経営本のスゝメ 3.
稲盛さんは京セラだけでなく80年代半ば、通信事業自由化のタイミングで第二電電(現在のKDDI)を設立されている。
それまで通信事業はNTTの独占状態だったため、国民には高すぎる通信料金(電話料金)以外に選択肢がなかった。その業界に参入することで競争原理を働かせ、それを安価にしようと考えられたのが稲盛さんだった。
「国民のために通信料を引き下げる」という大義のもと第二電電を設立されるのだけれど、それを決心されるまでには半年間も本当に国民のため、世のためなのか、そこに自己顕示欲