2021年渡米の時、ついに到来

 3月31日。昨シーズンが10月末に終了して帰国して以来、初めての渡米。
4月8、9日の合同テストを取材すべく。今年も到着したら、自己隔離から始まる。

画像1

昨年6月は免税品店が全部閉まってて、歩いている人がほぼゼロだったけれど、今回は人影もあったし、店も全部じゃないが開いていた

 今回は成田からの出発。アメリカのルールで、渡航直前3日間に受けたPCRテストで陰性じゃないと飛行機に乗せてもらえない。テストは出発日に空港で受けることにした。
問題は、検査結果が出るまでに4時間とかかかる場合があること。なので空港に長時間滞在しなくちゃならない。その間に感染しそうで心配になる。去年、10月末にアメリカから帰って来た時と同じだ。LAでめちゃくちゃ長いこと待った。

 遅刻してオタオタするのが大嫌いな小心者は、何年やってても旅慣れず、余裕あり過ぎの予定を立てがち。今回もそのパターン。京成上野を、予定してたのより1本早い0820AM発に乗れちゃった。これは折り込み済みなんだけど……。

 予約してあった10~11AMのPCR検査を受けるべく、ターミナル3階の会場へと直行した。意外や、結構な数の人が待っていた。ほぼ全員外国人だった。予約のあるナシを尋ねられることもなく、列に並ばされたのは納得行かなかった。
 ところが、値段には明確な差がつけられてた。予約なしだと46,500円だって。予約してたら32,500円。でも、都内とかで数千円でテストやってるし、英語の証明書出すだけでここまでの値段は高いよ。

 0920AMに列に並んで、25分後に検査受付&支払い。
「今日は混んでる」とかで、「結果出るのは2時半」と言われた。飛行機の出発時刻が遅いの、検査の受付用紙に記入してバレバレだから後回しにされた……と思う。目の前の人、2時って言われてた。出発が自分より1時間早いらしく。4時間半もある。チェック・インがまだだからラウンジにも行けない。コーヒーをゆっくり飲んで、時間かけて食事して……まだ1時半過ぎ。眠くなって来た。寝過ごしちゃうのが怖い。じっと座ってちゃダメだ。でも、外は肌寒い。

 試しに、と2時に受け取りに行ったら、やっぱりまだ出てなかった。結果がでたのは220PM。陰性。すぐさまチェック・イン・カウンターへ。もう出発2時間半前だ。
 もし予約してた時間帯の最後の方、11時少し前とかに空港に着いてたら、フライトに間に合ったんだろうか? 心配性で、早くから来ててよかった。3時起きが報われた。

 フライトは成田を1700発。10月のLAXでは開いてなかったラウンジ、成田では開いてた。ありがとう、ANA。

半年間のアメリカの旅へいよいよテイクオフ
12時間後に到着したシカゴはまだ真冬!

 出発は定刻通り。1704時に滑走路へ。綺麗な夕暮れだった。「長いけど、良き滞米となりますように」と心の中でつぶやく。半年行きっ放しになる可能性秘めて……の出発なもので。

 オレンジ色の陽を浴びて1709時に離陸。滑走路の向こうに満開の桜並木が見えた。
 乗機時に驚いたのは、ビジネスクラスが空っぽだったこと。コロナ禍でフライトはガラガラ。エコノミーでも広々使えちゃうの、みんなよく知ってるってことかな。降りる時に、数人だけ乗っていたとわかった。

画像2

シカゴのダウンタウンを右に見た後、ミシガン湖上で旋回して東からオヘア空港へとアプローチ。降りたら気温が6℃という寒さ

 12時間ほどのフライト。機内ではニュースとビデオを少し見たけれど、映画はリストも見ず、呑んで、食べて、寝た。3席使って、横になって。日本の航空会社は機内温度が高めだから、マスクをしている顔が汗ばむ。もう少し下げられないものか。半袖でもいられそう。ま、アメリカの会社だと温度が低過ぎて、ブランケットがあっても足りない。
 飛行機はシカゴのダウンタウンの北を通って、ミシガン湖側から空港へアプローチ。
上空から見る限り、もう雪はない。でも、機内アナウンスで「天候は曇り、気温は4℃」と告げられ、愕然。明日から4月なのに? 地上は陽光いっぱいの好天だった。でも、気温は6℃。インディアナポリスも寒いってことだ。

去年より各段位緩いメディカルチェック

 0220PMに降機。イミグレーションに列ナシ! 女性の係官、滞在期間も尋ねず、「エンジョイ」と見送ってくれた。バッゲージ・エリアに荷物がもう出ていて、カーブ・サイドへ出たのは0235PM。そこにはレンタカー・サイトの共同パスが停まってて……とパーフェクト。着陸から30分しか経ってない。

 ここでふと気付いた。
成田でのPCR検査、陰性だったかを確認したのって日本の航空会社のカウンターでだけだった。アメリカ入国では健康状態も何もチェックされず、今年は政府の用意したハンドアウトを渡されることもなかった。
 しばらくしてケイタイにアメリカCDCからメッセージが届いた。
その内容は、
・14日間は様子を見ましょう。
・到着後3日ほどでPCR検査を推奨。
・PCRテストを受けない場合、様子を10日間見ましょう。
去年に比べて格段に緩い。

家を発ってから28時間30分後にインディアナポリスのホテルにチェックイン

画像3

最近のハーツには”5スター”という同クラスの車群から自分が乗るものを選べるシステムがあって、ビュイック、シヴォレー、フォード、ヒュンダイの小型SUV、トヨタ・カローラなんかがあった列から今回はニッサン・キックスをチョイス

 レンタカーはハーツ。5スターってサービスで、並んでる中から車を選べる。
ニッサン・キックスをチョイス。
 シカゴ空港に近い日本のスーパー、ミツワへ直行。
米や醤油などなど食料を調達。0415PMにそこを出発。インディアナ州は東部時間だから1時間先行。0515PM出発ってこと。今回はシカゴのダウンタウンを通らないインターステイト294にしてみた。ミシガン湖の南端を東西に通るインターステイツ80/90界隈で多少の混雑はあったものの、順調に南下。

 インディアナに入ってしばらくして、眠くなって来たからフリーウェイを降りてスターバックスに。エスプレッソをダブルで一杯。今後のためにコーヒー豆も購入。大袋なのに合計は16ドル。安い。てか、日本のスタバ(コーヒー関連全般?)が高過ぎ?

画像4

全米に展開されているホテル・チェーンのキッチン付きの長期滞在確タイプを今年もベースに使う。電子レンジ、大型冷蔵庫、食洗機、電気のコンロ2口、トースター、コーヒーメーカー、食器類、鍋1個、フライパン1個、ザルなどが今回の部屋には備わっている

 あとちょっと。インディアナポリスのすぐ北で大渋滞。去年やってたランプの大幅改修工事がまだ続いてて、一車線規制。2.5マイル、30分ちょっとのノロノロ運転。
ホ テル直前のガス・ステーションで水と氷を買おうとした……ら水はガロン・サイズのがなく、氷は逆にデカ過ぎたので両方とも断念。そして0935PM、ホテルにチェック・イン。スーパーから4時間20分のドライヴ。夕方出発、寄り道2回でなら、悪くない。
東京の家を発ってから28時間30分。

以上 


1 成田空港
昨年6月は免税品店が全部閉まってて、歩いている人がほぼゼロだったけれど、今回は人影もあったし、店も全部じゃないが開いていた。

2 シカゴ上空から
シカゴのダウンタウンを右に見た後、ミシガン湖上で旋回して東からオヘア空港へとアプローチ。降りたら気温が摂氏6度という寒さ。

3 レンタカー
最近のハーツには”5スター”という同クラスの車群から自分が乗るものを選べるシステムがあって、ビュイック、シヴォレー、フォード、ヒュンダイの小型SUV、トヨタ・カローラなんかがあった列から今回はニッサン・キックスをチョイス。

4 ホテル・キッチン
全米に展開されているホテル・チェーンのキッチン付きの長期滞在確タイプを今年もベースに使う。電子レンジ、大型冷蔵庫、食洗機、電気のコンロ2口、トースター、コーヒーメーカー、食器類、鍋1個、フライパン1個、ザルなどが
今回の部屋には備わっている。

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?