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ミヒァエル・エンデ作のモモが好きです。 昔々、夏になると島暮らしをしていました。 島の…

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ミヒァエル・エンデ作のモモが好きです。 昔々、夏になると島暮らしをしていました。 島の思い出をときどき描きながら、過去と今がつながる感覚を書いていきます。

最近の記事

行きたい場所をつくっておく。

自然のなかに行きたい! と思ったとき ふらりと行きたくなる場所をつくっておく。 そして、行きたいと思ったら 絶対に行く。 今週、朝夜ヨガをはじめて すっかり6時前に目が覚めるようになった 調子のよい身体。 休日もそれは維持できていて だらだら寝るより気持ちが良い。 いつものようにヨガを行い いつものように準備する。 本日は東京都の青梅へ。 今回3回目のウォーキングコース。 初めて行ったときは 地図も見ずにぷらぷらと歩いて たどり着いた。 だからまだ、ここしか知らない

    • 自分を満足させること。

      会いたい人や行きたい場所 聴きたい音楽 描きたい絵 やってみたいこと。 ちゃんとアンテナを立てると 向こうから機会がやってくる。 タイミング良く席が空いていたり オンラインで予約が入ったり 勝手に引き寄せだと思っている。 その方が幸せだ。 毎月のカレンダーが 好きなことで埋まっていくのは幸せだ。 今週は、完熟梅の黒糖シロップを漬け始めた。 昨年梅酒を漬けてから 梅しごとをしているときの 香りにハマり YouTubeさまさまで調べながらやっている。 店頭にならんだ

      • アナタガネガッタカラ

        モモは、時間の国で、 自分に与えられた巨大な時間の世界を マイスター・ホラに見せてもらって 眠りにつく。 目が覚めたら、もとの円形劇場に戻っていた。 そこは、モモが居なくなって1年経過した 変わり果てた世界だった。 眠りから覚めて なぜ、 ここにいるのかカメに問いかけると 「アナタガ ネガッタカラ」と言う。 今年1年かけて、やりたいことを 年明け、元旦に書き出して壁に貼っていた。 願いは叶う こういうことを、まったく信じていなかった私 だったが、 今年はとにかくなにかや

        • 救ってほしかったのは、私だった。

          今日は、だめだった。 父の見ているTVの音がやけに大きく聞こえて、 30分も居られなかった。 ごめんね、って言いながら玄関を出た。 実家に帰るといつも思い出してしまう。 過去の私。 父が倒れた時期、私は働きざかり。 朝の7時前には出勤し20時過ぎに帰る毎日。 私が帰っても 障害者になった父はTVを大音量で見てる。 「ご飯食べました、適当に。気にしないで。」 食べたか食べないかわからないけど 父はTVから目をそらさず言う。 父だって、 働きざかりで倒れた。 苦しい気持ち

        行きたい場所をつくっておく。

          モモを読む。

          こんな風の強い日に 海に行きたいなんて こころに合わせると大変です。 行きたいって思ったら行かないとね。 トレーナーとジーパン履いて 青いストールを首に巻き付けて ふらっと電車に乗った。 連休の最終日。 電車はそこそこ空いていて 子供を連れたベビーカーの 夫婦が無口に携帯をいじってる。 その向かいに座るマスクのお姉さんも 携帯見ながら笑ってる。 次の駅乗り込むおじさんも 携帯を指でいじりながら 私の前に立つ。 今日は携帯の人がやけに目に付く。 という私も ポチポ

          モモを読む。

          欲しい気持ちを、あたためる。

          実家にある本をさがしに 電車を乗り継ぎ 人混みをかき分け 太陽を日傘で遮って 緑の風を浴びながら ずんずん歩く ただ、本だけのため。 誰もいないドアを開けた。 ひんやりした匂い ここにあると思って開けた扉のなか それは無かった。   過去の私が売ってしまったのか あまり読まずに捨ててしまったか 昔買った本をもう一度 手にしたい時があるものだ。 今日の帰りはその本を手にして ページめくりながら乗りたかったバス。 少し寂しくなって窓の外を見る。 他のじゃだめだった。

          欲しい気持ちを、あたためる。

          ブラフマムフルタ。

          目覚まし時計をせずに眠り 6時前に目が覚めた。 日はもう 出ていたが、覚醒の満足感。 鳥の声と朝のにおい。 少し急いで外へ出た。 携帯は持たずに いつもと違う道をとおり遊水地の公園へ 向かう。 日曜日 まだしんとしていて 窓の開いていない住宅街をとおる。 どこかでいびきが聞こえる。 鳥の声 ハエの音 電車 ひゅうひゅうという小さな風。 クモの糸から垂れ下がった花びら。 朝露に濡れた葉。 紫 白 茶色 ピンクのグラデーション。 桜はもう散って 葉っぱだけなのに 見上

          ブラフマムフルタ。

          ラサーヤナ。

          質のよいからだと質のよい知力の その先になにが欲しいのか 変わりゆくものを真実だと思っていると 幸せはこない せっかく人間に生まれたのだから。 そんな問いかけに思いをめぐらせながら 過ごした1週間 現実は立ち止まることができなくて いちにち、めいいっぱいの時間をつかって 仕事に励んでいた。 そして休日には眠りすぎるほどに からだが重くて息ができない。 リセットしたい。 夕方にお風呂にはいって 頭から脚までオイルをさらさらと塗って ゆっくりつかって本を読む お風

          ラサーヤナ。

          いちにちの終わり。

          家に帰ってまず カットしたオレンジを立ったままかぶりつく。 茶粥を炊き あおのりと明太子を混ぜた卵焼きをつくり きざんだ新玉ねぎと浮島ひじきを混ぜて 塩とオリーブオイルを少々かけて いただきます。 昨日つくった仙草ゼリー。 台湾には行ったことがあるけれど はじめて食べるからどんなものか。 箱には、仙草アイスミルクティーと焼仙草 がおすすめの食べ方 って書いてあるけれど 今日はあたたかいものが食べたくて 仙草ホットミルクティー豆乳編 にしてみました。 とろんととけて

          いちにちの終わり。

          茶粥の話。

          茶粥が食べたくなった。 私の祖父の家は、 山口県の周防大島にありました。 小学校の夏休みのほぼ1か月は 毎年大島で過ごしていました。 朝は祖父の般若心経と木魚の音で目が覚める。 祖父は、お坊さんではないのに、毎日般若心経を唱えていた。 あわてて起きて、一緒に唱える。 毎年やっていたので、 私はまだ般若心経を覚えている。 6時30分になったら 家の前に並んでラジオ体操をする。 父親と叔父さんは、ステテコ姿でたばこ加えて 家の前に並ぶ。 朝のお墓まいり。林を切り開いた小高

          茶粥の話。

          うごきだす。

          今気になっていること ずっと気になっていたこと けれど、辞められないこと。 誰かに問いかけてもらって 気づいて うごきだす。 辞めたいこと のことはいつまでも考えずに 今興味のあることにまっしぐらの方が 失敗したとて幸せで わくわくする。 同じ不安を感じるのであれば 何かを目指して感じる不安のほうが 希望を感じる。 だから 次にやりたいことに向かって 一歩動き出した。 すると ちょっとさがしただけで 情報が入ってきた。 矢印が決まると急速にうごきだす。 小さい一

          うごきだす。

          前向きエネルギー

          つまずきが取れてくると 少しずつ気になっていたことが 進みだす。 興味あるものへ 躊躇なく手をつけはじめて 体験していく自分 知っていく自分を たのしみに待つ。 停滞時間が長かったから そのことに戸惑う。 悩むのは好きではないのに 悩みがなくなってしまうと 次を探してしまう。 物足りない? まだまだ違う? 前向きなエネルギーが いろんな場所へ アンテナを張り始めて 動き出す音とともに 自分をさがしながら しなやかに 流れるように生きていけたら 喜ぶかも知れない。

          前向きエネルギー

          春の不機嫌。

          明日欲しいものが届いても 今日がこんなに晴れていても こころが置き去りになっているようで 元気がない。 新年度の準備 断捨離 毎日の感謝 まだまだし足りないのか おやすみが足りないのか 不機嫌なこころに戻ってしまう。 お花を買ってみようか コーヒー飲んでみようか 友だちとたわむれてみようか。 新しい場所にいくひと達が 輝いてみえて 駅のホームの 「立ち止まらずにお進みください」 という表示に こころがチクッとする。 植物はどんどん水をほしがり ぐんぐん伸びてゆ

          春の不機嫌。

          風邪デトックス。

          かぜひいて 喉が痛くて 鼻水ずるずるずる。 先週の北風に やられた。 アーユルヴェーダを試してみよう。 以前コロナのあと なんともいえない 喉の違和感や鼻水は ターメリックと塩湯うがいで とてもすっきりした。 かぜ は アーマの蓄積。 そういえば最近 仕事の話が忙しかった。 おなかがすいていないのに 食べなきゃと思って 食べていたものは パンとかクッキーとか 覚えていないくらい お粗末でした。 春の人事異動や 辞めたい人のお話聞いて ちょっとやけ食いしてた

          風邪デトックス。

          そこに在る。

          ヒヤシンスが咲いた! 球根のときは 花の色はひみつだったけれど だんだんと 白が見えて 朝起きたら なんとも言えない 品のある香りがした。 真っ白でぷりぷりした 花がたくさん開いている。 うれしいことに もうひとり隣に隠れていた。 私は鉢植えの花を育てるのが苦手で すぐにだめにしてしまう。 お水をあげすぎてしまうのか あげるタイミングを間違えてしまうのか。 その点、水耕栽培は簡単で 去年もきれいに咲いて しばらく楽しむことができた。 小学生の頃 母が学校に持

          そこに在る。

          代わりに得たもの。

          起きたら11時をすぎていて、 美容室の予約時間に間に合わない。 「PERFECT DAYS」を観に行こうと思ったらちょっとしたトラブルで また 間に合わない。 そんな昨日。 なにもせずぶらぶらして家に帰り 先週買った、 「角野栄子 水平線の向こう」 という文藝別冊を手に取った。 「魔女の宅急便」をジブリ映画で何度も観たことはあったけれど 表紙の水色と角野栄子さんの 笑顔に惹かれて なんとなく購入しておいたものだった。 ぱらぱらと見ていたら、 ドキュメンタリー映画

          代わりに得たもの。