バスとながらスマホ歩行者の事故 交差点出口の横断歩道が青に変わっており 歩行者が横断し始めている状況にあっては 道交法38条1項後段により、横断歩道手前で一時停止すべき 交差点内は駐停車禁止だが(法44条1号) 法令の規定による一時停止義務があれば、法44条は適用されない
交通違反の不当処分の取消、 それに伴う違反点数の取消 国民の権利義務ないし法的地位に対する直接的具体的な効果が生じるかが 取消の訴えが認められるかの分水嶺か 東京地裁平成23(行ウ)211 →累積点数のみだと消極 最二小判平成21年2月27日 →ゴールドに影響するなら積極
道交法38条2項、横断歩道停車車両の側方通過時の一時停止義務 対向車線の停車車両を含むか https://www.youtube.com/watch?v=zKBek-x68bs 当事者は大変だが、興味深い 立法趣旨的には対向車を含むのが望ましいが 字義的解釈では対向車を含まない 県で警察の解釈が異なるのが大問題
車両走行中に 煙草のポイ捨てや煙草の灰を車窓から落とす行為は 道交法76条4項5号違反 走行中の車両から投げる行為は、物件の属性にかかわらず一切禁止される 投げる行為には、手を放して自然落下させる態様を含む c.f 『19訂版執務資料道路交通法解説』p.921~922
道交法の 違法駐車措置(51条)も 救護措置義務・報告義務(72条)も 適用は道路に限る ただし後者は道路走行→路外への加害も対象 道交法が、道路の秩序維持を主目的としているため 交通秩序の確立 交通の安全を図る 交通の円滑を図る 交通に起因する障害の防止に資する
左方左折車と右方直進車の優先関係 同幅員で道路間の優先関係がない場合 左方左折車と右方直進車の優先関係は…… 法解釈上は、左方左折車が優先 ただし運転慣行上、直進車が優先と考える人は多く、 基本過失割合は50対50 法解釈至上も、法を知らず運転慣行至上も、どちらも危険
法改正パブコメ https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=120240015 このまま改正だと、速度標識なし&中央線なしの道路は60km/h→30km/h 住宅街は住民の安全を考えれば30km/hも納得だが 見渡す限り田んぼに囲まれている舗装農道も30km/hになりそう ここにはやや疑問
車線変更 車線変更先に後車がいて 車線変更によって後車が車間不保持(道交法26条違反)となる場合 後車は車間保持のために「速度……を急に変更」する必要が生じる このとき前車には、道交法26条の2第2項に基づき、 車線変更を差し控える注意義務が生じる 速度と車間距離が基準