林 宏昌(リデザインワーク代表)

自分らしく、柔軟に人生デザインを描ける社会の実現を目指すリデザインワーク社の代表。働き…

林 宏昌(リデザインワーク代表)

自分らしく、柔軟に人生デザインを描ける社会の実現を目指すリデザインワーク社の代表。働き方・生き方、それらを支える人・組織・人事領域テーマを発信しています。←元株式会社ベーシックにて、COO兼CHRO。←元リクルートにて、経営企画室長、広報ブランド推進室長、働き方変革推進室長

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    日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

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【評価テーブル図解付き】ベーシック社の人事ポリシーと評価制度を公開します

株式会社ベーシック執行役員の林(@hiromasa_h)です。 さて今回は、私が面接時に必ずと言っていいほどご質問をいただく、我々ベーシックの人事ポリシーおよび評価制度をご紹介したいと思います。 制度の概要は以下の採用ピッチ資料にも載せていますが、このnoteではその詳細をお伝えできればと思います。 評価制度設計に取り組まれてる人事の方やご自身の評価やフィードバックについて考えるビジネスマンにとっての一助になれば幸いです。 ベーシック社の人事ポリシーとはまず根底の人事ポ

    • Z世代のキャリア観考察。「不安」→「選択肢の拡大」がキーワード

      こんにちは。 リデザインワークの林です。 Z世代は、ミレニアム世代や、その上の世代と比べて、仕事に求めることや価値観なども違っていて、どう接すればよいのかわからないとよく話を聞きます。また、同趣旨の記事も多いですね。 今回はZ世代のキャリア観について考えてみたいと思います。 今のZ世代が働き始めた頃には、終身雇用や年功序列もだんだん崩れてきていて、上の世代のように「就社」という考え方は薄くなっていて、新卒で入社したタイミングから、転職可能性などを探る世代としても話題になっ

      • 1年目から経営者になっても使える#仕事のコツ「ありたい姿を描く」×「仕事を1/2の時間で終わらせる」

        こんにちは。 リデザインワーク代表の林です。 日経新聞×noteにて仕事で役に立つノウハウについて、意見募集がありましたので「#仕事のコツ」、書いてみたいと思います。 人それぞれ、仕事のコツや、こだわりなどがあると思うので、皆さんがどんなこだわりや工夫をされているのか僕自身すごく興味があります。良いことはどんどん真似をさせてもらいたいです。 そんな中、僕もいろいろと工夫はありますが、1年目の新人時代から経営を担うようになってからも変わらず大事にしている仕事のコツについて

        • 企業のキャリア支援はビール・ピザ片手から始めよう

          こんにちは。リデザインワークの林です。 様々な企業で、従業員の自律的なキャリア構築に向けて、キャリアパスの設計や、リスキルの支援、キャリア面談、人事ローテーションの再設計など様々な打ち手が検討・推進されています。 また、リデザインワークでは、その支援も一緒に進めさせていただいています。 その中でよく話題になる施策としては、職種別のキャリアパスのルート設計や、ジョブ型雇用へのアップデート、タレントマネジメントシステムの導入によって、一人一人の強みや違いの把握、活用などがあり

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          30才×副業×月20万円をベンチマークしよう。

          こんにちは。リデザインワークの林です。 副業をしている人は年々増加しています。今の会社や本業での年収をどう高めるのか?を考えている人は多いと思いますが、副業の収入をどう高めるのかも考えていくことをおススメしたいと思います。 調査対象などにもよりますが、下記日経の記事では、副業の平均月収が10万円~40万円が4割になっています。本業で、月10万円~40万円収入を高めるのには、数年かかったり、あるいは、もうそんなに増える余地がない(涙)という人もいるのではないかと思います。

          30才×副業×月20万円をベンチマークしよう。

          HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (後編 議論まとめ)

          こんにちは。リデザインワークの林です。 先週金曜日は、2/2(人事の日)とのことで、日本の人事部「HRカンファレンスのリーダーズミーティング」にて、企業の人事トップの皆さんたちとのラウンドテーブルにてファシリテーションしてきました。 僕は採用領域で、ビジネスリサーチラボの伊達さんと一緒に、「会社と個人の関係が大きく変わる時代に採用戦略をグランドデザインし直す 人事 TOP の観点とは」というテーマで話ました。 前編では、10年後の採用の未来を考える前提となる環境変化につ

          HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (後編 議論まとめ)

          HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (前編 環境変化共有)

          こんにちは。リデザインワークの林です。 先週金曜日は、2/2(人事の日)とのことで、日本の人事部「HRカンファレンスのリーダーズミーティング」にて、企業の人事トップの皆さんたちとのラウンドテーブルにてファシリテーションしてきました。 僕は採用領域で、ビジネスリサーチラボの伊達さんと一緒に、「会社と個人の関係が大きく変わる時代に採用戦略をグランドデザインし直す 人事 TOP の観点とは」というテーマで話ました。 各企業において、年々中途採用比率はどんどん高まり、その重要度

          HRリーダーたちと考える10年後の採用の未来とは (前編 環境変化共有)

          さらば!コストカット経営。成長投資による価値創造経営へ。

          こんにちは、リデザインワークの林です! まさに、日本の経営は転換点を迎えていると思います。 今こそ、従来続いてきた、コストを絞り、既存オペレーションを磨きこむことで利益を拡大してきたコストカット経営から、新しい価値を創る、新しいマーケットを開拓して価値を創造する経営に転換していかないといけない。 上場企業の自社株買いが最高の9.6兆円となったことがニュースになりました。僕も投資をしているので、ある側面では非常にうれしいニュースであり、そのことは、現在の株高に影響を与えてい

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          全員がマルチハビテーション可能な社会になる

          こんにちは! リデザインワークの林です。 2地域間居住や、マルチハビテーション※は、日本全国の空き家の増加と、政府や地域の後押しによって、一部の人たちだけではなく、望めば、全員にとって身近で、実現可能で、アタリマエになる社会が近づいてきていると思います。 「憧れはあってもお金がかかる」そんなこれまでの慣例はなくなりつつあります。 ※マルチハビテーション(Multi-Habitation)とは、複数の住居を持つライフスタイルのことです。複数拠点、多拠点居住などとも呼ばれます

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          評価制度は、事業や職種によって分割していく時代だと思う話

          こんにちは! リデザインワークの林です。 最近、以前にも増して、等級・評価・報酬制度の再設計に関するご相談やコンサルティングの依頼を多く受けることが増えてきています。 等級・評価・報酬制度の設計は人的資本経営において、人材を資源から資産に捉えなす中でも重要だと思います。 関わらせていただいている中でも、ゼネラルに、営業も、マーケも、バックオフィスのスタッフ業務もできる人材を育てたいという会社は減ってきていて、それぞれの職種専門性を立たせて育てていきたい、配置、配属を検討

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          リスクをとらない経営や管理職はその役割から降りなければならないと思う話

          こんにちは! リデザインワークの林です。 会社の長期ビジョンの策定や経営戦略のアドバイザリーとして様々な会社の経営メンバーの皆様とディスカッションをさせていただいています。 その中で、経営として一番重要な役割はどこに向かっていくのか?そのために何のリスクを取るのかを決める意思決定だと思います。 よく、「リスクをもっと減らした案をもってこい」、「対策をもっとしっかり描き切ってこい」、「計画の蓋然性をもっと高めてこい」という経営や管理職の方がいます。 もちろん、一定検討す

          リスクをとらない経営や管理職はその役割から降りなければならないと思う話

          評価制度は目標設定が8割だと思う話

          こんにちは。リデザインワークの林です。 さまざまな企業から、評価制度を見直したい、従業員の納得度や成長を加速するような評価制度を作りたい!と前向きな相談を頂きます。 しかし、実際に相談いただいた会社の評価制度を見てみると、制度の改善点ももちろんありますが、それ以上に、評価制度を管理職の皆さんが使いこなせていないということが一番の問題であることが多いです。 その結果、上記調査のように、半数以上の人が人事評価に不満があり、モチベーションが低下すると回答しています。 本来の評

          評価制度は目標設定が8割だと思う話

          管理職の役割を分割して再設計しよう。

          こんにちは。リデザインワークの林です。 年々、管理職が担う業務の負担が高まっています。 従来の業務に加え、コンプライアンスの強化、人材育成への期待の増大、メンバーのキャリアパスの設計、ダイバーシティの推進、ハラスメント対策、労務管理の強化・・・などなど、限界を迎えているのではないかと思います。 リクルートマネジメントソリューションズの2023年6月の調査では、「負担が過重」と感じる管理職は64%と高く、人事担当者・管理職層が思う企業組織課題は「ミドルマネジメント層の過重負

          管理職の役割を分割して再設計しよう。

          多くの企業で、なぜ中長期戦略が実行されなくなってしまったのか?考えてみた

          こんにちは。リデザインワークの林です。 リデザインワーク社では、大手企業の経営コンサルティングや人事コンサルティングに携わらせていただいています。 コンサルティングを推進する中で、僕たちが一番大事にしているのは、実行です。どんなにすばらしい絵を描いても、実行されないと意味がありません。そのため、いかに実行できる理想を描くのか。実行のための計画をいかに策定するかが大切だと思っています。 我々がお手伝いさせていただく多くの企業で、中長期ビジョンや中期経営計画が描かれています

          多くの企業で、なぜ中長期戦略が実行されなくなってしまったのか?考えてみた

          リクルート夫婦がこどもに「それなりの努力でそれなりの成果ではダメなのか?」と聞かれて色々考えた話

          こんにちは。リデザインワークの林です。 我が家には、中学受験を目指す小学5年の長男がいます。 全国では少子化なのに、首都圏では受験者数が増えていて、以前にも増して熾烈な競争が拡大している状況です。 そんな環境の中で、いよいよ受験まで1年と少しに迫ってきている中で、徐々に塾の宿題や、自習の量が増えてきました。 本人が、なかなか自主的に勉強に向かわないので、最近では親が、「さぁそろそろ勉強やらないと。」「算数パパが見るから一緒にやろう。」と親のフォローの割合が増えていました

          リクルート夫婦がこどもに「それなりの努力でそれなりの成果ではダメなのか?」と聞かれて色々考えた話

          ドラゴンクエストから学ぶ仕事論/経営論

          こんにちは!リデザインワークの林です。 こどものころ、ドラゴンクエストで夢中になって冒険をしていました。 仕事人としても、経営者としても、多くのことをドラクエから学び、今に活かされているので、そのことについて書いてみたいと思います。 ちなみに、僕はドラクエⅢがデビュー作です。沼でしたねw 強みの違いとチームのあり方まずは何と言ってもこれです。 皆さんご存知のように、ドラクエでは、勇者、武闘家、戦士、僧侶、魔法使い、遊び人など様々な職業があり、転職することもできました。

          ドラゴンクエストから学ぶ仕事論/経営論