【物語の現場037】本当は登場させたかった恵林寺庭園(写真)
「狩野岑信」の第四十五章で、吉之助と竜之進が向かった崖の上の恵光院。その前に登場した恵春院ともども恵林寺の塔頭という設定。どちらも架空の寺院です。
当初、恵林寺と有名な庭園を物語に登場させたかったのですが、実際に行ってみると、やはり恵林寺そのものが大き過ぎ。江戸時代には今より大きかったはず(武田時代はさらに大きく、上の放光寺まで一体だったとのこと)。
従って、ここを占拠したり家探しするとなれば、数名の潜入部隊では無理。また、惨劇の舞台とするにも架空の塔頭とした方がいいか