SS【神さまの仕事】#青ブラ文学部
山根あきらさんの青ブラ文学部『橋』に参加させていただきます。
【神さまの仕事】(948文字)
「キューピットはいいよね、矢を放てばいいだけだもん」
「見た目も可愛いし」
「それに比べて僕らって…」
二人は顔を見合わせました。
彼らは小さな星のちいさな神さまでした。
彼らの星はまだ新しくて、神さま自身の造作もまだラフ原画みたいな感じです。例えれば、幼い子が描いたミッフィーみたいな。(可愛いと言えなくもないですけどね)
そして自分たちがすべき仕事の要領もつかみきれていないの