平岩享 カメラマン

時代の顔となるポートレートを数多く撮影。noteでは記憶に残っている撮影エピソードとど…

平岩享 カメラマン

時代の顔となるポートレートを数多く撮影。noteでは記憶に残っている撮影エピソードとどうやってプロのカメラマンになれたのかという話の2本柱で書いていこうと思っています。https://www.instagram.com/hiraiwatoruphoto/?hl=ja

マガジン

  • イベント

    • 1本
  • bashika のこと

    • 6本
  • 撮影エピソード

    これまで経験してきたたくさんのポートレート撮影の中で記憶に残っているエピソードを紹介します。

  • カメラマン平岩享が日々思うこと。

    生きていると毎日色んなことがあります。良い事も悪い事も含めて、ひとつの出来事としてポジティブにそれを捉えると、そこに何かを見出せると思うのです。そんな出来事を書いていけたらなと思います。

最近の記事

平岩写真塾はじめます📸

①はじめに 東京で17年間プロカメラマンをやっている平岩享と申します。突然ですが、写真塾をやることにしました。内容は写真塾でもあり、写真の家庭教師でもあり、写真のコンサルでもあり、写真講師でもあります。つまり僕の17年間のプロカメラマンとしての経験とスキルをフル活用して生徒であるあなたに合わせた写真塾を開催します。  基本は1対1のマンツーマンのスタイルにしようと思います(希望があれば1対3でも1対10でも1対50でも相談いただければ検討します)。マンツーマンの個人授業にす

    • BASHIKA村4649写真館を開催します

      こんにちは山梨県甲府市にあるBASHIKA村の写真係をやっている平岩享です。この度、2022年7月17日(日)にBASHIKA村での初の紹介イベントとして写真館を開催します。どんなイベントになるのかこちらで詳しく説明しようと思います。まず写真を撮影させていただく平岩享はどんなやつかというと普段は東京でプロカメラマンとして活動しております。プロとして独立17年目。ポートレート専門のカメラマンとして老若男女、職業問わずいろんな方の写真を撮影させていただきました。興味ある方はインス

      • BASHIKA CAFEを作った目的

        「BASHIKA CAFEってどういう目的で作ってるんですか?」って聞かれることがあると、決まって石橋さんも僕も「よくわかんないんです(笑)」って答えています。 よくわかんないながらもそれぞれにイメージはあって、石橋さんはkaizenのメンバーと昼はここで仕事をして、夜は外でバーベキューをしたり、焚き火をしたい。そして将来は他のスタートアップの合宿などにも使ってもらいたい。僕はというとここで写真のワークショップをしたり、スタジオとしてCAFEやウッドデッキで平岩写真館をやっ

        • CLASS101の平岩写真塾(ストロボ一灯で学ぶライティング技術!自分のポートフォリオを完成できる平岩写真塾)が開講します!

          class101でやる平岩写真塾(一灯ライティング編)が来週から開講されます。既にほとんどの動画は撮影しており、現在編集真っ只中です。 2019年の終わり頃に写真でやりたい事がほとんど出来てしまったことに気が付きました。15年間個人でやってきて夢のような沢山の経験をさせてもらいました。だって20代の自分は本当にどこにでもいる優秀とは言い難い普通の会社員でしたから。 たくさんの俳優さんや女優さんが僕が撮影した写真をオフィシャルポートレートとして使ってくださり、すごいカリスマ

        平岩写真塾はじめます📸

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        記事

          BASHIKA CAFE完成しました。

          今年あたまから動き出したBASHIKA村プロジェクト。舩見さん(舩見 高貴生)、石橋さん(石橋 利真)、僕の3人がセドナで体験したセレンディピティや体験による学びを日本でも出来たら良いし、更に言えばそれを誰かに体験してもらえたら最高だねという夢みたいなコンセプトでした。 今年の2月に石橋さんと軽井沢へ。役場に行ったり、雪の中、車に乗って別荘地をウロウロしたり、沼地のような土地を見たりしたけど笑っちゃうほど全然ピンと来ませんでした。 すぐに方向転換。僕がこれまで会った地方に

          BASHIKA CAFE完成しました。

          走る息子と撮る父

           昨日は子供たち(長男は6年生。次男は1年生)の運動会でした。本当は先週の土曜日でしたが台風のため順延。運動会同様、天気の影響で延期になっていた父(プロのカメラマン)の撮影が朝にあったのですが、バチッと決めて、ダッシュで帰宅。運動会にはなんとか間に合いました。  例年の運動会と違うのは各学年ごとに行う形なのでこぢんまりとしたミニ運動会になったということ。1年生の次男が楽しそうにお友達と競技しているのをほっこりした気持ちで見て、最後は6年生の長男のミニ運動会です。  我が家

          走る息子と撮る父

          写真の神様との遭遇(撮影で記憶に残っている撮影エピソード16 荒木経惟さん)

           僕は1年中Tシャツ姿で撮影しています。夏だけでなく冬でも撮影に集中すると汗だくになってしまうからです。夏はTシャツ。春秋はパーカーやコートにTシャツ。冬はダウンジャケットにTシャツといった感じです。季節問わず、スタジオや室内で撮影する時はいつもTシャツです。40歳過ぎた今でもこのスタイルは変わりません。カメラマンの中には格好良いスーツを着たり、おしゃれな格好をしている人はたくさんいます。でも僕がスーツを着て写真を撮ろうものなら、汗だくになっちゃうので毎回スーツをクリーニング

          写真の神様との遭遇(撮影で記憶に残っている撮影エピソード16 荒木経惟さん)

          DUOカメラマンへの挑戦

          今日はDUOカメラマンのことを書こうと思います。もともと今年の6月にモデル志望の女性の撮影をきっかけに同じ被写体を2人のカメラマンが交互に撮影することをはじめたのですが(詳しくは「新しい作品撮り」を読んでいただけれると幸いです)、そこで彼女が撮る写真がとても素敵だったので僕が普段やっている雑誌やwebでの俳優さんのポートレート撮影でもDUOカメラマンとして活動したら面白いんじゃないかなと思いました。 それから仕事の現場で会う編集者の方に、いまこんなことやっているのですが興味

          DUOカメラマンへの挑戦

          「自分は脇役。主役はあなた。」の続き(その2)。

          2020年6月29日に投稿した「自分は脇役。主役はあなた。」の続き(その1)のその後のリポートです。もし読んでいない方はお時間あれば読んでいただけると嬉しいです。 ダンサー・女優の引間文佳さん(https://fmg.jp/woman/hikima/)のプロモーション動画が完成しました!ぜひご覧くださいませ。平岩の初監督作品です(笑)。 引間さん、すごく格好良い人でした。5月にzoomで初めてお会いして、オンライン上で何度か撮影の打ち合わせをし、コロナの自粛明けに撮影を開

          「自分は脇役。主役はあなた。」の続き(その2)。

          ウィズコロナ、アフターコロナの歩き方。

          自分のことは直感で「こうした方がいい!」に従ってこれまで生きてきました。そこに根拠の無い自信を持っていたので誰かのアドバイスはほとんど無視しておりました(アドバイスしてくれた皆さま本当にごめんなさい)。 でも今は誰かの並走をして、応援をしているので、自分の直感だけだと通用しないと言うことがわかりました。 そこでメモ。 頭に浮かんだ事をひたすらメモ。メモ。メモ。兎にも角にもメモ。メモ。メモ。 そうするとセレンディピティみたいな事が起きるのです。発見と楽しさが同時にたくさん

          ウィズコロナ、アフターコロナの歩き方。

          僕のライバルはパン職人

          どうやって僕はプロのカメラマンになってこれまで仕事をしてきたのか第13話

          僕のライバルはパン職人

          僕のライバルはパン職人

          アンチェンジはゆるやかな死

            この前、近所を長男(小六)と二人で散歩していた時に突然「お父さんはさー、チェンジしようとしているの?アンチェンジは死なんだよ。」と言ってきた。内心ちょっとドキッとした。聞くと、どうやら漫画のセリフの引用みたいなんだけど、たしかに今、変化しないという選択はかなりリスクがあるように思う。  自粛明けになって社会が動き出してもコロナウイルスは無くなっていないし、それは撮影の仕事にも影響している。今は通常の撮影の仕事をしながら自粛中に考えたことを色々実践している。僕にとってはそ

          アンチェンジはゆるやかな死

          「自分は脇役。主役はあなた。」の続き(その1)。

           2020年6月8日に投稿した「自分は脇役。主役はあなた。」のその後のリポートです。もし読んでいない方はこちらを読んでいただいてからの方がひょっとしたら面白いかもしれません。それぞれの挑戦がうまくいったのか、いかなかったのか。これから少しづつここで報告していこうと思います。  自粛期間が終わり、6月中旬ぐらいからは毎日のように仕事の撮影や問い合わせが戻ってきました。ただ、コロナ自粛前と後ではひとつ違うことがあります。平岩享、個人の撮影仕事だけでなく、その合間にいくつかの「自

          「自分は脇役。主役はあなた。」の続き(その1)。

          チームワークの大切さ(記憶に残っている撮影エピソード15 「dancyu」編集部)

           僕が仕事で大事にしていることはふたつあります。ひとつは被写体と向き合い、その日のベストを撮影する事。もうひとつはチームワークを大切にする事です。雑誌やウェブの仕事は、現場を仕切る編集者さんがいて、インタビューをするライターさんがいて、写真を撮るカメラマンである僕がいる。舞台のビジュアル撮影などになるとこれにアートディレクターさんや舞台の制作進行の担当者さんが加わります。これが広告の撮影になると広告代理店のクリエイティブチームや営業チーム、制作会社のスタッフが加わるので登場人

          チームワークの大切さ(記憶に残っている撮影エピソード15 「dancyu」編集部)

          新しい作品撮り

           新しい自分のアーティスト写真です、というのは嘘でテスト撮影の時にロケアシスタントさんに撮ってもらいました。  カメラマンは下積み時代によく作品撮りをします。これからのカメラマンやスタイリスト、ヘアメイク、モデルが集まって写真を撮るのです。そうやってみんなで経験を積んでいくのです。でも僕はそれをほとんどやらずに思い切ってデビューしちゃいました。理由はその方法だと時間がかかると思ったのです。その時はすでに30歳を超えていましたし、とにかく最速でカメラマンになる方法を考えていま

          新しい作品撮り

          謙虚な人(記憶に残っている撮影エピソード 14 鈴木亮平さん)

           鈴木亮平さんに初めて会ったのは2010年に公開された映画「シュアリーサムデイ」のウェブメディア媒体用の撮影現場だった。小栗旬監督、小出恵介さん、勝地涼さん、ムロツヨシさん、綾野剛さんと一緒の撮影でした。その日の撮影場所は元学校の教室、おそらく理科室とか図工室だったんであろう部屋での撮影でした。窓から入る光が綺麗で、僕はここで6人のポートレートを撮ろうと思いました。そのまま並んで撮ってもいいのですが、イメージとしては元同級生が集まってそれぞれのキャラが出る感じの写真がいいなと

          謙虚な人(記憶に残っている撮影エピソード 14 鈴木亮平さん)