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Gaudiyの「ファンづくり」を担う、未来の仲間に伝えたいこと

はじめまして、こんにちは。GaudiyというエンタメのDXを推進するスタートアップで、人事・広報を担当している山本(@hanahanayaman)です。

わたしはGaudiyに2021年1月からお試しJOINし、同年4月から正式入社していますが、これまでGaudiyの人事・広報まわりをひとりで(全員参加型なので、正しくは「みんなで」できるように)推進してきました。

最近少しずつ、いろんな取り組みが実を結んできた感もありますが、さらに事業フェーズをもう1段、2段先に進めるため、この度わたしと二人三脚してくれる新しい仲間を募集することにしました。

コーポレートサクセスってなに…?という感じだと思うので、このnoteでミッションと役割、解きたい課題についてお伝えしようと思います。

めちゃくちゃおもしろいポジションだと思うので、このnoteを読んで興味を持っていただいた方は、ぜひカジュアルにお話しできると嬉しいです!

Gaudiyがめざしていること

コーポレートサクセスの話に入る前に、Gaudiyのミッションと事業について簡単にご紹介させていただきます。

Gaudiyは「ファンと共に、時代を進める。」をミッションに、ファン主体の新しい経済圏(=ファンエコノミー)の創造をめざしています。

ファンの熱量がIPコンテンツの価値を押し上げ、そのファンにも価値が還元される。エンタメが "娯楽" だけではなく、"生活インフラ" としての価値も持つような、新しいエコシステムの構築にGaudiyは挑戦しています。

▼ファン経済圏のイメージは、代表・石川さんのnoteがわかりやすいです

その経済圏をめざす上で、現在事業として展開しているのが、ファン体験構築プラットフォームFPaaS(Fan Platform as a Service)の提供です。

近年のエンタメコンテンツ業界は、YouTubeやSpotifyといった外部プラットフォームに依存したデリバリー構造になっていますが、それゆえにIPを有するエンタメ企業(以下、IPホルダー)が自社で顧客基盤を形成することができなかったり、高額な手数料を取られているような実態があります。

そうしたエンタメ業界の課題を解決するため、ファンとIPホルダーを直接つなぐファンコミュニティサービスやIDシステムなどを、ブロックチェーン技術を活用して開発・提供しているのが、Gaudiyの主な事業(FPaaS)です。

▼この辺りの話も、石川さんのnoteにまとまっています

(Gaudiyの事業を一回で理解するのは難しいと思うので、なんだかよくわからない方も、ぜひ読み進めていただけると嬉しいです…!)

Gaudiyが解きたい課題

会社の沿革としては、2018年5月に創業し、現在4期目になります。創業当初は「コミュニティ × ブロックチェーン」軸で事業を立ち上げましたが、さまざまなトライをしていった中でエンタメとの相性の良さがわかり、2020年から本格的にエンタメ×ブロックチェーン領域で事業を展開してきました。

これまでの歩み2

現在提供しているプロダクトとしては、22/7約束のネバーランドTOKYO IDOL FESTIVALGANMA!、などのファンコミュニティサービスがあります。

企業名でいうと、集英社(週刊少年ジャンプ)、アニプレックス社、Sony Music Entertainment社、フジテレビなどの大手エンタメ企業と協業しており、誰もが知るようなビッグIPとの案件も今後続々と控えている状況です。

そうした状況下で、事業をさらにドライブしていくために、なにが必要か。

それは、ミッションを共有する「仲間」と、チームとして最高のパフォーマンスを発揮できる「土壌づくり」です。

特に目下の課題としては、プロダクト開発のスピードを上げ、コミュニティサービスをスケールさせるための採用と、レバレッジの効く組織づくりです。Gaudiyはプロダクト中心の組織をつくっていきたいと考えているので、エンジニア、デザイナー、PdMの採用が経営の重要課題になっています。

2021年11月現在、組織の構成は以下のとおりです。(Gaudiyでは職種はあくまで「目安」と捉えており、役割を複数兼ねるメンバーも多いです。)

(※カッコ内は、副業・フリーランスを含めた人数)
- 経営:2名
- ソフトウェアエンジニア:10名(16名)
- UI/UXデザイナー:2名(4名)
- プロジェクトマネージャー:2名
- データアナリスト:(1名)
- プロデューサー(コミュニティマネージャー):3名
- BizDev:2名(3名)
- コーポレート:3名(4名)
- 合計:24名(35名)

現時点でのイメージとしては、向こう1年内に、フルタイム50名規模まで仲間を増やしたいと考えています。採用において「数を充足させる」という考え方はしておらず、事業変化のスピードも早いので、あくまで目安として捉えていただけると嬉しいです。

コーポレートサクセスのミッション・役割

すみません、前置きが長くなってしまいました…(が、今回の募集において重要なことなので前置きガッツリ書かせていただきました。)本題です。

コーポレートサクセスのミッションは、その名のとおり「会社を成功に導くこと」です。なかでも、社内外に「Gaudiyの共感者(=ファン)」を増やし、会社を成功に導くことがミッションになります。

経営のボトルネックになっている「採用」をメインに、広報や組織開発など複数の役割を担いながら、採用候補者も社内のメンバーも、関わるすべての人をGaudiyのファンにしていく。これは「ファンと共に、時代を進める。」というミッションを実現していく上でとても重要であり、中長期的な会社の成長を実現する上で必要不可欠なことだと考えています。

また、なぜ「人事」や「広報・PR」といった職種で求人を出さなかったかというと、職種というラベルに捉われて役割を限定してほしくないからです。

そもそも、採用、広報、組織開発は非常に近い領域にあると思っています。たとえば、採用力を高めるには自社の魅力を言語化したり、取り組みや人を伝えていく必要がありますが、これは広報的な役割です。また、採用オペレーションのつくり方は組織カルチャーの形成に影響しますし、ただ人数を増やしただけでは組織は強くならないので、組織開発的な施策が必要です。

Gaudiyの場合は「DAO(Decentralized Autonomous Organization:自律分散型組織)」を組織運営の指針としているため、全員採用ができるような仕組みづくりに注力してきました。

▼詳しくはこちらのnoteに書きました。ぜひ読んでいただきたいです

こうした理由から、今の組織フェーズでは分業するのではなく、同じ立ち位置で二人三脚できる仲間を募集する方が良いと考え、「コーポレートサクセス」というポジション名にしました。(この半年くらいのイメージであり、その後は、各領域のプロフェッショナルを迎えながら、コーポレートサクセスチームとしてミッションを遂行できるようにしていきたいです。)

Gaudiyのファンを増やし、会社を成功に導く。その先にはもちろん、より良い社会の実現があります。人事・広報領域の経験は不問ですが、その視座と泥臭く実行できるエグゼキューション力は求めたいと思っています。

コーポレートサクセスで想定される業務内容

どうでしょうか、ワクワクしてきたでしょうか…? なんかおもしろそうと感じていただけた方は、ぜひ読み進めていただけると嬉しいです。

視座は求めますが、実際の業務はめちゃくちゃ地味だぞ、という現実をお伝えしたいパートになります。(外部発信が多いとキラキラ系に見られたりしますが、むしろ黒子なのでまじで地味です。自分にスポットライトを当てたい方には、まじで向きません。みんなを照らしたい人が向いています。)

具体的なイメージを持っていただくために、想定される業務内容をざっと羅列してみます。(※すべてできる必要は全くありませんが、やったことのない業務であっても、必要なものは徹底的に調べて自社に合う形で取り込んで、周囲を巻き込みながら推進していくというタフネスは必要です。)

<採用系の業務内容>
- 採用全体の戦略設計
- 採用ペルソナの言語化、JD作成(全職種)
- 現場と二人三脚するスカウト運用(今はYOUTRUSTと転職ドラフト)
- 採用プロセスの構築、CX改善
- 採用の評価基準の言語化、面接官の育成
- カジュアル面談の対応
- 選考のコーディネーション(日程調整から情報連携まで。今はHERPとNotion)
- 採用クロージングの資料作成、フォローアップ
- リファラル採用の促進
- エージェントとのリレーション
- 副業メンバーの体験改善とフォローアップ
- タレントプールのナーチャリング(イベント運営やメルマガなど)
<広報・PR系の業務内容>
- PR(採用・事業・コーポレート)の戦略設計
- 代表やメンバーの発信サポート(企画、編集など)
- インタビュー記事、noteなど広報コンテンツの制作
- 採用関連資料(Entrance Book、職種別のCulture Deckなど)の作成
- コーポレートサイトなど企業情報の更新
- プレスリリースの作成
- 各媒体とのメディアリレーション
- 取材対応(同席、原稿確認など)
- 公式SNS(Tw、FB、LinkedIn)の運用
- 社内広報(インナーコミュニケーション、経営の情報伝達など)
<組織系の業務内容>
- お試し入社制度の運用、改善
- 新しく入社したメンバーのオンボーディング対応
- カルチャー浸透(クレドやパターン・ランゲージの継続改善)
- メンバーの成長支援(目標設定、1on1、評価制度、フィードバックなど)
- タレントマネジメント
- 就業環境、福利厚生などの改善

ざっと自分の業務を思い出しながら羅列しましたが、扱う業務範囲はかなり広いです。組織にとって今、何が必要か。常にそこを考えながら、限られたリソースを配分し、仕組みをつくり、みんなを巻き込みながら動きます。(ひとりですべて同時並行で進めてるわけではないです。さすがに無理w)

戦略・戦術の設計から、日々の細かいオペレーションまでなんでもやりますが、今回の募集に関しては、戦略設計に強みがある人よりも、戦略を理解した上で戦術を設計し、一緒にガンガン推進していける人を探しています。

Gaudiyのコーポレートサクセスとして働くことの魅力

だいぶ長くなってきて書くの息切れなのですが、Gaudiyでコーポレートサクセスとして働くことの魅力について、私が思うことを2点ほどお伝えできたらと思います。

① 時代をつくるスタートアップで、経営に直結する役割が担える

Gaudiyは創業4年目のスタートアップながら、集英社、アニプレックス社、Sony Music Entertainment社などの大手エンタメ企業と複数の案件を進めており、エンタメ業界のDXにおける最前線にいる会社です。また、昨今のNFTブームが始まる前から、NFTやブロックチェーン技術を扱ったプロダクトをユーザーに提供しており、技術面においても大きな強みがあります。

新しい時代をつくっていくスタートアップの1社で、人事・広報は経営に直結する重要な役割を持っています。まさに "コーポレートサクセス" できるかの大きなミッションを担っているので、やりがいの大きさがひとつめの魅力です。

② コーポレートサクセスは「総合格闘技」。経験・スキルの幅が広がる

コーポレートサクセス(特に人事まわり)を担当していて感じるのは、ビジネスの総合格闘技みたいなポジションだなということです(謎)。

自社にマッチした人の募集を増やすのは「マーケティング」と近いし、カジュアル面談やクロージング面談は「営業」と、社内外の関係者と適切なリレーションを取るのは「カスタマーサクセス」的な役割と似ているかなと思います。(前職でSaaSマーケも兼務していたので、今すごく活きています。)

また採用も広報も「書く」業務が多く、誰に何を伝えたいのかを考えてコンテンツ制作をしていくのは「編集者」に近い(というか同じ)です。Gaudiyは全員採用の形で仕組みを作っているので、そこは「プロジェクトマネージャー」的な役割かなと思っています。

さらに組織開発は、会社というプロダクト開発とも言えるので、プロダクト開発やUX周りの知見なども活かせる領域です。(そういうインプットを私も意識してますし、HR Ops的な取り組みも今後やっていきたいです。)

つまり、なにが言いたいかというと、自分次第で経験もスキルもぐんと広がるのがコーポレートサクセスの魅力です。

私も未経験でしたが、学んでいくスタンスと別領域で培ってきた専門性さえあれば、それはきっとコーポレートサクセスに活きます。今まで培ってきた他領域のスキル(特にCS、マーケ、営業などの経験)を、経営の根幹となる人事・広報領域で生かしてみたい方大歓迎です。

逆に言うと、Gaudiyには「New Standard」というバリューがあり、前例のない挑戦もしていくので、経験者の方はアンラーニングが求められると思います。過去の経験をそのまま導入するのではなく、Gaudiyのカルチャーや状況に合わせた形で提案・推進していけるような方がフィットすると思います。

ということで人事・広報経験は不問ですが、以下にピンとくる方がいらっしゃれば、ぜひお話ししたいです🙏

- 今まで培ってきたスキルを新しい領域に拡張していきたい
- 自分が活躍するよりも、他のメンバーが活躍してくれる方が嬉しい
- 人と接したり、いいなと思ったことを人に伝えることが好き
- 課題があると放って置けない、解決に向けて動きたくなっちゃう

(おまけ)二人三脚いただく、やまもとのトリセツ

おまけとして、一番近いところで働くわたしとの相性も結構大事かなと思うので、やまもとのトリセツ…というかどんな人かを紹介しておきます。笑

まず、どんな人か?

社会人8年目で、いま3社目です。新卒で総合商社に入りましたが、3年目でベンチャー転職。その会社で、メディア編集長とかSaaSマーケとかコスト改善コンサルなどを経験させていただいて、2021年4月からGaudiyです。

特に今のキャリアの土台になっているのが「ビジネスメディアの編集者」なので、自己紹介代わりに載せておきます👇

視座とかガンガンとか言ってるので、なんか厳しくてこわめの印象ついちゃったかもしれないですが、人柄としては「ゆるい」です。めったに怒ることなく(唯一、夫には年一くらいで怒りますが、声を荒げることなくシカトするタイプです)、穏やかな性格をしています。ゆるいインターフェイスを保ちながらも、仕事はバリバリします。ハードワーカーだと思いますが、週末ヨガしたり、お散歩したり、ウェルネスには気をつかってます。

わりと得意かなと思っていることは以下。

- 社内の雰囲気を明るくすること、酒盛りの企画
- 採用候補者、メディアの方など、社外の人とも良好な関係を構築すること
- コンテンツを作って、必要な人に届けること
- みんなを巻き込んで、簡単な仕組みをつくっていくこと
- 新しいことや担当領域外のキャッチアップ、手段に拘らないこと
- 課題の特定からの解決策の立案
- 業務遂行、グリット。結果が出るまで地道に続けられること

逆に、苦手かなと思うことは以下。

- 自分目線の人、思いやりのない人と働くこと
- 誠実さに欠けるコミュニケーションを取られること
- 今までのやり方に固執して、新しいトライを受け入れてもらえないこと
- プロセスを軽視して、成果だけ求められること
- 理想的なビッグピクチャーを描くこと
- 定量分析、数的思考
- 複雑なオペレーションを構築すること

お互いにリスペクトして、支え合うことのできる人と一緒に働きたいなと思います。ちなみに、Gaudiyのメンバーはコミュ力高くないけど、根がいい人しかいなくて、みんなのことが大好きです。(そう思えないと、人事・広報って難しい役割だなとも思います。)

さいごに伝えたいこと

Gaudiyは、まだまだアーリーフェーズで、整っていないことがたくさんあります。カオスだけど、それを楽しめる人には最高の環境かなと思います。

特に、めざしている世界観の大きさとワクワク感は、どの会社にも負けない自信があります。もちろん人によって価値観は違うと思いますが、わたしは「一番、ワクワクするのはどこか」で転職の意思決定をして、その判断は間違ってなかったです。(経緯はこちらのnoteにあります。)むしろ、ビジョンに向けた解像度が上がってきて、ワクワク感は日に日に増すばかりです。

そんな、時代をつくるスタートアップのコーポレートサクセスを担える経験はとても貴重だと思いますし、経営の近くで幅広い経験を得られるのは「今」のフェーズならではかなと思います。

もちろん、大変なことはたくさんあります!!でも、それをひっくるめてかなり楽しいので、ご興味持っていただいた方はぜひ応募してください。

また「今」はタイミング合わなそうだけど、今後どこかのフェーズでGaudiyのコーポレートサクセスチームで働くことに興味がある人も、ぜひお話ししたいです!ゆるくお話ししましょう〜( ´ ▽ ` )ノ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!いろんな方とお話しできること、楽しみにお待ちしています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!