yorozuno
新NISAを始めるに当たって、必要な知識を伝えます。 10年10倍×2回=20年100倍を目指します。 100万円を1億円にしましょう。
人が生きていく中で、最も重要な知識がrisk managementです。
人の価値観とはなかなか変わらないものと思われがちですが、置かれている状況が変われば、価値観などは簡単に一変します。
投資をする上で最も重要視するべきことは、複利効果です。 この複利効果は、資金が増えるだけではなく、普段の生活でも、様々なところに影響しています。 先進国で、日本が一人負けになっている状況も、複利効果だと思います。
超短期で意識する指標は、常識的には為替です。 ドル円が大きく振れれば、輸出入企業に大きな影響が出ます。 円安になれば輸出関連企業に買いが入りますし、円高になれば輸入関連企業に買いが入ります。 ただ、どれだけの値幅があれば動くのかと言えば、これはケースバイケースとなってしまいます。 円高基調の中、想定外の円安の動きとなれば、株価も反応するでしょう。 ところが円安基調の中で、多少想定外の更なる円安の動きがあっても、余り株価は反応しません。 多くの投資家は円安基調で投資を組み立てて
前回、株価を意識しない投資を書きました。 - いやいや、オレは株価を意識したい!! - そう考える投資家の方も多いでしょう。 ですから今回は、株価を意識する投資の手法を紹介したいと思います。 株価を意識する投資は、基本的にチャートを使います。 ただ、「材料はチャートを破る」という慣用句があるように、チャートは材料に弱いです。 強力な下値支持線も、新型コロナという悪材料一発で、有名無実のものになったことは、記憶に新しいと思います。 だから、株価を意識した投資は、非常に脆い
一か月に1回しか株価を見ない・・・・・。 これで本当に大丈夫なのかと思う人が大半でしょう。 これで良いんです、株価なんかは、単なる事実の結果に過ぎないのですから・・・・。 まず、笑い話のような有名な逸話をお話ししましょう。 ある証券会社が、儲かっている口座の持ち主を調べました。 すると、その儲けている投資家の大部分の人たちの間には、一つの共通点がありました。 その共通点は、既に亡くなっていた、つまり故人だったということです。 自分の証券口座を家族に教えていなければ、家族は
前回、得てはならない利益について説明しました。 皆さんは、理解して頂けたでしょうか!? 今回はその続きで、「得てはならない情報」というものもあるということを説明します。 情報というものは、「少ない」より、「多い」方が良いと、誰もが考えています。 今年元旦に発生した能登地震の被災地でも情報弱者が生まれて、支援をなかなか受け取れないという人たちが出てしまいました。 だから、広く情報を伝えることが必要だと言われていますし、裏返せば広く情報を得た方が良いとなる訳です。 ところが情
江戸幕府の京都所司代という役職は、元々は幕閣の老中より上席として置かれていました。 江戸で政治をするより、京都で天皇や公家を監視する方が、はるかに困難だと考えられていたからです。 その京都所司代に就任したのが、板倉勝重という人物です。 最初は家康のお膝元である駿府奉行から始まっているのですが、去年の大河ドラマ「どうする家康」には出てきていません。 それくらい、地味ぃぃぃぃな武将です。 しかし、家康から京都を任された程の有能な人物でもある訳です。 さて、この板倉勝重が駿府奉行
前回は、価値が無いものとしてビットコインの説明をしました。 今回は、逆に価値が明確なものについて説明したいと思います。 前回と比較した方が分かりやすいので、今回は米ドルを例に説明したいと思います。 日本円から見て価値が明確なのは米ドル、逆に米ドルから見て明確なのは日本円ということです。 まず、円もドルも共通して言えることは、通貨だということです。 通貨とは、流通貨幣の略称で、決済のための価値交換媒体のことです。 この通貨を発行するのは銀行であり、多くの場合は国立銀行がその役
まずは、令和6年5月24日(金)の引け後の数値です。 週足ボリンジャーバンドだけは、来週の予想値を記載しています。 日経平均 38,646.11円 TOPIX 2,742.54ポイント 20日移動平均ボリンジャーバンド +2σ 39,253.96円 +1σ 38,859.27円 基準線 38,464.58円 -1σ 38,069.89円 -2σ 37,675.20円 20週移動平均ボリンジャーバンド +2σ 40,950円 +1σ 3
株式投資をしていく中で、理解しておいた方が良いことがあります。 それは、多くの投資家が適正価格を見極められないものほど、暴騰するということです。 つまり、ゲーム銘柄のように、生きていくのに必要がないものと同様、「何これ!?」というものほど暴騰するということです。 適正価格を見極められないものは、多くの場合は無価値です。 価値が無いから見極められないのであり、価値があれば、凡その見当は付くからです。 つまり、数字の「0」に、数量を求めようとしても求められないのと同じです。 そ
若いころ、私がまだ旧財閥系の会社で仕事をしていた頃の話です。 取引先の2810ハウス食品の社員さんに教わったことがあります。 それは、次の2つでした。 ・不景気になれば、カレールーが売れる。 ・六甲のおいしい水は、売れれば売れるほど赤字だ。 カレーと言えばバーモンドカレー、バーモンドカレーと言えば西城秀樹です。 まぁ、西城秀樹は全く関係ありませんが、日本でカレーと言えば、2810ハウス食品です。 その2810ハウス食品は、多くの商品を販売しています。 当時から、「六甲のお
前に3765ガンホーと2121MIXIを例に挙げました。 私の個人的に大きな利益をもたらしてくれたのは、3668コロプラです。 3668コロプラは2012年2月に上場しました。 この時に、私の脳裏を過ったのは、3765ガンホーの値動きでした。 3765ガンホーは2005年の3月に上場し、初値840円から9月に7,340円まで急騰しています。 当時、「ラグナロクオンライン」が大人気で、急騰に次ぐ急騰を演じていたのです。 しかし、オンラインゲームというものは、「将棋」や「囲碁
人にとって食べ物は、生き延びる為には最も必要なものです。 それなのに、どうして疎かにしてしまうのでしょうか・・・・。 疎かにさえしていなければ、「例えの村」の10人は、餓死などしなくても済んだのです・・・・。 実は、彼らの認識では、決して疎かにしていた訳ではありません。 ただ彼らは、『効率化』という罠に嵌っただけなのです。 効率化という言葉がピンと来なければ、『ムダを省く』と言い換えても良いです。 『ムダを省く』という言葉は、耳障りが非常に良いです。 今の日本、そこら中で『
首飾りだけを作っていた「例えの村」は、全員が餓死しかけていました。 蓄えていた米を食べ尽くし、山の木の実や葉も食べ尽くし、最後は腐葉土を土がゆとして食べていましたが、それも尽きそうになっていました。 これは、米作りを放棄して、首飾り作りだけに注力したことが招いた当然の結果です。 効率的な生活ばかりを重視し、『risk management』を疎かにした者の末路とも言える状況なのです。 交換が始まったころは、交換して貰えない『risk』も考えていました。 だから、交換比率を高
服と首飾りを作って他の集落の人たちと交換するようになり、村はプチ裕福になりました。 なぜなら、8人で10人分の食料を確保しているため、服と首飾りで得ている分の米が余剰となっているからです。 600kg(生産分) + 90kg(服) + 120kg(首飾り) = 810kg 810kg(収入計) - 600kg(必要分)=210kg(余剰) 彼らは、余剰分の210kgの米を、魚や肉と交換して、ゆとりある生活を送れるようになっていた訳です。 そんなある時、一人の仲間があるこ
隣の村人が喜んで帰った後のこと。 隣の村から別の人が来て、米15kgを出すから同じ服を作って欲しいと頼まれました。 そして、そんな人が次から次へとやってくることになりました。 そんなある日、また別の一人が、美しい石を磨いて、首飾りを作りました。 首飾りは、素晴らしい服と合わせることによって、その人を魅力的に見せました。 だから、他の9人の仲間たちも首飾りが欲しくなり、服と同じように自分の分も作って欲しいと頼みました。 しかしその首飾りは、かなり手の込んだもので、簡単には作れ
まずは、令和6年5月10日(金)の引け後の数値です。 週足ボリンジャーバンドだけは、来週の予想値を記載しています。 日経平均 38,229.11円 TOPIX 2,728.21ポイント 20日移動平均ボリンジャーバンド +2σ 39,729.67円 +1σ 39,030.64円 基準線 38,331.61円 -1σ 37,632.59円 -2σ 36,933.56円 20週移動平均ボリンジャーバンド +2σ 41,750円 +1σ 3
今日から新しいステージに入ります。 ここからは、企業の根本的な存在意義について説明しますので、注意深く学習してください。 「人が欲しがるものには、絶対的な順位がある。」 こう言われても、直ぐに納得できる人はいないでしょう。 「何を言ってるんだ、コイツは!!」と思う人が大半だと思います。 ここで、新たな例え話をしてみましょう。 まだ、人類が稲作という作業を覚えた頃の話です。 日本で言えば、縄文時代後期頃でしょうか・・・・・。 仲間10人で沼地を開墾して、田んぼを作りました。