書評「現代思想 特集『民俗学の現在』」 ヴァナキュラーでナラティブな民俗学
一か月前に買ってたんだけど、イベント続きでバタバタしてて、ようやく感想が書けます。民俗学が雑誌で特集されることなんて、なかなかないですからね。
民俗学っていうと、妖怪とか怪談とか神社とかのイメージが強いけど、そういった話はほとんどなくて、それよりももっと研究の方法論に近い内容でした。
「ヴァナキュラー」とか、「ナラティブ」とか、「フォークロレスク」とか、私の学生時代にはちっとも見かけなかったカタカナ語でいっぱいです。おかしいな。私の周りの民俗学徒なんて、ひときわ横文字に弱