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日々是好日

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記事一覧

銀鮭の塩焼き定食を食べながら考えたこと

昔から日本人は、「お客さまは神様です」という言葉を刷り込まれてきた。 その解釈を履き違え…

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

「AIに仕事を奪われる」と巷でよく言及されるご時世だけれど、18世紀のイギリスで起きた産業革…

セルフ、自動化、無人化

人材不足の問題は、外食産業に限らず至るところで起きている。 食べもの屋さんの中には以前か…

タブレット メニュー

少し前のこと。 よく利用するやよい軒さんへ行こうとすると、遠目からも薄暗いことがわかる。…

王蟲

王蟲がいると聞いて、京都市京セラ美術館へ行ってきた。 金曜ロードショーとジブリ展 「金曜…

天才とマネジメント

先に述べたように天才は感覚的に「できてしまう」ので、それを他人に引き継いだり委ねるといっ…

天才の盲点

天才や才能という響きには、やはり惹かれるものがある。 ここまでに述べてきたように陰の側面もあるのだけれど、それも込みでその言葉には、なんとも陶然とさせる不思議な魅力がある。それは稀代の才能を有する選ばれしもの、という自分にはないものへの憧れに他ならない。 つまり端的にいってしまえば、理屈抜きにカッコいいのである。 やはり人は自分にないものを持つ人、それを備えた人に惹かれるものなんだなぁ。 ここまで天才や才能ある人のことを述べてきたけれど、この話題の最後にそんな天才やそ

知的好奇心や認知的欲求も怪物なのかも知れない

昔から天才や才能に溢れた人を想起する際、自死によって早逝したイメージがついてまわる人も多…

退屈なヒットチャートにドロップキック

もうしばし、凡人による天才の考察を。 ここでは便宜上、天才的、天才肌、天才気質などすべて…

多作は才能に勝る

知人に、とても多才な人がいる。ジャンルに捉われず、次から次へと新しいものを考えては生み出…

凡人による天才の考察

これは職種問わず、また仕事以外に趣味の世界などでも多くの人が一度や二度は耳にされたことが…

お洒落じゃなければレジェンドでもない自分とクリエイター的なもの

先日、パン屋さん時代に大変お世話になった清水美穂子さんとお会いした。そのときと、その後の…

コンプレックスの正体

ぼくは中学生のころからなんとなく、地方コンプレックスのようなものが漠然とあった。それが大…

見ているけれど、見えていない

毎日のように通り慣れた道や見慣れた風景のはずなのに、ふと違和感を覚えることがある。 つい先日まで立体的な印象だった角地が突然、更地やキレイな駐車場になっていたり、真新しいコンビニが突如現れたり。 ここ数年、そんなことが多くなった気がする。 団塊の世代がリタイアされはじめたことや少子化、相続税問題など諸々の事情が表面化してきているんだろうなぁと、なんとなく思ったりするのだけれど、その前にもう一つ、ぼくの頭を過ぎることがある。 あれ、ここって以前、何が建っていたっけ?