石原清一

人の幸せとは? 世界中の人が幸せを目指して努力しているのに、悩みは複雑になっているリア…

石原清一

人の幸せとは? 世界中の人が幸せを目指して努力しているのに、悩みは複雑になっているリアル。 もしかすると、「目指す幸せ」が間違っているのかも。 一人の人間として感じた幸せへのヒントを、自分自身が忘れないように書き残しています。 PL信仰三代目。布教師。宮崎県延岡市在住。

最近の記事

生きるとはバランスを心掛ける努力

「私の両肩に手を置いて歩きなさい」と、 ご主人は力強く言い、 ふらつく奥さんは両手で肩をしっかりと握りつつ 一歩一歩 歩かれたのです。 八十代後半のご主人の頼もしさと、ご主人を信頼して体を預けて歩かれる奥さん。 人として学ばせていただきました。 誠実に生きようと努力されておられる人ってステキですよね。 それがどんなさ細な言動であっても感動があり それにふれた人の心が救われます。 例えて言うなら「世界」って、 片足でバランスを取りつつ立っている人たちが、互

    • 性格が合わない?

      離婚裁判になった人たちの理由のトップが 「性格が合わない」 と、裁判所司法統計に書いてありました。 ちなみに 2位は「精神的虐待」、 3位は「生活費を渡さない」、 4位は「暴力を振るう」でした。 2位以下の理由は、もう犯罪レベルですね。 宮崎県が「熟年離婚率全国2位」という記事を目にしたので、 興味がわいたのです。 離婚理由の「性格が合わない」って、 そもそも生まれも育ちも親も違う二人なのですから、 「合わない」のが当たり前じゃないのかなと、普通に思う

      • 「神」に通じる拝み方

        私たちは意識していないと、 すぐ、 「自分の思いに偏ってしまう生き方」になっているものです。 つき過ぎる訳です。 すると、バランスを崩し始めていき 喜びが淡くなることで マンネリに陥って楽しくない生き方になってしまったり 人や物事との関係で悩みが生じて 不安な気持ちで生きることになっているかもしれません。 頑張って得られたとしても 失うものもあったりして 結果、虚しくなったりするって 報われていませんよね。 そういう「流れを変えたい!」と思えたとき、

        • 素直な心が幸せに生きる基本

          昨年度の小中学生の不登校数が30万人になったそうです。 その理由はさまざまでしょうけど、 一昨年より急増したということは問題だなぁと思いました。 我が子がもしそうならと思うと、 30万人の子供とその親御さんのことに思いが至ります。 コロナ禍でリモート授業もあったり、今まで考えられなかったような変化があり、気力が落ちたのではないかとのこと。 相変わらずいじめの問題も多いようで、小学校低学年でも陰湿なやり方をするとか。 どうも、親のグループラインでのいじめの空気を家

        生きるとはバランスを心掛ける努力

          食事をする前後に丁寧に手を合わせると分かることがあります

          食べる前に、 お料理を前にしてきちんと座り、 おもむろに合掌をして、 「いただきます」 と、丁寧に言って食べ始める方がおられます。 私の今までの経験則ですけど、 そういう方って、食事中に必ずと言ってよいほど 「おいしいですね」 と、言われるし、 お料理の不足はまず言われません。 食べ終わると必ずまた合掌して丁寧に 「ごちそうさまでした」 と、言われます。 目の前に作った方がおられたら 「おいしかったです」とか、 「ありがとうございました」まで言わ

          食事をする前後に丁寧に手を合わせると分かることがあります

          目指す目的は「幸せ」だけど幸せ?

          「人の幸せってどういうことでしょうか?」 と、お聞きすると ちょっと困った顔をされて考え込み、 「人それぞれですよね?」 と、答えてくださいました。 みんな違うのではないか ということでしょう。 私は 「世界中の全ての人は、幸せになるために今日も努力していると思うのですよ。一生懸命に仕事をしたり、勉強をしたり、家族の関りをしたりですね。 自分が幸せと信じている方向に向かって、目の前の一つ一つに目標を立てて、目標を達成していくことで、一歩一歩幸せに近づいていく

          目指す目的は「幸せ」だけど幸せ?

          朝起きは幸せに生きるトレーニング

          365日朝が来て 365回起きています。 三交代のような仕事をされておられる人でも、 その人にとってのスタートとして起きるわけです。 気持ち良く起きられる人もいれば、 そうでもなく起きる人もおられるかもしれません。 朝起きはみんな平等にあって、 起き方も自由ですね。 365回気持ち良く起きる人と 365回気持ち悪く?起きる人。 ちょっと想像しただけでも、人生の展開って違ってくるだろうなぁ って、ね。 たかが朝起きというなかれ です。 そんな大切な朝

          朝起きは幸せに生きるトレーニング

          心掛けを続けた分だけ幸せが広がります

          仕事で外回りをするときに、よく昼食をとるファミレスがあります。 田舎町に一軒だけあるんですよね。 ファミレス。 定期的に行くのですけど、 ある時、まだ高校を出たばかりのような若いウェイトレスさんが注文を聞いてくれました。 たどたどしい応対でしたので、ほほ笑ましく思ったのです。 その後、行くとなぜかいつもその方が注文を聞いてくれました。 面白いもので、毎回、応対の仕方がスムースになっていくのが分かりました。 しかも微かな笑顔までできるようになってきました。 「

          心掛けを続けた分だけ幸せが広がります

          「自分」を大切にしていますか?

          孫娘の「ハーフバースデー」とかで、 娘夫婦からライン経由で記念の写真や動画が送られてきました。 「ハーフバースデーって何?」 と、問うと、 「生まれて半年たったお祝い」 と教えてくれました。 そんなのあるんだぁって。 初めて知りました。 シルバーのティアラを被り、おしゃれな服をまとった孫娘は 昨日と変わらず 手足を一生懸命振っては時々声を上げています。 画面を眺めている私は とっても幸せな気持ちになりました。 赤ちゃんって、 すごい力がありますよね

          「自分」を大切にしていますか?

          人の心を引き寄せる精神的魅力って

          「アレクサ、今日の天気は?」と話すと、 「今日の天気は晴れでしょう」と答えてくれます。 分かる人には分かるものですけど、 便利な世の中になっていますよね。 ふと見ると、画面に昔の写真が出ていました。 インターネットに入れている写真の中からランダムに選択されたものが映る訳です。 今朝はたまたま妻と私の若いときの写真が出ていて しばしの間、懐かしい気持ちで眺めていました。 「やっぱり若いときはキラキラしているわ」 と、心の中でつぶやきました。 考えてみれば当た

          人の心を引き寄せる精神的魅力って

          「幸せ」に必要なことを気付いている

          遠方に住む義母が病気なので、妻に付き添って定期的に帰り お世話らしきことをしています。 たまにしか帰れないので 婿としては両親には申し訳なく思っているのです。 義父から依頼されていたことを終えて、次は何をしようかと 家の内外を歩き回ってきょろきょろしていました。 ふと、「あ、ここをしようかな」と思い、 父に許可を得てから取り掛かりました。 玄関前にある木の枝葉が伸びていたので、 それを少し短く切りました。 塀のそばだったので、長く伸びた枝葉が道側にかかって

          「幸せ」に必要なことを気付いている

          人生のバランス感覚

          自分の「姿」を見つめられるセンスがある人は幸せな生き方になっています。 そのセンスとは「人生のバランス感覚」と言えると思います。 このセンスがあるかないか。 私たちは皆、関わってみるとすぐに感じます。 言葉で言えば「どんな場面でも、感じの良い人だなぁ」ですね。 センスですから、自然に「そう」なるのでしょう。 バランスの良いところや悪いところを自覚できて、 良いところは確信を持って伸ばすことができるようになっていくし、 悪いところは改善していこうと自然に思えるわ

          人生のバランス感覚

          毎日祈っておられますか?

          そんな質問を何気なくしたのです。 お仏壇の話題でしたけど 「毎日お祈りしています」 でした。 「仏壇があってもお祈りされない人も多いとお聞きしますけど、何でされないのでしょうね?」 とお聞きすると、 困った顔をされて 「何ででしょう、分かりません」 と答えられました。 「毎日お祈りされるあなたは、何で毎日お祈りされるのですか?」 とお聞きすると 「スッキリするからですかね」 でした。 「思い」を「形」にしたことで、心と形が「一つになる」のだろうなぁと

          毎日祈っておられますか?

          中心を把握していますか?

          人の生き方は自由です。 法治国家なので、法律に触れない範囲での自由ではありますけど。 そして、 自由が幸せであり、自由を獲得すべく日々努力しているわけです。 努力すればしただけ、自由を獲得できる力が身に付き、 自由の範囲が広がっていきます。 で、 幸せになったのか? です。 布教師として約40年、さまざまな悩みもお聞きしてきました。 要は「関わる人の生き方を止められない」ということに尽きます。 自由なのですから止められるはずがない訳です。 一番身近な親

          中心を把握していますか?

          「幸せな生き方」に変えるには

          「あなたって本当に食べるのが早いわよね」 と、 妻にあきれられることがよくあります。 だいぶその回数は減ったとは思うのですけれど、 まだたまにあります。 ふと、目の前の妻の食器に目をやると 半分は残っています。 確かに早い訳です。 気付いたときはそうなっているので、 どうしたもんかなぁと思うのです。 食べたいものを食べたいときに食べたいだけ食べたいという食べ方が 潜在的に身に付いてしまっているのでしょう。 そしてさらに悪いことに、 じーっとしていられ

          「幸せな生き方」に変えるには

          握手の効果

          10年ほど前のこと。 教会での式典後の演壇発表の時、あるお方が聖地錬成でのお話をされたのです。 その内容は 「毎日、夫婦で朝詣をして、『今日もよろしくお願いいたします』と挨拶をして、握手をしてから仕事に出かける。夜は、やはり夫婦で夕詣をして、『今日もお疲れさまでした。ありがとうございました』と握手をして就寝する」というお話しを聞いて感動しました、と。 笑顔で話されるその方の姿に、 聞いていた私も「いいなぁ」と感動した訳です。 「私もぜひ実行してみよう!」と思い、隣

          握手の効果