直そこさえ分かってしまえば何でも良いと言えばそうだろうし、ちゃんと紹介すべき所を最低限紹介していると褒めるべきポイントでしょう。

・Project Xeno

@PROJECT XENO(プロジェクト ゼノ)

3分間のリアルタイム頭脳バトル「PROJECT XENO」!バトルパスSeason4が開催中!XENOを倒して報酬をGET!

♬ Promoted Music - PROJECT XENO(プロジェクト ゼノ)

 NFTゲームらしく上位キャラの売買金額をご紹介。金を儲けたいのかゲームをしたいのかどっちなんじゃ!
 まあ多くの人間は金を儲けたいと思うでしょうし、その上で遊んで儲けたいと思う方が自然なのでしょうがない。でも遊びながら800万円儲かりましたってのは無料何千連ガチャって広告よりも胡散臭いと思いますよ。

・トレきゃんオリパ

 オリパの広告なんだけども、1月頃からオリパの広告がどんどんパチンコ屋の広告に類似してきた事を指摘しておきたい。
 これまでのオリパの広告はもうちょっとカードがメインだった気がするんだけども、これなんか「新規スロット演出」って書いてあるだけでポケモンカードが当たるオリパですからね。全然スロット、パチンコとは関係が無い。
 これはオリパに求める物の返歌なのかなあ、と思います。ネットで金銭と引き換えにオリパを引いて、運が良ければ大当たりでPSA10の鑑定品が出てきて、それをご近所のカードショップあるいはネットのフリマアプリで出品する事で金銭に引き換える三店方式。そう考えるとオリパ販売とパチンコの思わぬ共通点って感じなんだけど、せっかくのレアカードを特殊景品のように扱うのはTCGをかつて嗜んでいた人間としてはイヤな感じがしますね。
 とはいえ最近のカードゲームの多くが少数発行される激レアカードを詰めて、それ目当てに箱を買わせているんだからこういう事をされてもしょうがないでしょう。自分がイヤな思いをしようが、いつかはこういう商法に行きついていたんだろうなって気がします。

・Spark Oripa

 がーどまんを起用したオリパ広告。
 やっぱりやってる事がパチンコと一緒なんだよな。やっぱりPSA鑑定とかやめた方が良いんじゃないか? ケースに入れて金券にしてよぉ。
 やってる事は大体他のオリパの広告と一緒だよ。

・トレカジパング

 オリパの無料ガチャを主題に置いた広告。
 そもそも無料ガチャってお前ソシャゲじゃねえんだぞ。月額会員限定だから別に無料でも無いし。
 とはいえ他の広告よりはポケモンカード自体が大きく表示されているように思う。

 イーブイの進化形態こと、ブイズがたくさん出てくる広告。
 この辺は割とポケモンカードファンに向けた広告に見えるんすよね。オリパ沼に突き落とすためにこういうアプローチをしているだけかもしれないし、そもそも本当にブイズが好きなら最初からシングルで買った方が確実って話になるのだが。
 そう思って値段を調べたら250000とか値がついててこりゃついてけねえわってなるんだけど、それにしたってオリパで夢見るほどか? とは思う。

・Questオリパ

 未開封ボックスが当たると言うガチャ。
 ポケカは人気過ぎて箱すら手に入らないとは聞くが、それにしてもオリパで未開封の箱が手に入るってのは数年前の感性だと意味が分からない話だよなあ。
 結局この辺のボックス購入すら難しくてまともにゲームを遊べない、という問題に対する答えがアプリ版ポケモンカードのリリースだったのかもしれない。

・DOPA!オリパ

 ワンピカードのオリパもぼちぼち見るんですよね。ポケカの方が圧倒的に多いんだけど。
 「還元率が高い」という言葉もぼんやり使われてはいるけど、そんなのはクジ屋の塩加減一つなんじゃないの。別に還元率が低かろうと引いている側は分からないし、店のオリパ全部引くみたいな企画もデジタルオリパじゃ発注を見ながら調整出来ちゃうじゃんね。

・マシェライブ

@マシェライブ

#家族が寝静まったら覗き見#裏垢女子#普通のライブ配信じゃ物足りない人へ#チャット#出会い#SNS

♬ Promoted Music - マシェライブ

 ライブ配信アプリの広告。後半の映像は本物の人間だと思うが、前半の人間はちょっとAIっぽさがないか? 過剰反応だったら申し訳ないが。
 それより問題なのはハッシュタグに堂々と「裏垢女子」「出会い」だのというワードがある事のような気がします。これ広告よ?

・恋するAI

 無料でAI彼女と付き合えるタップルのサービス。
 要はマッチングアプリのお試しみたいなもんで、ラブプラスみたいなノリの恋愛シミュレーションって訳では無さそうです。
 これに触発されたオタ恋がAI彼女機能を実装するように動いたのはまた別の話。

・メイドちゃ

  1日30人の友達が作れるなんて! とは言うけども、そういう事をするアプリなん?
 「あなたの近くにメイドのガールフレンドが何人いるかをテストしてください」とはあるが、そんなに都合よく近所にメイドがたくさんいる訳がないでしょう。ラノベじゃあるまいし。

・Gravity

 Gravityは3年前に話題になったガス窯の広告をリバイバルしたが、上手くいかなかったようである。
 そりゃ何度も同じようなネタは通用しませんよって話なんだけど、大体以前ガス窯ネタで話題を得たのも相当なラッキーパンチでしょ。再現性は極めて低いタイプの広告だったろうし、再放送してもしょうがなかったと思います。

 一応新作を出してはいるが、中々苦戦しているようだ。
 ふんわりエモい系の広告からの方針転換か、画期的な新発明が求められる。

・Kn1ght

 おいおいミッキーが喋らされてるじゃねえか! 著作権どうなってんだ~!? と鼻息を荒くしそうなものだが、少し待っていただきたい。初めてミッキーが登場した作品『蒸気船ウィリー』の著作権保護が終了し、パブリックドメイン(知的財産権が発生しておらず誰でも使えるようになった状態)になったからこうして使ってもOK、という理屈なのだ。
 とはいえミッキーマウス自体は今もディズニーが使っているから、あまり無茶な使い方をすると色々トラブルになりそうなのは間違いない。これは喋らせてるだけだからまだお目こぼし頂いているようだが、あんまり良識に反する使い方はしない方が良さげな気もします。くまのプーさんなんか無限にホラーパロディが作られて大変だもんね。

・Dark and Darker

 一時期配信者やゲーマーの間で話題になったがネクソンともめた結果遊べなくなり、その後も別のサービスで遊べるとかそもそも遊べないとかって騒いでいるうちにモバイル版が登場したらしいDark and Darkerのご紹介です。
 トレーラームービーなので当然良い様子しか描かれていないんだけど、今時のゲームにしては割とこのトレーラー通りのゲームだったと思います。しかし問題はこのゲームをリリースするまでが闇まみれだった事だし、今調べてみても結局ネクソンとのいざこざは解決したのか分かりません。
 まあモバイル版を出したという事はある程度の解決を見せている……と思いたいです。怖いならやめておきましょう。

・King of Avalon

 2023年7月ぶりの登場となったのがキングオブアヴァロン。このタワーディフェンスみたいな広告は4月に登場済みですね。
 内容自体は以前とあまり変わらないが、定期的に新作をやっているというのが大事。

・Whiteout Survival

@ホワイトアウト・サバイバル

サバイバーたちを救出し、氷の世界で避難所を建ててください!

♬ Promoted Music - ホワイトアウト・サバイバル

 過去から見かけていた広告をリバイバル。
 2023年までの自分はリバイバル広告は同一の広告としてカウントしていたんだけども、2024年からはちゃんと全部リバイバルしたという事実を残すようにしています。
 わざわざ復刻しているという事はそれだけ人気のあったテーマだとも読み取れるし、星矢ジャスティスみたいにあえて同一の内容を複数投稿するようなパターンも見られるようになってきた事もある。

@ホワイトアウト・サバイバル

雪と氷で覆われたこの世界でどのように生き残られるか?

♬ Promoted Music - ホワイトアウト・サバイバル

 襲い来るシロクマから逃げつつ、敵対する勢力からは資材を奪おう。こんな緊急事態でも争いをやめない辺りはさすが人類という感じだ。
 広告を見るとかなりトップウォーパロディという感じがします。領地争い系の広告は大体トップウォーの島合体広告がルーツになってくるんじゃねえかなあ。

 Whiteout Survivalも射的広告に参戦。もう良いってこのパターンは!
 一応他の広告と違って勝利オチになってはいるが、この射的のどこが面白いかは結局今になっても分からない。極寒の世界でわざわざ人類同士の対立をやっているのもよく分からない広告である。

・Lumber Empire:Idle Tycoon

 いつもの木材を効率よく運搬しよう……みたいな広告なのだが、今回はなんとその途中に巨大なリンゴが挟まっているせいで上手く運搬出来ていない。突然シュール系な広告をやり始めたのが1月のチャレンジです。
 出だしでインパクトのある絵面を出そうと言うのは広告の王道でありますから、シュール系を選んだのは定番に定番を重ねてきた感じで良いですね。今後も期待しております。

 特にシュール要素が無い広告はこれ。
 シュール要素が無かったら無かったでいつも通りなんだよな……

 こういう地道な育成作業をだらだらと眺めるのに需要があるのも分からんではないんですけどね。
 いっそ一時間くらいの長尺で広告を作ってYoutubeで流してみない?

 木材を取得して、箱を作ってワインを詰めるが、運搬ラインが拡張されないせいで延々ワインを無駄にし続ける。
 これはムカつきそうというか、そもそも何で生産ラインを止めないのか? この世界の人々は意地でも生産ラインを止めないね。

 木を切る期間を延々アップグレードしていく。
 なんでこの機械を1個しか用意してくれないんですか?

・ドゥームズデイ:ラストサバイバー

 ゾンビゲームらしく射的広告にチャレンジしたドゥームズデイだが、別に目新しい雰囲気は無い。
 無理に先輩の真似をしなくても良いんじゃないですかね……

 こちらはヴァンサバ風のローグライクシューティング広告。こういうのは普通に面白そうで良いですね。
 最後に死なないまま終わるのもちょっと珍しい。こういうのって大概死んで終わるじゃん。

 タワーディフェンス的な要素を紹介しつつ、最初にチェーンソーを持った美女を紹介。ちょっとハーレイクインっぽい気がするが、武器が違うから関係ないか。
 ちなみにこのタワーディフェンス要素は真実らしいです。珍しく真実の広告。

・月ウサギのそだてかた

 意外と見かける放置ゲーム、月ウサギのそだてかたの最新作。
 内容はオーソドックスにゲーム映像を紹介する感じ。実際問題、広告というだけならこれで充分なんだよなあ。

・いけー! 放置戦士

 instagramで見かけた放置戦士の広告。XやYoutubeでも見かけていたが最近めっきり見ないなあ、なんて思っていたらinstagramにいたんですね。
 インスタに変な広告が色々いるという話は聞いていたから探していたんだけど、成果は案外少なめ。まあ今後も暇でしょうがない時はチェックしていきましょうか……

・グランサガ

 2023年11月に3800連ガチャを紹介していたグランサガは10000ダイヤにプレゼントを更新。途端に具体性が欠けたな……
 めざとい人はこの辺のダイヤを紹介するか、ガチャ数を紹介するかでダウンロードするかどうかを変えているのかもしれないが、そこまで考える人はそもそもスマホゲームをやらないかも。
 ちなみにタイトルが「グランサガ-好評発売中-」に変わっているのも見どころ。発売じゃなくて配信じゃないの?

・立ち上がれ!アリ帝国

@Ant Legion

弱いアリから最強アリまで成長させよう!

♬ Promoted Music - Ant Legion

 以前も出してた広告のリサイクル。
 こういうの見てるとアリネタだけで頻繁に新作広告を出してるザ・アンツってやっぱり異常なんだなあとしみじみ思う。

・ウルフゲーム

 いつもの孤独な狼が登場する広告だが、今回はパズルゲームに戦意するパターン。いわゆる3マッチパズルっぽいが、最後の演出を見るに普通にアイテムをストックしているだけかもしれない。
 この辺は本編に登場しない要素なので、パズルっぽさとアイテム管理っぽさを両方出せるようにした、と解釈する事も出来るでしょう。どうせウソなんだから何やっても良いってワケ。

 実際の狼の映像を出しながらウルフゲームを紹介する広告。
 そういえば動物モノのゲームはアンツ以降色々出ていたのに、ナショナルジオグラフィックみたいなノリでゲームを紹介する広告って無かったんですよね。ありそうで無かった、面白い視点だと思います。
 いっそナショジオ風広告で頑張ってみて欲しいけど、肝心のウルフゲームはオゲレツ広告をやりたそうなのが悔やまれる。

 狼が喋った!?
 狼の群れの掟みたいな所を紹介し、発展する様を紹介。壮大なドラマが始まるような雰囲気だが、「son,this is the law of the jungle.」を「こども、これがジャングルの掟だ」という出だしになっているせいかちょっとしたかわいらしさがあるのが見どころ。

 親狼が小さな蛇から子狼を助けたら、山ほどの図体を持つ大蛇が親狼を食い殺してしまったのでその復讐に力を蓄える広告。
 出だしから裏切る絵作りが上手ですね。地味に親狼を噛み殺すというグロテスクなシーンも含まれており、チャレンジングなお題を見事に広告にしてみせた。

・ローグウィズデッド

 ローグウィズデッドはgoogle playベストオブ2023、インディー部門で大賞を受賞。おめでとうございます。
 広告自体は割とよく見るアップデート内容の紹介みたいな内容。エインヘリアルという新兵士のご紹介です。

 とはいえローグウィズデッドに関してはこの広告だけを見るよりも、上記の4gamersの記事を読むのが一番参考になると思います。ゲーム施策に絡めてLTV(1人の顧客から得られる売上)を高めていき、タイミングに合わせた広告を出稿していく。
 自分はわざわざ広告を記録していたので、4Gamerの記事に合わせてどんな広告を出していたのか振り返ってみましょう。

 ローグウィズデッドがリリースされたのが2022年9月、広告として見かけたティザームービーを投稿したのは2022年10月であるが、自分が広告として確認したのは2023年3月。
 これが記事で言う『「インストール最適の広告」を打ってユーザー数を増やす』という所で、どんなゲームかを伝える、という所を重視して広告が作成されている事が分かる。
 またこのタイミングでキャラクターがゲームを紹介するような映像も出しており、出来る範囲で映像を試しているのも見どころ。

 9月頃に確認された広告ではMr.gamehitという会社に広告を外注。この辺りがいわゆるROAS広告という物らしく、自家開発でなく外注出来るようになったのはこの時点で広告プランがうまく行っていたのだろう。
 そして2024年1月に取り上げたのがアプリのアップデートタイミングに出すリエンゲージメント広告だとするならば、少しずつ期間を置いて忘れられない程度に、かつ効果的な広告が出来るように工夫している事がよく分かる。
 頻繁に広告を出せないようなゲームでもタイミングを上手に選ぶと100万ダウンロードまで行ける、という所はローグウィズデッドに学ぶべき所があるはず。期せずして実践的な広告になった。

・六本木サティスファクション

 いつも通り着せ替えして全部失敗するやつ。
 六本木サティスファクションも広告がだいぶ定番になってきた印象があるけども、結局このゲームが何をするのかはよく分からないまんまなんですよね。そろそろゲーム内容を紹介する広告でも見せて頂けますでしょうか……

・ドラゴンエッグ

 ドラゴンエッグは3000連ガチャを紹介。
 ちょうど1月に登場したキノコ伝説が無料3000連ガチャで勝負をかけてきたので、そのインフレには上手くのった形になります。

 3000連ガチャもいくつか投稿してパターンを試しているように見える。
 こちらは具体的な施策ではなく誰でも回せる、という所を主軸に広告しているようです。

 美少女を紹介するだけ。
 今すぐGET! とはあるが、どうすればGET出来るかはわかりません。ガチャの紹介すらしてないぞ!

 349億ジェムがもらえる広告。
 数が多ければ何でも良いと思ってないか? なんで349億なのかは分かりません。

 ひろゆきの自動音声を使用した広告。
 こういうのって勝手に利用してええんか? とは思うが、勝手に使われていても別に何にも言われていないうちは良いんでしょう。ひろゆきに不都合な事は喋らされていないようだし。

 フリーレンコラボの広告。
 コラボ期間中はミミックに食べられているフリーレンもらえる、というのは中々ユニークな所を表現したなあと思います。

 Youtubeバナー広告も完備。
 ところでこっちでは174億ジェムがもらえるって書いてあるのに、さっきの広告では349億ジェムもらえるになっているのは一体どういう了見なんだ? 初心者限定で349億ジェムで、全プレイヤーには174億ジェムあげるみたいな話?


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