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オープン会で大切なこと【ボードゲーム会活動報告】

はじめに

和歌山県北部を中心にボードゲームの魅力を伝える活動をしているふくろうと申します。

1~2ヶ月に1回くらいの頻度でオープン会を開催しているのですが、先日のオープン会がとても素晴らしく、楽しかったので、何がこのオープン会をよいものにしてくれるのか振り返ってまとめていこうと思います。

ええつまり、めっちゃ楽しかったで!ということを聞いてもらいたいだけです。
※写真が全然ないのは充実していた証拠です←

オープン会のコンセプト

まずは私が開催しているオープン会のスタイルから。

この文章を書くにあたり、一般流通してそうな「オープン会」と表現していますが、普段はオープン会という言葉は使いません。私の中のコンセプトは常に「出張ボードゲームカフェ」です。

ふらっとカフェ感覚で立ち寄って、好きな時間滞在して遊ぶ。狙って来てくれるのも大歓迎間違いなしなのですが、たまたまボードゲーム会をやっているのを発見して試しに入ってみる。そんな方が来てくれたら最高だなと思ってやっております。

オープン会に大切なこと

さて、そんなふらっと立ち寄れる誰でもウェルカムな会にするにはどうすればいいか。

軽いものから重いものまで、パーティ系からアブストラクトまで、割とまんべんなくゲームを用意するのも大切なことかもしれません。しかし、何より大切なのは会場の雰囲気です。

そのために初開催からずっと続けているのが、「ニックネーム名札」です。受付のときに「初めましての方と遊ぶこともあるかもしれないので」と言いながら暗に相席があることをほのめかします。まったくの初心者がひとりで迷い込んでも大丈夫なように、基本相席前提の会にしたかったからです。

あとはとにかく気を遣いまくりました。ボードゲームの熟練度をさりげなく探り、好みを探り、薦めたゲームの反応をうかがい、ふんわり連想系をやりたい人が無人島を開拓し始めないように、大喜利系は恥ずかしいという人がキャット&チョコレートの卓に座らないように。。。

当然と言えば当然かもしれませんが、自分がゲームを楽しむなんていう余裕はまったくありません。ひたすらにおすすめしてインストして様子をうかがって。。。

大変ですが、その大変さが好きでやっているので大丈夫です。ご心配ありがとうございます。

そんなボードゲーム会に変化がおとずれました。

先日開催したボードゲーム会では、なんと主催者の私もかなりの時間ゲームに参加できたのです。

これはなんでなんだと冷静に振り返ってみますと、参加者の皆様の「変化」なのかなと思います。声には出していませんが、私の「こんな会にしたい」という思いをくみ取って、空気作りをしてくれる「ベテラン参加者」「プロ参加者」が会場のあちこちにいる。なんとすごいことでしょう。

机やいすを良い配置に変えてくれたり、持ち込みゲームでインストしてくれたり、あっちの卓が終わるのを待つ間ほどよくつなぎのゲームをしてくれたり、初めましての方にほどよいつっこみを入れてくれたり(←これけっこう大事だと思っています)

前回ソロ参加してくれて緊張気味だった二度目ましての方も、まったくのボードゲーム初心者で今回初参加してくれた方も、怖くて直接「楽しめました?」とは聞けませんが、あの表情を見る限り、楽しんでくれていたと思います。

オープン会の全部は、やさしさでできています

そういう意味では「変化」と書きましたけど、もともとやさしい人が集まってくれていたんだなと思います。とてもありがたいことです。

おわりに

よりよいオープン会を開催するノウハウでもお伝えできればと思って書いた本記事ですが、結論がまさかの「参加者のやさしさ」という、主催者がどうがんばっても手を加えられない領域に着地してしまったのは本当にごめんなさい。

でもでも、ここまでこれたのは、参加者が「声かけられたから仕方なく来た後輩」1人だけのときがあってもやめずに定期開催してきたからだと思います。幼小中高大通していまだに付き合いのある友達0人の私が、ボードゲームを仲立ちにお友達がたくさんできたのは奇跡です。

これからは子ども向けイベントや重ゲー会などもやっていきたいなと考えています。
直近の大きい目標は「職場でポケモンカードゲーム大会を開くこと」です。

楽しんでいきましょう。

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