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雑誌「世界」4月号「米中東政策の綻びはどこに向かうか イスラエル もうひとつのトランプ旋風」を読みながら

この論考を読んでいて私の脳裡に立ち上がったイメージがあった。
それはバイデンのようにイスラエルにエスカレートさせないような忠告なしに、トランプはイスラエルをスポイルドチャイルドのようにすべてを肯定するので、トランプは米国内のカトリック教徒や福音派のみならず、あるとすれば世界ユダヤ資本のようなものまでも味方につけているのだ。これがトランプの手強さなのだ。

ではイスラエル版「トランプ旋風」とは何か。それは、イスラエル国内にもトランプのような暴言・煽動をする政治家が支持を拡大しているというのだ。

その人は22年末に国家安全保障相となった極右政党「ユダヤの力」のイタマル・ベン=グヴィールである。10.7から日に日に支持を拡大しているという。

ネタニヤフが失脚しても、あとにはもっと強面の政治家が控えているのだ。

このイスラエルのガザへの暴挙にイランとの衝突に世界は何もできないのか?日本はそんな国々と同盟を結んでいて良いのか?悩ましい問題に私の小さな頭脳はパンクしそうである。

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