SDGsについて私自身の無知の確認

持続可能な社会について何も知らないので在りのままを纏めました。

気候変動が起きていることは知っています。
「実は勘違いだったり、利権が絡んだエコロジーキャンペーンだったら良いな」と思っていた時期もありますが、長期的なデータを参照したので今は実際に人間の活動が原因で起きているんだろうと納得しています。

持続可能と言える社会になった時に、一般市民の生活水準や習慣がどのくらい変わるのかが分かりません。
削減削減と叫ばれているけれど、何をどこまで削減すれば良いのかが見えていません。
私たちは空調の効いていない部屋で大豆ミートを食べ続けなければいけないのか、買い物袋と水筒を持ち歩きビーフカレーをチキンカレーに置き換える程度の変化で良いのか、そこがわかりません。

原子力発電はSDGsに効果的なのかわかりません。
一方からはCO2排出量が少ないという主張が、もう一方からは放射性廃棄物の処理等々で発生するCO2を加味すれば結局効果的ではないという主張がされています。
私は今現在どちらの主張が正しいのか判断できる材料を持っていません。

本当にそんな世界を実現できるのか疑問です。
エネルギー消費の少ない国・企業が得をする環境が作れるのでしょうか。
人類全体はそこまで聡明になれるのでしょうか。
核兵器も戦争も差別も無くなっていないのに?

時間がある時に調べてまた文章にしようと思いますが、分からないことが多すぎるので今日は無知の確認としておきます。

知識が増えれば増えるほど、疑問も増えていきました。(中略)ノーベル賞をとるような賢人たちは私たちの何倍も知識が多いだけでなく、私たちの何十倍もわからないことを知っているのだろうと思います。少し逆説的な言い方かもしれませんが、人間の賢さはわからないことの量で決まるのではないでしょうか。

『数学とことばの不思議な話』窪薗晴夫(2011)

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