カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー

新卒でベンチャー→ワーホリ→人事系アウトソーサー→GAFAMの一角で人事(採用や労務)…

カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー

新卒でベンチャー→ワーホリ→人事系アウトソーサー→GAFAMの一角で人事(採用や労務)として10年近く働き独立。 現在は誰かの変化点となるべくキャリア(仕事+人生)相談をお伺い。個別面談 受付中。 noteは自己内省と分析、キャリア、人事/採用情報がメイン。+ときどき呟き。

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私にとってのキャリアコンサルタントという仕事とは。

note内をお散歩していて、こんな記事に出会った。 キャリアコンサルタントの知名度が低いというのは、以前から多くのキャリアコンサルタントが感じている課題だと思う。 私自身も初対面の方に自己紹介で「キャリアコンサルタント」ですと名乗ると、「いいお仕事あったら紹介して!」と冗談交じりに言われることがある。どうにも、人材紹介業(あるいは、紹介会社のアドバイザー)と誤認されているような気がする。 まぁ、そういう誤解が生まれてもしょうがないというのも分かる。人材紹介会社のアドバイザ

    • やらない理由よりもやる理由を探す方が重要だという話

      何年か前に上原ひろみさんのコンサートに行った。メディア越しに聴く演奏よりも、ライブではずっと軽やかで楽しげで、控えめに言っても最高のパフォーマンスを目で耳で全身で楽しませて頂いた。 そんな上原ひろみさんが、トークの中でこんなような言葉を話していた。 「私にとってピアノはどこでもドアのようなもの。ピアノがあるから世界中の色々なところに行って演奏が出来るし、人と触れ合うことができる。ピアノは私を世界中の色々なところに連れて行ってくれる。」 ピアニストらしいというか、上原ひろみ

      • ゆるやかに刺激の多い優しい1日

        旧友に会って、新しい街を歩いて、海を見て、風に吹かれて、子供たちからエネルギーをもらって、美味しい料理を食べて、ゆったり酒を飲む。 そんな1日。 盛りだくさん過ぎるな。 幸せな1日。

        • 5月が終わりですね

          早いもので5月も終わり。 毎日が矢のように過ぎていく。(実際に矢が飛んでいく様子を想像できるわけではないが) そんなくだらないことを考えるくらいの心の余裕が出てきた5月。 1〜4月は本当にバタバタで自分の時間を持つ余裕も無かった。 4月から保育園が始まって、5月にはその生活にもやっと慣れつつ、今度は仕事が忙しくなってきて、ありがたいことだけど、のんびりする余白がまだあまりない。 これは良いことでもあるし、課題でもある。 日常の由無し事に追われてしまうと、中長期的に大切なこ

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        私にとってのキャリアコンサルタントという仕事とは。

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        • キャリアコンサルタントのあれこれ
          22本
        • 就職と採用のお話
          70本
        • HR(人事)のお仕事
          23本
        • 成長とはなんぞや?
          15本
        • 自己分析に関するお話
          24本

        記事

          転職の話「優秀」かどうかと「相性の良さ」は企業によって変わる

          子どもの寝かしつけをしていたら、自分の方が先に寝落ちしてしまいました。どっちが親で寝かしつけをしているのやら。 さて、今日も中途採用の面接官を。 中途採用の採用基準は大きく3つに分かれる。 業務経験とスキル、ポテンシャル、カルチャーフィット(チームフィット)の3つ。 業務経験とスキル これはもう言わずもがな。 中途採用は経験者採用なので、募集職種で必要となるスキルや経験をどれだけ備えているか。 例えばエンジニアであれば、募集職種でインフラ系の経験を必須としているのであ

          転職の話「優秀」かどうかと「相性の良さ」は企業によって変わる

          プロの話を聞く。お客さんと一緒に作り上げるサービス

          昨日に引き続き美容師さんの話。 大抵の美容室では、あらかた髪を切り終わった頃に鏡を使って後頭部の仕上がりを見せて「いかがでしょうか?気になるところあります?」的な“儀式”がある。 もうほぼほぼ切り終わっていて、美容師さんもまあまあのドヤ顔で鏡を見せてくるので、私は何も言えずに「サッパリしましたねー、あざますー」と返してしまう。 あのタイミングでやり直しを命じられる人なんているのだろうかとさえ思ってしまうほどだ。 そんな風に思っていることを美容師さんに伝えたら「お客さん

          プロの話を聞く。お客さんと一緒に作り上げるサービス

          仕事の美学?アーティストの美学?

          先日、今年の四月に92歳で亡くなったフジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーを見た。 ドキュメンタリーの中でフジコさんは「芸術には完成なんてない」というようなことを話していた。さらに加えて「死んだらショパンにでも聞いてみるわよ。どう?正しかったでしょうって」とも言っていた。 一生かけてピアニストとしての道を究めんと歩み続け、世界中で活躍したトップピアニストの1人として名前を連ねつつ、それでもなお、さらなる高みを目指していた。一方で、ショパンに「(自分の演奏、解釈が)正しかっ

          今日も面接官。経歴書にアタリをつける。

          今日もとある大手企業の面接業務。 事前に経歴書を拝見し、人物像をイメージする。 もっとも、この面接業務の場合は、私が行う質問項目はほとんど決め打ちのような感じなので、面接官としての自由度はそれほど高くないのだが。 「履歴書や職務経歴書を見るだけで、どんな人物かを見極めることが出来るのか?」と聞かれることがある。 この質問に対する私の答えは「だいたい分かる」である。(恐らく一般的な社会人の方であれば、誰でも同じように「だいたい分かる」と答えそうなものであるが。) 少しだ

          今日も面接官。経歴書にアタリをつける。

          100年キャリア -藤城清治さん-

          藤城清治さんの特別展示があったので、家族で博物館に行ってきた。 藤城清治さんは、日本の影絵作家の第一人者といっても過言ではないような方。(私自身が影絵業界に詳しいわけではないのでどなたが第一人者が存じ上げない) おそらく作品を見れば、多くの方が見覚えがあるのではないかと思う。 ちなみに御年100歳で未だ現役のアーティスト。 私との関りで言うと、子どもの頃にみたNHKなんかの昔話やみんなのうた的なものの映像に藤城さんの作品が使われていたような気がする。 上に貼らせて頂い

          本日はお休みします。

          GWがあけて2週間。 仕事も動きつつ、保育園にも通いつつ。 バタバタしつつ、流れにものりつつ。

          愚痴が苦手でして。

          時折「愚痴」をこぼしたくなる瞬間が訪れる。 思った通りにことが進まなかったとき、不合理に巻き込まれたとき、大変でしんどいとき。 私はそういうとき、頑張って口を閉ざすようにしている。(たまにnoteにこぼれているかもしれないが) 口を開くとネガティブな言葉ばかりが溢れそうになって、その言葉が耳から入って反芻されて、心に蓄積する。そしてまた次の愚痴の肥やしになる。 そんな負のサイクルに陥ることが分かっているから、愚痴が出そうになるときは、口を閉ざして静かに考える。 そもそ

          こんな私ですが、ちょっとだけドキドキしながら仕事をしています。

          私はキャリアコンサルタントが本業なのだけれど、副業で様々な企業の採用支援を行っている。 具体的には書類選考や、面接官の代行業務、合説のプレゼンター等である。 守秘義務の関係で、具体的なクライアント名をお伝えすることが出来ないのだが、ほとんどが業界1位とか、プライム上場とか、日本を代表するような名だたる企業ばかりである。 今日も面接の代行業務があって、クライアントの現場マネージャーと同席をして面接を行った。面接自体の進行と人事的な立場からの質問をさせて頂くことが私の面接官

          こんな私ですが、ちょっとだけドキドキしながら仕事をしています。

          過去のnote、頑張ってたな、、、

          約2年ほど前に書いたnoteにスキが付いていた。 はてさて、どんなことを書いていたのかふと気になって読み返してみた。 ざっくりまとめると、世間で発生した事案に対して、もし担当人事だったらどのように処遇するかという内容。けっこう真面目に書いてて驚いた。 そうか、そういえば人事の仕事やってたな(10年くらい) 最近はキャリアのことと子育てのことばかり考えていたから、労務のことなんて忘れてしまったような気がする。いや、忘れてはいないけれど。 人事の花形ポジションが採用だと

          キーパーソンはすぐそこに

          現在作成しているワークにおいて、キーパーソンについて言及するパートがある。 「○○さんの一言がきっかけで人生が変わった」 そんな大きな意味を持つ一言を発してくれるひとと出会うことなど、そうそうないかもしれない。 しかし、人生を変えるきっかけとなる一言自体は、それほど特別なものではなかったりする。 「やりたいならやればいいじゃん」 これくらいの軽いノリで背中を押してもらっただけで、ターニングポイントを一つ曲がっているようなことが、人生には度々おこる。 キーパーソンとの出

          キャリア理論をどう活かすか。

          理論ありきで考えるというよりは、すでに起こったことを解釈するために理論を使うというのが妥当なのだろうな。 人間は不合理な判断をする生き物なので、特定の理論を行動基準のベースに掲げていたとしても、要所要所では理論と違った判断してしまうことが多々あるのだろうな。 そういう場合、理論が当てはまらなかったと捉えるよりは、説明のつけやすい理論を後から当てはめるという方が、評論家っぽい感じがする。 そろそろ勉強しなおさないとな。 いつまでも大好きなシュロスバーグ先生とスーパー先生ば

          手元が見えない理由

          息子の保育園の連絡帳を書くときに少し前から違和感を感じていた。なんだか目がチカチカするような、なんとも言えない感覚。 その感覚の正体、名前がわかった。 「老眼」 それしかない。 ペン先に意識を向けてもどうも焦点があわない。最近、思ったように文字が書けない気がしていたのは、このせいだったのか。 もともと視力はよい方で、最後に受けた健康診断でも左右ともに1.5だったのだが、老眼自体は30代の前半くらいから携帯とか本とか、近すぎるとボヤけて見えなくなり始めていたが、最近にな