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神の使い

描き始めた時は特定の神を想像していたわけではないので
いわゆる概念としての神からの使い。

<神の使い>

自分は特に宗教に強い想いを保つ人間ではなくて
菩提寺の行事にお付き合いはしますが
真面目な信徒ではありません。
しかしながら宗教は美術や音楽に近い存在でもあり
そちら側からのアプローチや世界感は
当然強く、切っても切れない縁です。
実はこの絵も最初は本当に無知な自分が
鹿の角が神の木に変わったら"絵ずら"としても面白いだろうなぁ
と思いながら描き始めたものの、ところがだんだんどこかで見た記憶が
甦ってきて調べてみたくらいなので真似たわけでもないけれど
お恐れ多いものでした。
多分、奈良の文化に強い方はご存じだと思うのですが
重要文化財「春日鹿曼荼羅図」

https://www.narahaku.go.jp/collection/1182-0.html

出来栄えは当然に地球を何万回も回るほどの差はあります。
 「神鹿が雲に乗って春日の地に飛来」するわけですが
しがない自分のところにも寄って顔を見せてくださると
と、思ったりもします。
もしちょっとでも寄ってくださるのなら
庭に幸福を蒔いていって欲しいと思います。

・・・・・・・・今日の庭・・・・・・・・

ちなみに今年の庭は虫くんが多くて
種から発芽させても食べられちゃう。
それでも色鮮やかなものもあるので2枚ほど。

ニゲラとベゴニアと忘れな草
アルストロメリア



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