吉川ひろあき

脚本家、演出家、役者として活動中です。 結構なポンコツっぷりが特徴 トータルまだまだペ…

吉川ひろあき

脚本家、演出家、役者として活動中です。 結構なポンコツっぷりが特徴 トータルまだまだペーペー 20作品程作りました。 コメディ、ブラックコメディ、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、などなど。 お仕事募集中

最近の記事

ジンクスと言うのか?はたまた呪いか?長いけど最後までドウゾ

脚本演出家です。と言うと、業界関係者でない人からは劇団とかやってるのねぇ。という反応をされる事がたまにあるが、劇団をやってるわけじゃない!じゃあ、現状何なのだ?と言えば雇われのフリーの脚本、演出家という説明が簡単でわかりやすい。 いや、あの、事務所には入ってて、、えーーと、、😅 えーなに?劇とかやるんだ劇、、、、いや、劇ちゃうし!間違ってはないけど、演劇!舞台!って言ってよ!! 演出家?へーー監督なんだ、カントクーーーー!(昔、バイト先のお客さんにあだ名カントクと呼ばれて

    • 河島志乃部、アフターストーリー(A piece of Fake)

      毎日は充実している、仕事もプライベートも何なら友達だって、恋愛は...まぁ、置いといて。 けど、心にぽっかりと開いたままで塞げない穴だってある おかえりもお疲れ様も言ってくれる人のいない一人暮らしの部屋、、うるさいな。 休日の昼下さがり、ピンポーンの音で起こされる、日々のオーバーワークでゼロになったHPを回復できる束の間の休み時間もこうやって簡単に潰されてしまうのだ。 「お届け物です」 白い靴下に爽やかな色のポロシャツ姿の配達員のお兄さんでさえもこういう日は、ウザい

      • 鶴田根子、エピソード0(A piece of Fake)

        『またね』とか『行けたら行く』は絶対に次は無い言葉だと思っている。 他人に期待するだけ無駄、そう思い昔から過ごしてきた。 そうすれば失望感を感じる事も、裏切られたと思うこともない、信用と信じるって言葉は全部捨ててきたんだ、捨ててきた筈なのに... 目の前で、無表情でただ黙って座っている男が私にこう言ったんだ。 『その手はなんの為にあるんだ?』って、正直なんの事だかわからなかったが、その自信に満ちた言葉は今でも忘れない。 「欲しいものを掴むため」私は思ってもない事を口走っていた

        • 黒原朱子、エピソード0(A piece of Fake)

          「朱子君知ってるかい、三色団子ってのはピンクが春、白が冬、緑は夏を差していて秋が無くて、飽きが来ないって意味で縁起のいい食べ物って言われてるんだよ」 私の隣で、団子を子供のように頬張る先生はいつものように唐突にくだらない話を始める。 この人は本当、子供のように危なっかしい、気づいたら擦り傷を作っているし、せっかく一晩かけて直した服も次のに日はほつれていたり。 「朱子君ごめんね」 ほら、またこの一言で全部無かった事になっちゃうんだな、本当ズルいなって思う。 今日も特に何をしよう

        ジンクスと言うのか?はたまた呪いか?長いけど最後までドウゾ

          良い、悪いの個人的見解

          久々にnoteを更新したらこんな内容です。脚本家目線の本の見解をご覧ください。 (こんな事いってますが、ここ最近は観劇も行ってないんですよ) 演技に正解も不正解も無いんだ!ってのは、よく聞く話ですよね。(よく聞くかは知らんけど) 本(脚本)にもルールはないんだ!って言ったら、そうです!無いです!!(即お話終了になりますね) けど、理解されやすい、引き込まれやすい作り方はあったりします。 個人的にいつも思うのは、おかしなぐらい丁寧に書いて無駄な事は無いって事です。 寧ろ

          良い、悪いの個人的見解

          リモート二人芝居台本「お薬始めました」

          「お薬始めました」 作、吉川ひろあき A治験の被験者ここでは、男(男でも女でも良い) B医者ここでは女(男でも女でも良い) 性別によって、語尾は変えてください A「あ~~」 口を大きく開けている B「はい、大丈夫そうですね、体調の方はどうですか?」 A「今日で1週間目ですよね、特に最初の時と変わりなくて」 B「特に、体調に変化はなく大丈夫って事ですね、 後1週間、長いですけど、引き続きよろしくお願いしますね」 通話を切ろうとするが、とめられる A「先生、ホ

          リモート二人芝居台本「お薬始めました」

          脚本の話(役の構築と流れの構築編①)

          まだです!まだ書いてみよう編には突入しないんですね!どんだけ伸ばすねん!という感じですが・・・ 今日は役とそれに伴う、流れの構築編です。 今回は過去に書いた作品を元にして解説を入れていきましょう。 2016年に書いた作品になります。 これは、今年の1月に作った作品「チョコとちょこっとお菓子な模様」の系列作品になりますね。 1月の作品はこれの続編として書き上げました。 あらすじはこちら 経営の傾くどうにもうまくいかないカフェ、喫茶リテラリーにて起こるある一日のお話。 オ

          脚本の話(役の構築と流れの構築編①)

          脚本の話(文字数と展開編)

          懲りずに、これ第何弾まであるんだって感じですけど、今回もお話させていただきます。言っときますよ!参考になるかは知りません! はい!まず、書く上でもう一つ必要になってくるのは時間ですね。どんなにいい話書けても、おケツの痛い椅子に座って2時間、3時間・・・キツいっす 狭いキツキツの席で超満員で、2時間、3時間・・・キツいっす はい、ただ、書けばいいって事でもないんですね、どんな場所でやるか、全体の尺はどれくらいか?を前提に書き進めないと、自由にやってたら最後にどえらいことに

          脚本の話(文字数と展開編)

          脚本の話(ジャンル別編)

          僭越ながら、第二弾、ジャンル別編です。先に行っておきます、参考になりません!(笑)あくまでも、こんなやり方あるんだ程度に見ておいてください。 それではまずに、大前提で、お話するのは舞台の脚本ってところからスタートしますね。前回はプロット編でしたのでその延長線上ということで まず、最初に考えるのは、シチュエーションですね、はい、ここで、前回のプロット編をまったく使わないという流れに入りますがそこはお気になさらずに! 脚本にルールなんてねぇんだ、自由だ!って気軽に考えて見て

          脚本の話(ジャンル別編)

          仕事を収集します

          舞台の脚本の仕事をとる方法ってそう簡単にあるわけでもない、って事で、このノート機能を使って、プロットよりもお粗末なモノにはなりますが、思いついたネタを書き綴ってみようと思います。 もし、その中で、何か興味を持てるものがあれば、お話をいただければと思います。 ちゃんとしたプロットに起こすのに、まず、1週間程ください、そのあと、1ヶ月から1ヶ月半ほどあれば、2時間物であれば舞台の脚本は大まかには書き上がると思います。(自分で言うててなかなかのハードルです) その後、細かい修

          仕事を収集します

          脚本の話(プロット編)

          僭越ながら、脚本の話をさせていただきます。 とはいっても、脚本の書き方を学校で学んだわけでもなく、そういう学校をでたわけでもなく、師匠がいたわけでもないので、この話は独学であり、これから、書こうと思う人にはあまり参考にはならないかもしれませんが、こんな書き方もあるという一種として見ていただければと思います。 ではまず、大前提で、プロデューサーがいる現場である所からスタートしましょうもし、これが、自分プロデュースの場合、別にプロットなんてなくてもなんとでもなります(きっと)

          脚本の話(プロット編)

          自己紹介と言う名の23歳~現在

          長いよ!自己紹介って言いながら、クソ長い履歴書を書いている気分です。ここからは、意外とさっさっさと進みますよ。 ここから数年間、レッスン通いをしつつ、ワークショップ通いをしつつ、脚本、演出家という所からは離れて3~4年ほど経ってしまうんですよね。 今思えば、結構、無駄な23~26歳を過ごしたなぁと思ってます、はい反省、どんな形であれ、ただレッスンする、ワークショップに行くってだけはあんまり身にならないんじゃないかなとこの時実感しました。取り組み方とかそれは人にもよります、

          自己紹介と言う名の23歳~現在

          自己紹介というの名の17歳~23歳頃までの話

          ふいに、始めてました、こんな時にできる事を考えた結果。 コレにいたりました ブログなのか、なんなのかわかりませんが、とりあえずお付き合いください。 1988年1月14日生まれ、32歳(2020年4月で) 上京してきて、9年目?の春がやってきました、はい、絶賛コロナってますね。 エンタメ業界に生きる私達演劇人には大打撃なこの意味不明なウイルス 公演中止が相継ぐ中、仕事を失うわけにはいかない、寧ろこの機会に何かを殺るべきだと、皆、何かしら始めてます。 はいどうも、奈良県出

          自己紹介というの名の17歳~23歳頃までの話