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アンチェンジはゆるやかな死

  この前、近所を長男(小六)と二人で散歩していた時に突然「お父さんはさー、チェンジしようとしているの?アンチェンジは死なんだよ。」と言ってきた。内心ちょっとドキッとした。聞くと、どうやら漫画のセリフの引用みたいなんだけど、たしかに今、変化しないという選択はかなりリスクがあるように思う。

 自粛明けになって社会が動き出してもコロナウイルスは無くなっていないし、それは撮影の仕事にも影響している。今は通常の撮影の仕事をしながら自粛中に考えたことを色々実践している。僕にとってはそれが結果的にチェンジに繋がるといいなと思っている。そんなに簡単に成功には繋がらないことはわかっている。

 結局、つくづく思うのは自分の可能性は自分で限界突破の設定をしないと拡げることは出来ないし、自分を否定する事も自分でそれを設定しないと気づけないということだ。昨日も新しい平岩写真館(役者さんのポートレート)の撮影依頼があった。これも自分ならではの新しい取り組みのひとつ。他にも岩井秀人さんと面白いことが出来ないか二人にとって初めてのチャレンジをするミーティングをした(https://ware.mobi)。そもそもコロナ前に岩井さんの会社をお手伝いすることを決めた事も新しいチャレンジだ。

 長男に「お父さんも変わろうといま頑張ってるよ。」と伝えたら、「そうなの?全然そうは見えないけどね。」って返事が帰ってきた(笑)。「そうかーじゃあもっと頑張らないとなぁ。」と答えた。

 言葉で説明するのではなく、背中で見せるってことは圧倒的チェンジじゃないと伝わらないんだろうな。まだまだ精進が必要です。


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