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「お試し期間」を終えて、Gaudiyに正式入社しました!

こんにちは。「ファンと共に、時代を進める」をミッションに、エンタメ業界のDXを進める株式会社Gaudiyで、広報・採用を担当している山本(@hanahanayaman)です。

タイトルに書きましたが、2021年1月から約3ヶ月にわたる「お試し入社期間」を経て、昨日、無事にGaudiyに正式ジョインしました!わーい。

このnoteを読んでくださる人は、おそらく「SELECK編集長の山本さん」として認知されている方が大半かな…と思いますが、私の新しい挑戦についてお世話になっている方々にこちらでご報告できたらなと思います。

もともとSELECK大好きだった私が、今回転職するに至った経緯や、なぜGaudiyに決めたのか、実際働いてみてどうよ? という記録です。

あまりおもしろい内容ではないと思いますが笑、今流行り(?)の「YOUTRUST転職」なので、スタートアップ転職のご参考にはなるかもしれません。ありのままをお伝えしますので、よければご笑覧ください!

やっと「お試し」の冠が取れました。笑

これはかなりの「山本花香ファン」しか知り得ないと思いますが(つまり誰も知らないと思う)、昨晩、Twitterのプロフィールが変わりました。

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はい。お気づきでしょうか…? そう、「お試し入社中」が取れました!笑

ということで、2021年1月12日から、約3ヶ月にわたるお試し入社期間を無事に終えて、株式会社Gaudiyに正式入社いたしました。(※現在は、お試し入社期間は「最短2週間〜最長3ヶ月」に変更されています。)

よくある試用期間でしょ?という声も聞こえそうなので補足しておくと、Gaudiyの「お試し入社」とは、お互いの価値観や働き方がマッチするかどうかを確認するための期間で、期間終了時に実施されるアンケートにて「全社員が一緒に働きたい」と回答したら正式Joinになるという選考の一部です。

そもそもお試し入社に至る前に、選考面談も何度かありますし、最終確認という位置付けではあるのですが、もしやの正式Joinできない事態も可能性としてはあったので、とりあえず安心しました。

(ほんとよかった。笑)

時間を少し巻き戻すと、前職を退職したのは、2021年の3月末。そして実はGaudiyへの転職を決めたのは、2020年の10月末のことでした。(さすがにSELECK編集長という立場だったので、半年は余裕持とうと思った。)

ここからは、転職を考え始めた2020年の夏の終わりから振り返ります。

30歳、女性。キャリアの岐路に立つ

それまでのキャリアとしては、新卒で総合商社、3年目でベンチャー転職してコンサル、2017年8月にSELECK編集部に社内異動し、2019年1月からSELECK編集長になりました。

SELECKでの日々は下記のnoteに書いたので割愛しますが、2020年に入ってからは、他事業部のマーケティングも兼務しながらで業務量は多かったけれど、成果を出すことができて、仕事としてはかなり順調でした。

でも、編集者として3年以上のキャリアになってきて、ずっと「このままでいいのかな」という気持ちがあったのも事実です。メディアの仕事は好きだったけれど、生涯ずっとこの道で生きたいとは思えていなくて、どこかでキャリアチェンジしたいなという思いがありました。

SELECKは大好きだったし、運営会社のRELATIONSでも中堅メンバーになってきて居心地よかったけれど、メディアを続けていくよりも、編集のスキルを別の場所に拡張していけないかなぁと思っていました。

そう考えた時に、取材を通じて多くの影響を受けていた私は、スタートアップの世界に純粋に興味を持っていました。先進的な取り組み、熱量の高さを取材を通じて感じていて、私もそっち側に行ってみたいなーと。

とはいえ、ちょうど30歳を迎え、子供もいずれほしいと思っていたし、今これからスタートアップという選択肢はどうなんだろう…という悶々とした気持ちもあり…。そこで諸先輩の話を聞いてみようと思い、お話しさせていただいたのがYOUTRUSTの岩崎さんでした。

岩崎さんには以前SELECKのイベント取材で一度ご挨拶した程度だったのですが、快くお時間くださって、まだ生煮えだった私の話を聞いていただき、インポスターシンドロームなどを教えていただきました。(ご存じない方はぜひこちらの記事読んでみてください。素敵なので!)

そこでご紹介いただいた「リーン・イン」という本を読んで、人生逆算なんてできないし、予想もできない未来に不安を抱えてチャレンジしないのは違うなと思い、最終的には「ま、なんとでもなるか」という腹括りができて、2020年の秋に本格的に転職活動を始めました。

Gaudiyとの出会い、過去の記憶が蘇る

Gaudiyとの出会いも、実はYOUTRUST経由でした。

取材を通じて気になっていた企業や、タイミングよくお声がけいただいた企業のほか、ほんの軽い気持ちでYOUTRUSTの転職意欲のステータスを変えてみたときに、メッセージをくださった中の1社がGaudiyでした。

Gaudiyのことは「SELECKゆるのみ」というイベントに何度か来てくださっていた読者さんがたまたま転職した先だったので、「あ、西岡さんが転職したところじゃん」と思って話を聞いてみることにしました。

そして代表の石川さんとお会いした夜、「めちゃくちゃおもしろいことをやってる会社だな」と興奮して、友人に「すごいおもしろい会社見つけたかも」とLINEしたのを覚えていますw

人それぞれ、企業に対して「おもしろい」と感じるポイントは違うと思いますが、私の場合、Gaudiyには「過去の自分との接点」がありました。

それはなにかというと、Gaudiyは「ファン国家」と呼んでいる、ファン主体のトークンエコノミーを創っている会社なのですが、そのビジョンを聞いて自分の卒論を思い出したんです。

「え、ここで卒論…???」という感じだと思いますが笑、大学時代、私は開発経済学などを学ぶゼミに入っていて、卒論のテーマに選んだのが「地域通貨」でした。

これ笑👉「地域通貨は経済危機脱却の手段となり得るのか―アルゼンチン RGTとブラジル・パルマス銀行の比較から―

法定通貨と違って、国ではなく地域主体で発行される地域通貨は、脱・中央集権的な要素があります。今でこそブロックチェーンが活用されている分野だと知りましたが、卒論を書いた2013年当時はブロックチェーンについて無知で、純粋に地域通貨の成功・失敗事例の比較研究を行っていました。

その成功要因のひとつとして挙げた「地域連帯の基盤」というのが、まさに「ファンコミュニティ」とめちゃくちゃ相性がいいなと思ったんです。

熱量の高いファンを主体とした循環経済の仕組みが、ブロックチェーンという技術によって実現できるということを知って、めちゃくちゃおもしろい!!と思った。これがGaudiyに対する第一印象でした。(共感しづらい話ですみません…笑)

最も大事にしたかった1つのこと

ただ、これだけで一発で決めたわけではなく、他にも素敵な企業との出会いがあって、数週間ほんとに悩みました。

企業選びの軸としては「人>事業>お金」みたいなタイプなのですが、その優先度をもってしても判断がつかなくて、家族や友人にも相談しました。

で、最後はもうこれで決めようと。

「本気でワクワクするか」

私はキャリアビジョンとかは特になくて、おもしろい人たちとおもしろいことをやれれば何でもいいタイプなのですが、その中でも一番「本気でワクワクするのはどこか」で意思決定することにしました。

最終的には、仲のいい友人とご飯を食べながら迷っている企業の話をしている時に、「明らかにGaudiyだけ話のボリューム違うの気づいてる?w」と言われ、薄々気づいてた自分の気持ちが明確になって、決心しました笑。

本気でGaudiyが創りにいってる未来を自分も見てみたいと強く思ったし、その実現に向けて着実に前進している事業とチームがあって、そこに自分も参加したいと思った。

おまけに、みんなプロダクトづくりに夢中すぎて、資金調達のプレスリリースすら打ってなくて(調達の時期とリリースの時期全然違うし…笑)、私がGaudiyのおもしろさを世の中に伝えていきたい。共鳴する人を増やしていきたい。そこに自分が培ってきたものが貢献できそうだと思いました。

こうして、お試し入社という選考期間は残っていましたが、他の内定先はすべてお断りさせていただきました。これが、2020年10月末のお話。

実際にGaudiyで働いてみて

で、実際に働き始めたのは、2021年1月からです。SELECKとの二足の草鞋を2ヶ月ほど続けて、3月からフルコミットで働いています。

実際どうよ? という話ですが、事業に対するワクワクは日に日に増すばかりだし、スタートアップのスピード感とアーリーフェーズのやれることに溢れている感がめっちゃ楽しいです。笑

この3ヶ月何やってきたかなーと思い返してみると、ざっとこういうことやってきました。(まだあるかも。主に採用、PR周りやってます。)

・カルチャーデック(会社説明資料)の作成
・CX(候補者体験)の改善
・全ポジションのJD見直し
・選考フローの見直し
・お試し入社期間の見直し
・選考基準の言語化
・オンボーディングのフロー整備
・広報ブログの発信と体制づくり
・コーポレートサイトのリニューアルPJ進行
・会議改善、日報導入、1on1運用改善なう
・5月のPR祭に向けた仕込みなう
etc…

まだまだ整っていないフェーズではあるので主に「仕組み化」に注力してきた感じですが、徐々に土台ができてきたので、これからブーストさせていきたいと思ってます。

ちなみに、採用も広報もほぼ未経験ですが、SELECKの記事にとっても助けられています!!!取材先の方々、本当に役立つ知見をありがとうございます。

熱量の高いチームで、最高の仲間とともに世界を変えたい

という感じで、楽しい日々をGaudiyで過ごさせていただいてます。

まだ公表できないけどワクワクする案件がたくさん控えており、それを世の中に新しい体験として最速で届けていくためには、最高の仲間が必要です。

今まで100社を超える企業に取材してきましたが、Gaudiyはめちゃくちゃおもしろいです。このおもしろさを伝えたいのですが、事業が高度かつ複雑で、うまく伝えられていないのが本当に力不足でもどかしい…!!

なので、ちょっとMeety作ってみました。ひさしぶりに山本と話してみてもいいよって方は、ぜひお気軽にご連絡いただけますと幸いです!

みなさま、今後ともよろしくお願いします。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!