気がすむまでおやすみ。
やすみたいって、ずっと思っていた。いろんなことが、わたしのペースよりもはやくどんどん進んでいく。その波に飲み込まれながら置いてけぼりの自分が焦ったり困ったりする。わたしが子どものころ、中学校に行かれなくなったとき、そんな感覚があった。わたしは止まっているのに現実だけが動いていく。追いつこうとするのは疲れるし、止まってしまう方が楽。その間、ずいぶんといろんなことを考えた。ベランダに出てたくさんの本を読んだ。インターネットで見たことがない友だちと話をした。しばらくすると体が充電