カミタカハラ@広報・労働問題代行社労士

元新聞新聞記者(広報対応、取材・記事執筆)、製造大手の労務管理(労働時間管理、懲罰)、…

カミタカハラ@広報・労働問題代行社労士

元新聞新聞記者(広報対応、取材・記事執筆)、製造大手の労務管理(労働時間管理、懲罰)、原価管理、社労士(労働・社保の国家資格)。

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「後者2割勢」の生存方法一例

このnoteは私と同じ「後者2割勢」のうち、社会に出て間もない子たちに読んでほしい。 私の会社生活における「ハック」を紹介したい。討ち死には既定路線としても、少しでも死期を延ばす一助になれば嬉しい。 ここでは、「仕事術」なるものについては一切書かない。まったく出てこない。それはエリートの皆様に譲る。本もいっぱいある。 それらの本を読んでも現実に生かすことが苦手な、われら「後者2割勢」が会社組織においてどう生き抜くか。それを記している。 エリートは回れ右をして、どうか残り少

    • 中国地方の赤い屋根とアボリジニのブーメラン

      昨日から妻と2人、広島旅行をしている。 出発前日の夜、妻の実家からお招きを受けて、妻のお父さんと晩酌させていただいた。久しぶりに見事な二日酔いになった。 楽しいお酒で浮かれたテンションで妻に提案した広島弾丸旅行。私の二日酔いもあり、朝はゆっくりめの出発となった。そのうえ、運転は妻にしてもらった。なんという体たらく。。。 私が大学時代の4年間を過ごした広島。久々の訪問に助手席でワクワクしていた。 関門海峡を越え、中国山地に入ると、九州とは大きく異なる“ある”変化に気づく。

      • 困りごとのお電話、お待ちしています!

        「共有フォルダに保存されている〇〇って資料があるだろ?あれのデータが先月のままなんだよ。うちの会議で使うから困るんよね。更新してくれんか?」 現場の“オヤジ”からかかってきた一本の電話。背丈を超える機械が整然と並び、大きな音を立てて動く工場で、数十人の部下を預かる“オヤジ”たちの声はいつも大きい。 オヤジからの電話を受けながら、私の頭の中に、いくつもの疑問符が浮かんだ。 「はて、なんのことやら?〇〇なんて資料、初めて聞いたぞ??」 オヤジからファイルの保存先を教えてもらい

        • 妻へのラブレター

          平日はいつも7時前に家を出る私のために、妻は毎日お弁当を作ってくれる。 妻は8時半に出社しても仕事には十分間に合うのだから、いつも私のために早起きをしてくれている。 まだ夫婦でなかった頃、妻が私のためにお弁当を作ってくれたことがあった。 それまで会社の食堂で「安くて量が多い」をモットーに組み合わせを考えていた私にとって、誰かが自分のために作ってくれたお弁当を会社で食べることが新鮮だった。 そのお弁当はとても美味しく、自分のために早起きしてお弁当を作ってくれる人と出会えた奇

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          電マレースに涙する夜 #魔改造の夜

          “あの”電動マッサージ器がNHKのゴールデンタイムに登場。 しかもその内容が「改造させてスピードを競うレース」ということで、放送前から話題になっていた番組「魔改造の夜 電動マッサージ器 25mドラッグレース」を視聴した。 とにかくもう、技術者のプライド、男の意地のぶつかり合いがかっこよかった。 改造された電マが地面の上を25メートル走るレースに泣かされるとは思わなかった。 以下は全部ネタバレ。見てない人は読まなくていいです! レースには、自動車メーカー「スズキ」、男の子

          電マレースに涙する夜 #魔改造の夜

          私の好きなもの「深夜のSA」

          私は深夜のサービスエリアが好きだ。 パーキングエリアよりもサービスエリアの方がいい。 鹿児島県で生まれた私は、学生時代を広島県で過ごした。 帰省にはほとんど車を使用していた。広島の学生アパートから自宅までちょうど600キロ。 深夜割引で帰りたかったので、高速道路を走るのはいつも夜中だった。 深夜割引が使えるのは午前0時〜午前4時。適用条件はその時間に料金所と料金所の間にいること。午前4時前に高速道路に乗ってちょっと仮眠して、朝から元気に運転する選択肢もあったのだが、私が運

          私の好きなもの「都会の朝マック」

          私は都会の朝マックが好きだ。 社労士受験生だった時、土日は資格の学校に通っていた。朝6時過ぎに高速バスに乗って揺られること約1時間。学校のある「街」に着くと、必ず朝マックに行っていた。 ダイエット中だったので、食べるのはチキンナゲットとブラックコーヒー。 (糖質はダイエットの敵だ!!) 街だったので、ドトールもあったし、モスもあったし、チェーンの喫茶店はいくらでもあった。 それでも私は約1年間、土日の朝はマックに行っていた。 それが約3年前。社労士試験に合格してからも、

          私の好きなもの「都会の朝マック」

          あとから来たのに追い越され

          人生楽ありゃ苦もあるさ〜、で始まる歌がある。 かつてTBSで放送されていたドラマ「水戸黄門」の主題歌、「あゝ人生に涙あり」だ。 私は特にこの曲の2番が好きだ。というか、2番の歌詞が好きだから、この曲が好きだ。 そこまで長くないので全文を紹介したい。 おじいちゃん子だった私は、幼少の時からこの曲の存在を知っていたが、2番の存在を知ったのは大学4年生の時。 たいへんお世話になっていた院生の先輩に「就職先決まりました!」と報告したところ、西陽が差し込む研究室で「あとから来たのに

          「ストレスのあるコミュニケーション」って楽しいよ?

          人はなぜ退職代行を使うのだろうか? 社長や人事が取り合ってくれない、上司のパワハラがきつい、という場合にはすごく有効だと思う。 そういった会社はそもそも論外だと思うが、法律上云々の話をしたところで、そういう会社には馬の耳になんとやらなのでサクッと退職代行を使えばいい。 (個人的にはパワハラが酷い場合には傷病休職をお勧めする。正常じゃない時に大きな判断をするのは良くない) そういう特殊な事例を置いておいて、いわゆる「普通の会社」で、人はなぜ退職代行を利用するのだろうか?

          「ストレスのあるコミュニケーション」って楽しいよ?

          働き方改革、万歳

          働き方改革が日本に導入されて数年が経った。 一般的には「昔みたいな長時間労働が許されなくなった」と思われているが、その通りで、2019年に施行された「働き方改革関連法」の最も大きな目玉が「時間外労働の上限規制」である。 法律上は青天井だった時間外労働(残業時間)について、「月45時間まで」と明確に上限が定められた。1947年の労働基準法施行以来初めてのことで、まさに大改革である。 今までダラダラ残業していた人も効率よく仕事するようになって、ワークライフバランスも充実。みん

          人生に「代打」は許されない

          自分の人生に代打は許されない。打席には自分が立ち続けなければならない。 持ち回りの朝礼の司会、上司への報告、会議での発表、、、 打席とは、「社員の成長や評価のために、わざわざ会社が時間とお金を割いて用意してくれる機会」のことだ。 草野球かもしれないし、メジャーリーグのワールドシリーズかもしれない。観衆はほとんどいないかもしれないし、超満員のスタジアムかもしれない。 働いていると、大なり小なり、打席に立つ機会があるだろう。 打席が回ってきたなら、結果を出さなければならない

          好運になる方法

          あなたは運がいいですか? このnoteは「自分はなんて『運が悪い』んだろう」と思っている人に読んでほしい。 ちなみに、私は運が良い。全パラレルワールドを生きるカミタカハラの中で一番運が良い。 なぜ運が良いのか? 「私は運が良い人間だ」と信じているからだ。誰よりも自分の「運の良さ」を信じている。だから、「私が運が良い」ということは事実なのだ。 本題に入る前に、「運」とはいったい何なのかを整理したい。 「自分の実力を超えた結果が出た際の、実力と結果の差を埋めるもの」だと私

          【斬る】みずほ銀行「退職勧奨」「懲戒解雇」訴訟

          24年4月24日、みずほ銀行に懲戒解雇された元行員男性が、同行に(1)懲戒解雇無効、(2)長期間(約4年間)の自宅待機に対する損害賠償、を求めた裁判の判決があった。 東京地裁は(1)の懲戒解雇は有効であると認めたうえで、(2)の長期間の自宅待機は違法であるとして、その点について、同行に損害賠償を命じた。 このnoteでは、企業の労務担当者向けに裁判の要点を再整理して、担当者が気を付けるべきポイントを伝える。 このnoteの執筆にあたり、複数の記事を閲覧した。事実のベースに

          【斬る】みずほ銀行「退職勧奨」「懲戒解雇」訴訟

          「自分の地図」を広げよう #SUNABACO

          Xでたまに流れてくる「SUNABACO」って、なんかうさん臭いよねって思っている人に読んでほしい。 私は、人の頭の中には「地図」があると思っている。私だけでなく、誰もが持っている。 この世に生まれたときは、小さな白地図で、いろんなものを見たり、聞いたり、人や動物と触れ合ったりすることでどんどん広がっていく。いわゆる「世界が広がる」というやつだ。 少しずつ年を重ねると、地図の上に、建物ができてくる。最初は小さな平屋だ。学校に通って、勉強をして知識をつけると、平屋はやがてビル

          「自分の地図」を広げよう #SUNABACO

          【 #転職 】あなたが社会に提供できる価値は?

          「転職するぞ!」と思い立ったが何をしたらいいか分からない未経験者のあなたに読んでほしい。 ちなみに、私の転職についての経歴は以下のとおり。 ✔新卒で新聞社に入社、約5年後に自動車メーカーに転職し、現在5年目 ✔経歴を生かして広報に応募するも、配属されたのは人事。 ✔くじけながらも、スペシャリストになるため社労士資格を取得。 転職サイトについては、リクナビネスクトは転職時から登録したままだし、現職に在籍しながら転職エージェントと会話したり、職務経歴書を作成したりしたことも

          【 #転職 】あなたが社会に提供できる価値は?

          人生のテーマ「復讐(ふくしゅう)」

          同じ境遇の男子諸君に捧げる。 自分の人生にテーマがあるとすれば「復讐」だ。 以前の記事で、自分が逃げ癖のある人間だと書いた。 一方で、自分の経歴は、というと「それなり」なのだ。 ☑そこそこの地方国立大学を4年で卒業 ☑全国紙を発行する新聞社に新卒で入社 ☑自動車製造業に転職し、今年係長に昇格 ☑業務の知識を深めようと社会保険労務士試験に挑戦、合格 どうだろう?「それなり」ではないだろうか。 嫌なこと、苦しいことから逃げてばっかりの自分が、「それなり」の人生を送れている

          人生のテーマ「復讐(ふくしゅう)」