"真っ赤な壁"

僕は山で狩りをしていた。
ある森の中でイタチを見つけた。
イタチを追いかけてしばらく森の中をうろうろしているとそのイタチが大きなほら穴の中に逃げ込んでいった。そして僕もその後を追ってほら穴の中に入っていった。しばらく中に入っていくとだんだん明かりがなくなって穴の中が真っ暗になって、イタチが何処へ行ったのかもわからなくなっていた。僕は持っていた松明に火をつけた。ほら穴はまだ先まで続いていた。すると松明の灯りでほら穴の壁が真っ赤になっていることに気付いた。どうしてほら穴の壁がこんなに真っ赤なのだろう。僕はイタチのことは諦めてほら穴からでて夕暮れまでに家に帰り着くように来た道を引き返した。僕は今まであんなほら穴が森にあることは知らなかったから、村のみんなに面白い土産話ができると思い獲物は取れなかったけどいい収穫はあったので満足して家に帰った。
words by kohei chiyomaru

ありがとうございます❗️頑張ります❗️