koper

スポーツ記事を中心に不定期投稿します。 特に海外サッカー中心に投稿します。

koper

スポーツ記事を中心に不定期投稿します。 特に海外サッカー中心に投稿します。

最近の記事

リヴァプール、カラバオカップ優勝!!!特別な優勝になった理由

クロップ監督が退任を発表してから早1か月。彼との別れが近づく中、4冠の夢の始まりをかけた戦いがウェンブリー・スタジアムで行われた。 カラバオカップ決勝、リヴァプールvsチェルシーだ。 結果は見事にリヴァプールが2年ぶりの優勝を勝ち取り、4冠に向けて幸先の良いスタートを切った。しかし、この戦いで勝ち取った優勝はただの優勝ではない。今季初のタイトルへの道のりはあまりに険しい道であった。その中で掴み取った優勝を振り返る。 怪我人続出、どうするクロップ リヴァプールは決勝の前に

    • ユルゲン・クロップという人物

      久々の投稿になります。 日本時間の1月26日夕方、リヴァプール公式でクロップ監督が今シーズン末をもって退任することが発表された。このニュースはイングランドのみならず世界中のフットボールファンに衝撃を与え、彼の退任を惜しむ声が各方面から相次いだ。私自身もリヴァプールを愛する一人として、そしてユルゲン・クロップという人間を愛する一人として、彼の退任にショックを受けた。 クロップがリヴァプールに残したものは何だったのか、またイングランドフットボール界全体に残したものは何だったの

      • バルサ復活!ヨーロッパの覇権はどうなる!?

         かつて欧州を席巻した名門バルセロナが復活の時を告げている。一昨年就任したレジェンド、チャビ監督の下で今季は現時点でリーグ戦はわずか2敗、失点は8で首位を快走している。2位のレアル・マドリーとの差も7ポイント差まで広げ、ラ・リーガ優勝はほぼ既定路線と言われている。昨季の低迷からなぜここまで復活したのかを深堀していく。 鉄壁の要塞、BACKの結成  前述の通り、今季のバルセロナはリーグ戦22試合でわずか8失点と驚異の堅守を見せている。それを可能にしているのが、新たな最終ライ

        • 名門の復活、ニューカッスルの新時代

           フットボールは攻撃、守備、攻撃から守備への切り替え、守備から攻撃への切り替えの4つの場面が存在する。欧州のトップのチームはどの場面も完璧に行うだけの力を持っているが、その仲間入りの扉を開けたチームがある。プレミアで現在好調をキープしているニューカッスルだ。現在1敗をキープしており、リーグ戦3位の位置に付けている。 資本買収による確変  ニューカッスルは2000年代初頭プレミア上位の常連だったが、その後低迷を極めた。二部降格を二度経験し、17-18にプレミア復帰を果たした

        リヴァプール、カラバオカップ優勝!!!特別な優勝になった理由

          W杯アジア勢の大躍進によってもたらされるものとは?

          ワールドカップカタール2022が幕を閉じた。今大会は様々な番狂わせが例年以上に起こった。その中でも、我らが日本を含むアジア勢の台頭が目覚ましく、世界的にも注目されている。ざっと挙げても、 ・サウジアラビア、アルゼンチンに歴史的大逆転金星 ・韓国、ポルトガルを破り大逆転決勝トーナメント進出 ・オーストラリア、4大会ぶり決勝トーナメント進出 ・日本、ドイツとスペインに勝ち決勝トーナメント進出 と、アジア3カ国が決勝トーナメント進出を決め、サウジアラビアはグループ突破こそ叶わなかっ

          W杯アジア勢の大躍進によってもたらされるものとは?

          メッシが伝説に

          FIFAワールドカップ2022が幕を閉じた。決勝はアルゼンチン対フランス。 決戦は歴史に残る大激戦となった。そしてPK戦の末、アルゼンチンが36年ぶりに世界の頂点に立った。この戦いで一際存在感を放っていたのがリオネル・メッシだ。この説明の必要のないクラックがカタールで伝説となった。 マラドーナを超える 今までのメッシに欠けていたタイトルが唯一あった。それがワールドカップのタイトルだ。アルゼンチンの英雄と言えば、昨年亡くなったディエゴ・アルマンド・マラドーナだ。メッシと彼は

          メッシが伝説に

          日本代表W杯総括

          ワールドカップカタール2022で日本代表が魅せてくれた。下馬評ではほぼ不可能とも思われていたドイツとスペインに勝利し、日本中を熱狂させた。その結果決勝トーナメントに進出し、世界に日本の実力を証明した。なぜ日本はこのような番狂わせを起こせたのだろうか。 グループEの下馬評 日本のいるグループEは、ドイツ、スペイン、日本、コスタリカで構成される。抽選会でこの組になった時、世界中の人々が突破はスペインとドイツだろうと思ったはずだ。日本でもドイツ戦の前まで突破は難しいという下馬評

          日本代表W杯総括

          W杯優勝大胆予想!Part2

          前回優勝候補を4カ国挙げ、ブラジルとアルゼンチンについて論じてきた。予選も踏まえて、今回は残りのイングランドとフランスについて紹介していく。(Part1はこちら→遂にW杯開幕!優勝大胆予想!Part1|TLBSPO|note) プレミアタレント力、イングランド フットボール発祥の国とも言われるイングランド。この国は世界屈指のプレミアリーグを持っており、多様で才能溢れるタレントに恵まれている。そんなイングランドのメンバーは以下の通りだ。 GK:ピックフォード、ラムズデール

          W杯優勝大胆予想!Part2

          遂にW杯開幕!優勝大胆予想!Part1

          遂に4年に一度の祭典、FIFAワールドカップが開幕する。2022年はカタールで開催されるこの大会は、32ヶ国が出場権を持っており、日本もその国の一つである。世界で一番サッカーの強い国はどこなのか。雌雄を決する戦いが幕を開ける中、各方面のメディア等でひっきりなしに優勝予想が繰り広げられている。今回はそれをやっていこうという回である。 優勝候補5ヶ国 まずは、優勝候補国を5ヶ国紹介しておこう。 ブラジル アルゼンチン イングランド フランス この中から具体的に戦力、

          遂にW杯開幕!優勝大胆予想!Part1

          C.ロナウド、クラブを痛烈批判でこれからどうなる

          言わずと知れたフットボール界の大スター、マンチェスター・ユナイテッド所属クリスティアーノ・ロナウドの発言が大きな物議を醸している。先日イギリスの有力紙「The Sun」のインタビューに応えたロナウドは、ユナイテッドのクラブ経営陣や監督を痛烈に批判した。一部ではあるが、いくつかの発言には以下のようなものである。 「クラブは何も進歩していない」 ロナウドは2003‐2009にわたって、ユナイテッドで一時代を築いた。その時の監督がサーアレックス・ファーガソンだった。その黄金期を

          C.ロナウド、クラブを痛烈批判でこれからどうなる

          世界最高峰プレミアリーグの魅力とは?

           日本ではJリーグが開催されているが、海外でも同様に様々なリーグ戦が開催されている。特に欧州の5か国である、英仏西独伊のリーグは世界トップレベルの力を持っている。その中でもイングランドのプレミアリーグは、スピード・フィジカル・戦術などあらゆる点において世界最高峰である。それゆえ、世界中に多くのファンがおり、近年世界で最も人気が出ていると言っても過言ではない。では、そのプレミアリーグのフットボールは一体どんな顔を持っているのだろうか。 日本との様々な違い  そもそも日本と欧

          世界最高峰プレミアリーグの魅力とは?

          日本の対戦相手、スペイン代表とはどんな相手なのか。日本は勝てる!?

           日本がW杯で対戦するスペイン。2010年の南アフリカ大会では、カシージャスやチャビ、イニエスタ、プジョルなどの名選手を擁して、見事優勝を成し遂げた強豪国である。現在のFIFAランキングでは7位に位置しており、これは同じく日本と同組に入っているドイツよりも上の順位だ。対戦するにあたって、スペイン代表とはどのようなチームなのか見ていく。 スペイン代表基本情報  スペイン代表は過去15回ものW杯進出を誇る強豪国である。また前述の通り、2010年大会では優勝を果たしており、今大

          日本の対戦相手、スペイン代表とはどんな相手なのか。日本は勝てる!?

          日本代表W杯の初戦相手、ドイツとはどんなチームなのか

          これまでW杯4回もの優勝を誇っている強豪国ドイツ。今回のカタールW杯で、日本代表はグループステージ第1戦に対戦することが決まっている。 ドイツとともに強豪国であるスペインも同じグループであるだけに、初戦の結果は森保ジャパンのその後の戦いに非常に大きく影響してくる。 我々がドイツとの一戦を見るにあたって、まずはドイツとはどんなチームなのかを知ることが重要である。 ドイツ代表の基本情報 ドイツは現在17大会連続19回ものW杯に出場しており、今回のカタールで節目の20回目の出場

          日本代表W杯の初戦相手、ドイツとはどんなチームなのか

          低調のリヴァプール、何が起こっている?

          21-22シーズンは国内のカップ戦で二冠をし、一時期はCLとプレミアリーグも合わせた四冠も間近だったリヴァプール。しかし、22-23シーズンは開幕から勝ちを中々拾えない試合が続いている。第11節のマンチェスター・シティ戦を迎える前で、プレミアリーグでは10ポイントの10位、CLでもナポリに圧倒され敗戦するなど、昨年の強さが遠い昔のように苦戦を強いられている。なぜこのようなことになってしまったのか、何が起こっているのか、紐解いていく。 昨シーズンよりスカッドは強化?弱体化?

          低調のリヴァプール、何が起こっている?

          大補強敢行のバルセロナは今季どうなる?

          今シーズンも世界が最も注目するクラブの一つがタイトル獲得へ着々と歩を進めている。 昨季は12季ぶりの無冠に終わったバルセロナだ。 このスペインの名門は、昨年11月にクラブの黄金期を中盤で支えたレジェンドでもあるチャビが監督に就任し、一気に変革の時を迎えた。 新シーズンに突入し、層の厚いスカッドを擁してタイトルを狙うチャビバルサの今季は一体どうなるのだろうか。 苦しい財政でも大補強 今季のバルサは例年にも増して本気度が違う。 主にコロナ禍、近年のヨーロッパの舞台での低迷によ

          大補強敢行のバルセロナは今季どうなる?