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日々の雑文

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つれづれなるままに、好きなモノのことなどを。
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味覚

味覚

味覚が変わったことが、2回ある。

どちらも身体の変化によるものらしい。

やはり、顕著なのは、遥か昔、種芋を宿した時だった。

ほとんどの食べ物と匂いを身体が拒否する。
トマトとスイカでしばらく生きていたら、6キロ痩せてしまった。

ま、二本足で歩けるうちは大丈夫だろ。
(^_^)

元来、人様より体重体脂肪は確保していたので、楽観的に捉えていた。
もちろん検診時に捕獲され、即、入院点滴の刑に処

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カレーの話(おかわり)

カレーの話(おかわり)

前にも書いたが、カレーが好きである。

1週間くらい続いても構わない。

人類皆同じだと思い込んでいたので、
相方芋や娘芋が
「今日カレー?ふぅん、まぁいいけど」
というリアクションなのが理解できず、消化するのに数年かかった。

そこは「わーい!」じゃないの???

(つд⊂)エーン

Xやnoteで人様の料理を見ていると作りたくなるのだが、買い出しに行く暇がなかったために、冷蔵庫に肉がない。

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夏が来た

夏が来た

と書くと、渡辺美里が出てくる世代である。

ようやく、エアコンの大掃除をした。

遅いわ。

北国にも暑さがじわじわ忍び寄り、梅雨の気配も近寄っている。
と思いながらも先延ばしにしていたが、あまりの暑さにベッドを滑り落ち、床で大の字になっていたのを相方芋に目撃され、
「死んでる………」
と呟かれたため(そして放置)、重い腰を上げることにした。

よっこらせっと。

娘芋はいないので、その部屋はまた

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皿を増やす

皿を増やす

いちま〜い、にま〜い、さんま〜い………

今日は、別に怪談ではない。

食器を割ると、祖父を思い出す。
父方の祖父である。

福井で生まれ、「土方の頭領」だったと言う。
ドカタ、が今は表現として微妙なラインだとも聞くが、彼は実際にそう呼ばれていた時代の人なのである。
全国を移動しながら工事を請け負っていた、というような話を聞いた。祖母は北海道の人だから、仕事で出会ったのかもしれない。

頭領という

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昼と夜

昼と夜

明日は、根本凪のライブなのである。

くっそぉぉぉ行きたかったああああ!
(TдT)

前から思うんだけど、運営さん、もう少し早く詳細出して欲しい………。
芋家の事情が影響せず、遠征行けそうなのに限って、ギリギリ告知で仕事の休み取れないんじゃが……というのは当方がライブ素人だからの発言か?
ギリギリなのに、なんか深〜い理由でもあるんだろうか。

(つд⊂)エーン

と、いうわけで、また留守番である

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怪談

怪談

怖がりな小芋であった。

暗いところも苦手であった。

お化け屋敷?
肝試し?
冗談じゃない。

当時の実家は、トイレの脇に階段があった。
暗い中から何かが下りてきそうで、夜中にトイレに行きたくなかった。

ある夏。

なんでか知らんが、給食の時間に校内放送で、先生が怖い話をした。

田舎の道に、生首を抱えた女が立っている的な話だった気がする(実話だとか言っとった)。

しらんがな。

なんでそん

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バムケロ

バムケロ

ぽやぽやしていたら、記事のストックがなくなってしまった。

積読も進まないので(疲れてると昔の本ばかり読み返しがち)、今日は絵本のお話。

子供芋の頃から本が酸素で、本屋と図書館にいつも入り浸っていた。

200年前に娘芋が栽培されてから、久しぶりに絵本沼にハマった。

大抵は、自分が読んだ好きな本を買ったり借りて来ては、読んだり見せたりしていたのだが、
30年もたつと、知らない絵本作家さんが、ど

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あのとき

あのとき

書いているうちに、別の話になってしまうことがある。

戻って、タイトルやヘッダーをまるごと変えたりすることもある。

何が書きたかったんだっけ?と、うろちょろする日もあれば、一気に書き上げられてスッキリする日もある。

あ、これを書こう!
コレを読んで欲しいんだ!

と、思った時。

自分の目には何が写っていたのだろう。

推しの根本凪は、歌も歌うが、自分の曲の歌詞もたまに書く。
お絵描きもする。

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言葉

言葉

ペットというものを、飼ったことがないのだ。

婆芋がアレルギーということもあり、子供芋の頃に犬を飼いたいと言ったらしいが(覚えていない)却下された。

だから………

と、いうのは言い訳だが、

ペットを亡くされた方に掛ける言葉が、わからない。

人間の家族を亡くされた時と同じでいいのかな?

いいんだろう、たぶん。

こちらが考え過ぎなだけなのかもしれない。

さみしくなるね。
かわいかったよね

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ぱたぱたの夜

ぱたぱたの夜

10年ほど前の話である。

老朽化したオンボロ貸家が震災でとどめを刺され、追い出されることになった。
同じ学区内に運良く空き家を発見し、懐具合と先々の世話を考えて、田舎の爺婆芋を呼び寄せるべく、当方は呪文を唱えた。

「金を出せ」。

包丁を突きつけていない強盗である。
もちろん、身ぐるみ剥がれた被害者二人は、現在手厚く接待させていただいている。

年寄りの移住準備が整うまで1年あまり。
相方芋娘

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洗車

洗車

洗車が好きである。

道具をたくさん揃えて、泡々ぴかぴかに磨き上げたりはしない(昔はしたこともあるが)。
水洗いでざっと流して、拭きもせずに、なんなら走る風で自然乾燥である。
その代わり、こまめに洗う方だと思う。

100円玉を集めて、バイパス沿いの洗車場でホースを握る日が多かったのだが、そこが混んでいると、スタンドの自動洗車機に突っ込む日もある。
自動洗車機の、自分が止まっているのに動いてる感が

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雷雨

雷雨

猫好き上司が雨女だと、以前も書いただろうか(書いたような気がしているが忘れた)。

先日も、彼女が車に荷物を置きに行った瞬間に雷雨になり、びっくりした。
ずぶ濡れで戻ったトコロに「流石ですね」と声を掛けたら、
「な?」とドヤ顔をされた。

流石です。

一瞬前まで何ともなかったのに。

と、思う時がある。
急に屋根を叩く雨音で我に返ったりする。

しかし、自分がずっと室内にいて、空模様を気にしてい

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敗者の時

敗者の時

夜中に、帰ってくるのである。

終業は24:00。
もちろん、さっさと片付けを始めているので、トラブルがなければ24:12には鍵を閉めている。

コンビニでビーーーーーールを買ったりしなければ、余裕で24:30には自宅にいる。

風呂に入って、髪を乾かしても24:45(カラスの行水)。

問題は、ここからである。

推しの根本凪がXやらTikTokやらを更新していないかをチェックしたら、noteを

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白い鍵盤

白い鍵盤

真っ直ぐに伸びる国道を北上する。

長い空港の塀はいやに高くて、空がカッターで切り取られているようだ。

頭上に残った空には、雲が左右に筋を作っている。
車のまま、階段を上っていきそうな気がする。

空の階段が、ふっと、鍵盤に見えた。

覚えていないくらい小さな頃から、ピアノ教室に通っていた。

自分でやりたいと言ったそうだが、覚えているのはレッスンに行きたくない感情ばかりだ。

友達と遊ばずに早

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