ケティ@音楽家

シンガーソングライターです。 ボイストレーナーもやってます。 答えのないモヤモヤを書き…

ケティ@音楽家

シンガーソングライターです。 ボイストレーナーもやってます。 答えのないモヤモヤを書き晒します。 1日1投稿目標に。 YouTube https://www.youtube.com/channel/UCRnY0udzRj9btG2iDyhDUTQ

最近の記事

「一貫性ジレンマ」に囚われないようにしよう

シンガーソングライターのケティです。 よく、自分の意見を持つことが大事だとか、ブレない芯をもつことが大事だと言われますが、私は必ずしもそうではないと思うのです。 「一貫性がある」という言葉も、見方によっては、頑固で柔軟性のない人だと言えます。 科学は常に進歩しているし、世界情勢は目まぐるしく変化をしているし、その時代その時代で、正解が変わることなんていくらでもあると思うのです。 時代に合わせて考え方をアップデートすることは、決して芯のない生き方ではなく、むしろ自分の意見をし

    • 人は無意識に周りにいる相手に呼応する

      シンガーソングライターのケティです。 先日読んだ「スピリチュアリズム 私の謎」という本の中に衝撃的なことが書かれていました。 なんと子供のパーソナリティーを形作る最大の要因は、親のしつけではなく、周りの友人関係だそうです。 たまに、お母さんはこんな明るい人なのに、なんでその子供がはあんなに暗いんだろうと思うことや、親は教育熱心なのになんで子供はあんな色々問題起こすんだろうと思うことがちょくちょくにありました。今思うとなんだか納得です。 どんなに親が熱心な教育をしても、その時

      • 本当に大事な人は、ありのままの自分でいられる人のことだと思う

        シンガーソングライターのケティです。 本当の友達や、恋人をつくるということは、言い換えるとありのままの自分でいられる相手を見つけるということではないか。 私は自分のことがとても好きです。そのままでとても素敵な人間だと自覚しています。 私のことが嫌いな人は、きっとありのままの私を知らないだけだと思います。 それくらい情緒が安定しているのに、相手や環境によっては変に取り繕ってしまい、ありのままの自分が出せていない自覚があります。 ありのままの自分でいるというのは、実はとても

        • 私は多分ゲイでもバイでもストレートでもない

          シンガーソングライターのケティです。 今日は一つ私がモヤモヤしていることをお話します。 私は過去に男性とお付き合いをした経験があるのですが、たまに ゲイですか?バイですか?と聞かれます。 実はゲイの方からも本当にゲイ、バイですか?と聞かれたこともあります。 結論を言うと、私はゲイでもバイでもないと思っています。ストレートではないことは確かです。一番近いのは、恐らくパンセクシャルです。 私の中では、男性が好きとか女性が好きとか、男女が好きという認識はなく、好きになった人が

        「一貫性ジレンマ」に囚われないようにしよう

          面白い文章と分かりやすい文章は別物である

          シンガーソングライターのケティです。 突然ですが、面白い文章と分かりやすい文章は別物だと思うのです。 あえて文章を4つにカテゴライズすると ①面白くて分かりやすい (夢をかなえるゾウ、七つの習慣、人を動かすなど、ベストセラーに多い。イメージしやすく実践的) ②面白いけど分かりづらい (檸檬、ドグラ・マグラ、道化師の蝶など長編小説や純文学に多い) ③分かりやすいけどつまらない ④分かりにくいしつまらない といった感じです。 ①いわゆるベストセラー本は、本好きだけで

          面白い文章と分かりやすい文章は別物である

          自慢をする人は自己肯定感が低い

          シンガーソングライターのケティです。 実は自己肯定感には、潜在的自己肯定感と顕在的自己肯定感で別れるということをお話ししたいと思います。 まず、顕在的自己肯定感について。 これは、自分自身のことを好きでいるという自覚があるかどうかということ。 そして、潜在的自己肯定感は、無自覚に自分のことを嫌っていないかということ。 一応私自身の自分の認識は、顕在的にも潜在的にも自己肯定感は高いと思っています。 厄介なのは顕在的自己肯定感が高いのに潜在的自己肯定感が低い人なんです。

          自慢をする人は自己肯定感が低い

          ミックスボイスがゴールではない

          シンガーソングライターのケティです。 私はボイスレーナーとして毎月100時間以上スクールで指導をしています。 トレーナーとしての私の得意分野はミックスボイスの育成です。今までたくさんの人達を、ミックスボイス習得まで連れていくことができたのですが、常々思うことがあります。 それはミックスボイスはあくまで発声という観念で見た一つのツールであり、ミックスボイスで歌うことが目標ではないということです。 歌は心·技·体です。 ミックスボイスは心技体の内の体に当たります。 高音がしっ

          ミックスボイスがゴールではない

          継続の鍵は初期動作を極力短縮するしかない

          シンガーソングライターのケティです。 何かを継続するカギは、初期動作を極力短縮するしかないと思っております。 なぜ人がスマホにハマってしまうかというと、スマホを開くという動作がボタンを押すだけであまりにも簡単すぎるからだと思うのです。 私は趣味としてデッサンをしているのですが、何故デッサンが続くのかというと、鉛筆と紙さえあれば始められるからです。例えばこれが絵の具になってくると、毎回描き終わりに机の上を綺麗にして、水を用意して、用具を用意してと、描き始めるまでの初期動作に

          継続の鍵は初期動作を極力短縮するしかない

          私はフィードバック中毒だと思う

          シンガーソングライターのケティです。 私はデッサン、筋トレ、サイクリング、読書が趣味なのですが、その共通項を考えてみたところ、きっと私はフィードバックがあるもの好きなのだということに気づきました。 自分の書いたものが形として残るデッサン。 自分がキツい思いした分、フィジカルとしてわかりやすく成果の出る筋トレ。 自分のこぎ足の強さがスピードとしてフィードバックされるサイクリング。 得た知識を生活に活かせる読書。 趣味にはカウントされませんが、ボイトレも毎日行っていて、常にそ

          私はフィードバック中毒だと思う

          友達の定義はこの2つ

          シンガーソングライターのケティです。 私が思う友達の定義はこの2つ。 ①お互いに気兼ねなく遊びに誘える関係 ③お互いに嫉妬しない関係 人を遊びに誘うって意外とハードルが高いことだと思います。 私を遊びに誘ってくれる人は限られているし、同じように、自分から遊びに誘える人もかなり数が限られています。 自分が誘ったところで、相手に面倒くさいと思われないかとか、色々理由つけて断られるんじゃないかと心配になったり、 そもそも「この人と遊びたい」と思える人自体、実はあんまりいないんで

          友達の定義はこの2つ

          2年半ぶりにボイトレを再開

          シンガーソングライターのケティです。 この度、2年半ぶりにVoice professionalsというボイトレスタジオで、ボイトレ通いを再開することになりました。 ワンマンライブ前に単発でレッスンを受けたり、YouTubeや本で勉強して自主練することは多かったのですが、久々に先生に見てもらったところ、自分の盲点をついて頂き、レッスン内で自分でもハッキリと違いがわかるくらいに変化を感じました。 もう本当に感動!! 子供みたいに飛び跳ねてしまいました(笑) 皆さんも、ボイトレ

          2年半ぶりにボイトレを再開

          質に逃げるな 量をこなせ

          シンガーソングライターのケティです。 量より質、質より量という議論に終止符を打ちます。 結論から言うと、質にも量にも逃げてはいけないのです。 私はボイストレーナーの仕事をしているのですが、質に拘るあまり、練習量が足りていないんじゃないかという生徒さんをチラホラ見かけます。「そもそも練習量足りてる?」というのが本音です。いくら正しいメソッドを頭で理解しても、身体に憶えさせるためには相当の量は必要なのです。 反対に、いくら声を出していても、科学的に正しい声帯や身体の使い方がで

          質に逃げるな 量をこなせ

          やりたいことに意味なんて考えるな

          シンガーソングライターのケティです。 今日言いたいことはただ一つ。 「やりたいことに意味なんて考えるな。」 幼い頃は全員勉強内容を学校に決められ、習い事をしていたとしてもそれは親の意向のことが多く、本当に自分の意思で何かを習いたいと思った訳ではない方が殆どだと思います。 意味を考える暇もなくやるべきことを提示されいた状態です。それがおとなになってからは何を勉強するか、何にお金をかけるかは自由になるのです。 そうするとどうしても好奇心の弱い人は何にも手を出せなくなり、結果休日

          やりたいことに意味なんて考えるな

          素人アドバイザーに注意しよう

          シンガーソングライターのケティです。 私は人は余計なアドバイスをしすぎだと思うことが多々あります。 例えば、プロの歌手に対し、「もっとこういう歌い方をした方がいい」と口を挟んだり、人が手作りしてくれな料理に対して「もっとここをこうすれば美味しくなるよ」と口を挟んだり。挙句の果てには個人の性格や考え方についてまで口出しをしたり。 まぁ、プライベートであれば多少腹が立ってもスルーすればいいのですが、厄介なのは無能な上司や先輩です。 自分の方が立場が上ということを利用して、意味

          素人アドバイザーに注意しよう

          大事にする価値のある人とない人

          シンガーソングライターのケティです。 突然ですが、厳しいことを言います。 人間は、大事にする価値のある人とない人は必ずいると思います。 様々な本で、「見返りを求めてはいけない」、「不満になるのは相手に期待をしてるからだ」と書かれていると思うのですが、人間そんな聖人君主ではないと思うのです。 見返りを求めているわけではないのですが、私の場合、こちらが親しげに話しかけた人が、うっすいリアクションだった場合、もうその人には自分からは話しかけないです。逆に、リアクション大きく受け

          大事にする価値のある人とない人

          好きな曲よりも好きなアーティストを増やそう

          シンガーソングライターのケティです。 サブスクの時代になり、いつでもどこでもスマホ一台で色々な方の歌を聴けるようになりました。 これは凄く便利で、リスナーとしては良い時代になったなと思う反面、手軽に聴けるようになった分、流行りの曲だけを雑多に聴く方が増えたのではないかと思います。 実際、私のボイトレの生徒でも、そういう方が多いです。 ここで1つ私からのお願いがあります。 みなさん、もっと誰かのファンになってください。 「この曲いいな」で留まらず、「この曲いいな。もっとこ

          好きな曲よりも好きなアーティストを増やそう