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セカッピーコロシアム二次予選3位入賞のティムールランプ解説

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 ベースは前回記事から変わっていないのでそちらの参照をお願いします。

日本選手権秋本戦6位のティムールランプ解説

Sekappy COLOSSEUM 2次予選
使用 純正(自称)ティムール根本原理
bye
ローグ××
グルール〇〇
緑単〇〇
緑単フードt赤〇〇
緑単×〇〇
オボシュ原理〇〇
ナヤアグロ〇×〇
MRL型根本原理に×〇〇
8-1で3位抜け

今回使用したリスト

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MTGAインポート用リスト

デッキ
4 豆の木の巨人 (ELD) 149
4 ケトリアのトライオーム (IKO) 250
4 峰の恐怖 (M21) 164
3 髑髏砕きの一撃 (ZNR) 161
1 河川滑りの小道 (ZNR) 264
3 島 (SLD) 64
4 水蓮のコブラ (ZNR) 193
1 砕骨の巨人 (ELD) 115
2 ラノワールの幻想家 (M21) 193
2 山 (SLD) 66
3 ジュワー島の撹乱 (ZNR) 64
4 発生の根本原理 (IKO) 189
4 寓話の小道 (M21) 246
4 耕作 (M21) 177
3 岩山被りの小道 (ZNR) 261
2 精霊龍、ウギン (M21) 1
5 森 (SLD) 67
1 長老ガーガロス (M21) 179
2 乱動の再成長 (ZNR) 201
1 垣間見た自由 (THB) 50
2 厚かましい借り手 (ELD) 39
1 ヴァントレス城 (ELD) 242

サイドボード
3 神秘の論争 (ELD) 58
3 否認 (ZNR) 71
2 アゴナスの雄牛 (THB) 147
4 アクロス戦争 (THB) 124
2 火の予言 (IKO) 116
1 垣間見た自由 (THB) 50


日本選手権秋から差し替えたカード

 IN

ジュワー島の攪乱(予選の時点で追加)

画像2

 特にグルールの強い3tアクションを後手からでも弾くことで、実質的に先手後手の交換が可能
 ケアしてテンポロスしてくれても有り難く、タップインしてでも青マナは重宝する

厚かましい借り手

画像1

 巨人と差し替える形で2枚投入
 グルールにも確実に1ターンを捻出でき、ローグ耐性の大幅な向上から採用。

垣間見た自由

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 ローグ対策2
 特にザレスがほぼ死札にできるのが強い。根本原理に泥臭くアクセスでき、コントロール相手でメインからいい仕事をする。対面に墓地対策無いなら牛で良くなってはしまうが、逆にディミーア系統には牛と合わせて4枚体制で殴りあって行く。

ヴァントレス城

画像4

 同様に終盤に根本原理などにアクセスする用
 ライブラリーを基本土地抜ききった後にする占術2は異様に強い

 OUT

長老ガーガロス、砕骨の巨人

画像5

画像6

 枚数調整した枠
 純粋な代替カードが無いのと公開制での強みを意識してそれぞれ1枚残している。

各種土地

 コブラとランプカードとトライオームで色ガバが許容できるので、割とガバマナベースで突貫した

相性(※個人の主観です)

 自信の記録などもラダーの情報なども混じっているのと、殆ど自分一人しか回せていなかったので、統計的な信頼性は薄くなります。

 対グルール

 五分
 完全に噛み合いなのでお祈りだが、ジュワー島のおかげで大分後手は楽になった。
 同型意識して歪んだタイプなら微有利位はある。辛ければ火の予言をサイドに足してもいい(ディミーアローグにも当たるので)


 対ディミーアローグ

 ザレス型 五分から微有利
 他    微不利から五分

 形にかなり左右されるが、サイドからアクロス戦争以外を全部入れてウギンと根本原理の弱い方を抜けばサイド後は大体楽に戦える。
 それでもカードをきれいに引かれると普通に死ぬのでお祈りではある


 対ディミーアコントロール

 メイン不利~サイド後五分微有利

 形にかなり左右されるが、ペス悪夢と確定カウンターが合わせて10枚とかあると流石にメインは厳しいものになる。
 サイド後はデッキをガラッと変えるのでミッドレンジパーミッションとして動けば不利はつかないが、流石に大きく有利とも言い難い。


 対オボシュ原理

 微有利
 オボシュの分枚数は負けるが、こっちの方が取り回しが少し早く、根本原理が強く使える。また、向こうが押し付ける動きを狙う際は隙が大きくなりがちなのも大きい。


 対MRL型原理(肉が台風ウギン巨人のみのもの)

 ガン有利

 基本構成がほぼミラーに近いが、カウンター以外の根本原理に対する妨害をほぼ持たず、通った根本原理の強さがまるで違うのでサクッと勝てる。


 対緑単含む、エンバレス剣も青黒も無いデッキ

 ガン有利

 緑単ですら8マッチして1回しかマッチを落としていない。
 セレズニアブリンク等のボードコントロールはダブマリしてイーブン。


 対ヨーリオン、ラクドスなどのボードコントロール

 ガン有利(ただしペス悪夢と苦悶の悔恨を8枚積まれると五分~微有利)

 ペス悪夢と確定カウンター以外恐れる必要はないが、ある程度回られると普通に飛んできて死ぬときは死ぬ。逆にこっちが根本原理を打てば向こうがまず死ぬ。良く上から降ってきた原理1枚で勝つ。


サイドボーディング

基本は前回記事の参照をお願いします

(サイドボーディングの細かい変更などは追記予定)


決勝戦の戦績

 1回戦

 そーとりゅー氏 なんかようわからないサイクリング(リスト)

 りゅー氏とはお互いにデッキ研究なども進めていて、練習時点からこちらのガン有利という話はしていて、実際練習時点では7~8マッチして全勝、ゲームもほぼ落としていなかった。

 メインボード、いきなりマリガン
 幸先の悪さを覚えながら回していたが、根本原理が打てるチャンスが2回来たので打ったら

 1 0 枚 め く っ て 土 地 5 肉 無 し 追 加 の 根 本 原 理 無 し 残 り ラ ン プ カ ー ド と 両 面 土 地

 確率論的に0.1%前後の事象を引き当てて流石に対面のゼニスが間に合って死亡。

 サイド後、キツネが最速着地、借り手引けずそのまま確定カウンター4枚切られて負け

 本気で頭を抱えた

 そして2回戦

 唯一明確に不利なカニローグを踏んで、マリガンなども合わさり順当に回られてひき殺されて終了

 どのくらい順当なひき殺され方だったかというと、ローグ相手に負けるマッチの黄金ムーブすぎて寝て起きたらゲームの流れを思い出せなかったくらい順当だった。

 しいて言うなら、メインでいきなり島を落とされて根本原理を打てなかったり、2試合ともライブラリー6割めくれるまで脱出カードに当たらなかったりはしていた。本気で勘弁してほしかった


辛い……


 総括

 リストは間違ってなかった(と思うのだが、あまりに個人のデータしかないので統計的な主張ができないのがつらい)。

 少なくともセカコロとニッセン両方で相応に勝ち抜けるだけのポテンシャルはあるので、ディミーアが余程多い環境以外でマッチ戦をするなら当面はこのリストで良いと思われる。

 是非大会がある人には試してみてほしいが、結構競技慣れしてる人でもきれいに回すのが難しかったりはする。

 当面ヒストリックの競技環境になるのもあるので、オボシュみたいな隆盛することはないかもしれないが、有利なマッチアップは非常に有利なのでメタ次第でぜひ検討してみてほしい。


 記事を本戦が終わったタイミングで書いたのは、個人メタが割と簡単(16人)だったからになってます。(本当はもっと早く書きたかった)

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