ノクターンノベルズランキングラダー報告 3月2週目


■この記事は何?

成人向け小説投稿サイト「ノクターンノベルズ」(以下ノクターン)のランキングで、日刊ランキング5位位内になるまで挑戦する記録の記事である。

ランキングの上位を狙うことをDTCGのラダークライムに見立てて、計画を立てて取り組み、結果を分析していく事が狙いだ。

有料部分はおまけで、無料でメイン部分は全部読めるようにしている。

(成人向け小説の内容・方法論・描写、そして作者の性的思想についての話が出まくるため、未成年の方の記事の閲覧はご遠慮ください)

ここに乗りたい

■今週の小説と、構築理念

男女逆転世界に転生した俺は、最強のサポート職として成り上がりハーレムを作ります。
https://novel18.syosetu.com/n2074hn/

リンク先R-18注意 念の為

ノクターンで上位を狙うにあたって、

・3月現在のランキングでは「女性上位」ものが非常に強いこと
・まだ連載の空気感・及び作業量に自分が慣れていないこと

の2点を鑑みて、「ゆるふわ女性上位なろうファンタジー」に取り組むことにした。

連載のための世界観の構築にあたって、主人公が女性から性行為を迫られる理由を「女性の方が強い世界だから」と設定。
既に「美醜逆転(美人と醜男の立場が入れ替わる)」というアーキタイプがノクターンには多く存在するのだが「美醜逆転って、冷静に考えて再録で値下がりしたカードを喜んでいるだけなのでは?」という疑念が生じ、単純に「女が男を求める世界」にセットして良いのではないかと思った。(これは大きな間違いである。後述)

連載エロ小説に於いて大事なメインヒロインだが、個人的にソシャゲの●●●の●●●●●●●●●が好きなので(伏せてる事から察してくれ)、お嬢様っぽいキャラがいいなあ……ということで

「女性が労働(=冒険者業)するのが一般的な男女逆転世界で、主人公の方が強く求めることで結ばれる」という感情の動きを軸に物語を組み立てることに決めた。

■結果

最高日刊総合ランキング13位。
総合評価 1,146 pt(2022/03/15現在)

初手にしてはかなり頑張ったんじゃないんでしょうか。

■良かった点

・楽しかった!!!!!!!!!!!!

楽しかったです。
元から創作活動っぽいことはたくさんやって来たのだが、やはり頭の中身を他人にわかるような感じで発信するのは楽しい。
だからこんなNote書いてるわけだし。

・エロかった!!!!!!!!!!

自分で書いたエロ小説エッチすぎワロタになった。
そりゃまあ自分の考える最高のエロシチュエーションを書いてるんだからそう。

・そこそこたくさん書けた

過集中の甲斐もあり、実質的に4日間で25000字書けたのは良かった。
この調子で1日1万字ぐらい生産できるようになりたい。

■良くなかった点

・無駄にややこしかった

「構築理念」の項の時点で気づいた人も多いと思いますが、この世界観って無駄にややこしい。
なぜ美醜逆転が好まれるのか。
それは「説明しなくていい」からだ。
読者はややこしい世界観を読みに来てるのではなく、女性から押し倒されてエッチするところを読みに来てるわけだから、エロシーンまでに無駄にステップを踏まないといけない設定はその時点で破綻している。
もちろん「この世界観でこういう価値観だから、そこを絆されてエッチするのはエロいなあ」とは思ったし、それは全力でそう書いた。
だけど、改めて振り返るとぶっちゃけ「モテモテになるスキル」一本で良かっただろ……と思った。

・女性上位プレイの幅の狭さ

エロ同人で女性上位プレイが映えるのは絵が上手い人がえっろい女の子をドアップバーンと描けるからだ。(目がハートだと更に嬉しい!)
翻って、小説はどうかと言うと、女性上位でできるプレイの幅の少なさがかなり足を引っ張る。
この7話分だけでも「いや騎乗位ばっかじゃん……どないしよ……」となった。

まだ世界観を広げてない状態で複数人女の子を出したのが悪いのもあるのだが、書いてる時点で既に同じプレイが続いて描写がのっぺりしてしまって本当に困った。

そのせいで、第7話に関しては普通に主人公がリードする形になり、女性上位ネタすら崩壊してしまった。

そもそも女性上位を書くのがあんまり楽しくない

上の話から続くのだが、「女性上位……読むのは好きだけどあんまり書いてて楽しくない!!!!!!!」となった。主人公が受け身だと全然筆が乗らないのである。

上に苦肉の策で男性がリードする形になったと書いたが、ぶっちゃけここは書いてて本当に楽しかったし、データを見ても、現状の最新話であることを鑑みた上で入ったポイントが一番多く、満足度が高いことがわかる。

……まあ、実際に手を動かすまでわからないことってあるよね。

■次の目標

男性がリードするジャンルで、かつ今回とは真逆の方向性を行くので「催眠を使った陵辱寄りのエロ」を書こうと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

小説を書くに当たって、めちゃくちゃにサラダチキンを貪る生活をしているので、サラダチキンを買う資金のために有料部分を設定しています。
有料部分にはメモして置いた話数ごとの点数の伸び方と、この連載が続いていたらどういう話にする予定だったかの裏話を置いておきます。
来週も今週分の挑戦の記事を書く予定なので、「こういう話が読みたい」というご意見があったらコメントやTwitterでよろしくお願いします。

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434字

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