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父の写真

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父・鼻谷幸太郎の写真について。
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「日本一の海女のまち」の写真展に参加

「日本一の海女のまち」の写真展に参加

2024年2月19日~23日、三重県鳥羽市相差町の相差女性活動センタ-で、
"相差暮らしの写真展「海郷を拓く」(うみさとをひらく)"が開かれました。

相差は「おうさつ」と読み、日本で最も海女さんが多くいる地区です(鳥羽は読みにくい地名が多いんです・・・)。
ここ20年はパワースポットの「石神さん」がにわかに有名ですが、
もとは鯨漁もやっていた古き良き漁村です。

今回は、昭和50年代以降の相差地

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父の写真展を終えて

父の写真展を終えて

鼻谷幸太郎モノクロ写真展 「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」。

昨日をもって終了し、今日、撤収作業をしてきた。

会期中にお会いした方、記帳をしてくれた方、途中から用意した投稿箱に感想を寄せてくれた方、何度も来てくれた方、たくさんの反応を受け止めた。自分としてもうれしく、父にこまめに伝えた。

父は父で、近所の人や昔の写真仲間、職場の人から電話をもらったりして、予想を超えた手応えを

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写真展閉幕まであと3日

写真展閉幕まであと3日

鳥羽市立海の博物館で開催中の、鼻谷幸太郎モノクロ写真展 Monochrome Photo Exhibition by Kotaro Hanatani 「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」。

昨年9月に開始し、1ヶ月余り延長させていただいた会期も、1月9日(月)まで、残すところわずか3日となりました。

展示内容は基本的には第3期"浜寸景"のシリーズですが、9枚組の額の中身は、すべて入

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山古志村の写真が出てきた

山古志村の写真が出てきた

図書館で借りてきた写真集を、父が熱心に見ていた。その中で、旧山古志村の一本杉を写したコンテストの受賞作品に目を留めていた。

父もこの風景を撮りに行っていたそうだ。やはりモノクロで、スキャンしてあった。

フォルダに2004年5月12日と日付がある。新潟県中越地震はその年の10月だった。棚田の風景と、鯉のぼり、茅葺き屋根のある集落の風景、働くおばあさんの姿なんかが写っている。

(もともと写真の名

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会期延長!

会期延長!

鼻谷幸太郎モノクロ写真展 Monochrome Photo Exhibition by Kotaro Hanatani 「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」
@鳥羽市立海の博物館

会期が年明けの1月9日(月)まで延長となりました。
※12月26日(月)~30日(金)は休館。

展示はほとんどが第3期を引き継ぎますが、A5判9枚組の額を新たな写真に入れ替えました。また、第1期と第2期に

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ある日の会場

ある日の会場

何度通っても飽きないのは、何より写真の力で、会場の力でもあるのだと思う。

鼻谷幸太郎モノクロ写真展

Monochrome Photo Exhibition by Kotaro Hanatani

「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」

"An-Ta Ma-Ta Ki-Tan Ka ? " - Records of Fishermen's Villages in Showa Peri

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昭和の漁村写真展シリーズ3回目

昭和の漁村写真展シリーズ3回目

おばあさんが縄を巻いている器具は、「カセマキ」というそうです。

半世紀前の漁村の写真にはいろいろと珍しい道具も写っています。説明書きのキャプションは、博物館の学芸員さんに助けていただいています。

鼻谷幸太郎モノクロ写真展

Monochrome Photo Exhibition by Kotaro Hanatani

「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」

"An-Ta Ma-Ta

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次の展示替えのプリント

次の展示替えのプリント

最後に3点入れ替えた。

鼻谷幸太郎モノクロ写真展

Monochrome Photo Exhibition by Kotaro Hanatani

「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」

"An-Ta Ma-Ta Ki-Tan Ka ? " - Records of Fishermen's Villages in Showa Period

会期:2022.9.3(土) - 11.2

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第2期は「浜の子ども」

第2期は「浜の子ども」

鳥羽市立海の博物館で開催中の、鼻谷幸太郎モノクロ写真展
「あんた、また来たんか? ~昭和の漁民を訪ねて」

会期を分けて3つのテーマで展示しています。

10月1日に、「浜の子ども」のテーマで展示替えをしました。
同8日午後1時~、会場で本人出演のトークイベントを行います。

50年前の三重の漁村、大人たちが働くすぐそばで、遊んだり泣いたり笑ったりしていた無邪気な子どもたちの姿を捉えています。

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花を届けた

花を届けた

個展開催の祝いの花と芳名帳を届けに、また写真展の会場に行った。

花は、父の弟である叔父からだった。

芳名帳は、最初、要らないと言って置かなかったのだけど、4日目になって、やっぱり置いたほうがいいと思い直したみたいだった。

会場の博物館のギャラリーに着くと、お客さんが1人いた。年配の男性で、ぼくの家の近所に住む知り合いだった。

写真展を紹介した新聞の記事を見て、来てくれたようだった。

父と

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どしゃ降りの写真展初日

どしゃ降りの写真展初日

ついに迎えた初日、ものっ、、、すごい雨。

そんな中で地元ケーブルテレビのカメラマンさんが来てくれました。雨で前見えなかったそう。無理せんといて・・・。

当然、お客さんは少なかったので、じっくりと時間をかけて取材し、作品を撮影してくれた。

ニュースだから放送では短い映像になるのかもしれないけど、楽しみ。

鼻谷幸太郎モノクロ写真展
Monochrome Photo Exhibition by

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父の写真展の前日

父の写真展の前日

鼻谷幸太郎モノクロ写真展「あんた、また来たんか? 昭和の漁民を訪ねて」。

鳥羽市立海の博物館ギャラリーにて、本日9月3日(土)、始まります。

昭和40~50年代に撮影した三重の漁村(津市の白塚・御殿場、松阪市の猟師町、鳥羽市の相差・神島・坂手島、志摩市波切・和具・越賀)の写真計93点を、3期に分けて展示します。

①9月3日(土)~9月29日(木)  浜しごと

②10月1日(土)~10月30

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鼻谷幸太郎写真展”あんた、また来たんか”

鼻谷幸太郎写真展”あんた、また来たんか”

9月30日(土)~11月27日(日)、
三重県の鳥羽市立海の博物館にて、
父・鼻谷幸太郎の写真展”あんた、また来たんか”を開催します。

4,50年前の三重の漁村を写したもので、珍しい資料でもあるということで、三重大学の海女研究センターさんに調査をしていただいています。

https://amakenkyucenter.rscn.mie-u.ac.jp/2022/08/04/【フィールドワーク通信

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