【番外編③】『ハイパーインフレーション』~ナショナリズム、帝国主義、経済戦争~
※ 本記事は記事シリーズ「あのマンガ、世界史でいうとどのへん?」の記事です。
※ サムネは『ハイパーインフレーション』1巻表紙より
1.市民革命、国家統一運動、ナショナリズム 本書3回目の番外編です。とりあげたい時代・地域に当てはまる歴史ものマンガが見当たらない場合、似たような舞台設定のフィクション作品を紹介する「番外編」によってここまで凌いできたわけですが、今回とりあげたいのは、19世紀末から20世紀初頭にかけての世界のほぼ全域を飲み込んでいった、主義・思想のお話です。