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日本が輸出できるテクノロジー

ネトフリで『涙の女王』観終わり、ちょっと休憩で地上波に変えた。

イオントップバリュの商品を「超一流料理人」が合格不合格ジャッジするという趣味の悪いバラエティになった。

あれ、キラいなんだよね。

なんで人が一所懸命作ったものを「超一流」とか言って、威張って審査できるんだろう。これまでローソンとかセブンとかもやり玉に上がってた。

豚シューマイ 9個入り386円。安い。

「超一流」料理人のおっさん三人が賞味。
なんだかんだ言う。

「たけのこのスジが残ってる」
いちゃもんである。

そりゃ、自然の素材を使ったものだから、スジ、残るだろう。それも味わいだろう。

こうなると、ぼくは完全にイオントップバリュの味方である(まったく関係ないんだけど(笑))。ローソンの時はローソンの味方した。

あのね。イオントップバリュは、微差で戦ってます。

ローソンもセブンもそうだね。

美味しい。どれも美味しい。そして安い。もう、何が何だかわからないくらい美味しい。

昨日も書いたけど、日本は、

アジアの中で非常に安全な観光地。経済は後進国

のブランド・ポジションです。

『エコノミスト』は先月からインドを集中的に特集している。

これに対して「Japan」が記事の主役になっているのは

全記事検索してみると;

2023年に2つ(うち一つは映画『Perfect Days』絡みでトイレの話)
2022年は1つ
2021年は1つ
2020年に1つ

2024年は1つきりだ。

トップバリュにせよ、ローソン、セブンにせよ、「安い価格で美味しさを提供する」というのは、技である。

超一流料理人は「原価上がったからメニュー価格上げればいいじゃん」の人たちだ。

そもそもゲームのルールが違う。異業種だ。だからぼくはあの番組の企画、気に入らないのかもしれない。

しかもですよ。豚シューマイ9個入386円を三人の「超一流料理人」のおっさんたちは全員「不合格」としやがった。

何様。

さて;

今朝ローソンで見つけて、気になるので買ってみた。

ふつうのどん兵衛は税込250円。
これに対し、「すべてが主役」どん兵衛は302円。52円も高い。

微差だけど、微差じゃない。

このあたり、日本の得意なクリエイティブだと思う。

微差ばかりを追っても仕方ないのだけど、微差を追わざるを得ない業界で微差を追求する技。

これ、ほんと、日本が輸出できるテクノロジーだと思いますよ。
やったらいいのに。

円の価値、上がるはず。

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