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今日の言の葉season3

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毎朝、降りてきた言の葉をメッセージとして綴っています。一日の始まりの、美しい習慣になりましたら幸いです。
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記事一覧

透明なる序章

昨日、あなたの心を濡らした雨は 悲しみのヴェールを被っていたけれど 本当の姿は慈しみだった…

石川真理子
19時間前
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音を観る

自然の中に身を置いて 静けさを観じてみましょう。 「静けさ」とは無音ではありません。 そこ…

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美しい決断

「美しい決断と夢中が私を支配していた」 中西悟堂の『槍ヶ岳』という詩の一節です。 美しい決…

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歳を重ねた美しさとは

「佇まい」とは単に立っている様子ではなく その人のあり方までもが表されています。 佇まいに…

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あなたが主人公の舞台

誰もが自分の物語を生きています。 この世界は舞台のようなもので あなたという主人公がいて …

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人もものも自分を映す鏡

「ものを大事にしないのは 神さまに感謝する心がないからですよ。 それは自分を大事にしていな…

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静けさが失われた世界

宮本常一の「地の声」によれば 府中の大國霊神社で太鼓が鳴ると 新宿まで聞こえたという。 昭和十年代までの話で、日本中が静かだった。 山仕事をする男が歌えば どこかで働く女が声を重ねる。 姿は見えなくても 男女が掛け合いをしながら親しくなり 恋仲になるのが普通だったという。 自然の音もよくきこえたから 津波を事前に察知し助かった人も多い。 今や世の中に騒音があふれるようになった。 騒音に慣れるということは 色々なものを聞きわける能力を 私たちから失わせていると彼は言う。 人間に

本質が問われている

仏教の本質は「慈悲」です。 人を慈しみ、その悲しみに寄り添うこと。 人生にはさまざまな悲し…

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アセンションが進んでいる

花々がバトンを渡すように次々と咲いて 初々しい緑は 日を追うごとにその色を深めています。 …

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神さまから賜りしもの

これまでの人生で あなたが受けてきた傷 奈落の底を見るような悲しみ 胸の奥が空洞になるよう…

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世界が呼吸している

一晩中守られて 今日という日をすこやかに迎えました。 この呼吸に感謝します。 際限なく与え…

石川真理子
10日前
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あなたの居場所

誰もが居場所を探して さまよいながら 日を過ごしています。 天地すべてが居場所である、 そん…

石川真理子
12日前
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この一瞬が永遠である

老師の言葉に突き動かされ 「今」にありったけの心を向けるうち 私の人生の時間は極めて濃厚に…

石川真理子
13日前
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ミクロのジャングル

やわらかな苔に近づいてみると まるでミクロのジャングルです。 なんという深々とした森 そこに暮らす生き物は 顕微鏡でなければ見えないかも知れない。 そこでも、やはり 仲良くしてみたりケンカをしたり ややこしく生きているのでしょうか。 それともうまいこと譲り合いながら 平和に暮らしているのでしょうか。 宇宙から見てみたら 私たち人間はこんなふうに 見えているのかも知れません。 もっとも、こんなに豊かな緑の森は もうだいぶなくなっているようですけれど。