二次創作界隈の派閥

二次創作にどっぷりつかるまでは、二次創作者たちはそれぞれ同じジャンルならみんなある程度仲間意識があるのかなと思っていましたがどうもそうではないらしい。半年活動して気づいたことをまとめていきます。

まず二次創作方向には3つの派閥があると考えます。
①ドラマ・感動系
②パロ・ギャグ系
③エロ系

の3つです。この3つは緩やかにつながっているものですがここでは便宜上3つに分けました。

①ドラマ・感動系 は、原作の解釈の理解度を競い合うもっとも硬派な二次創作ジャンルです。②のパロギャグとは親和性もありますが、一方で③のエロ系とはともすれば一触即発の解釈戦争が起きかねない創作方向です。(一部エロと感動が入り混じるものもあるので、この場合は、下品なエロやキャラブレのエロとの戦いだと思って下さい)

②パロ・ギャグ系 は、比較的温和な創作方向で、どの創作方向とも仲良くでき、また他の畑のジャンルとの共存も可能です。感動・エロともに親和性が高く、①と③の架け橋的な役割もあると思います。(銀河帝国と自由惑星同盟の間のフェザーン自治区みたいな?)

③エロ系 は、人間の根源的欲求を探求する研究者たちの集まりです。一方で①のジャンルの方々は本能を抑え、理性で作品を作ろうと努力している方々のため、研究者対ヒューマニズム思想家のようなバトルがたびたび起こるのだと思います。(科学者と宗教家の論争みたいな?)エロ系はセンシティブであるがゆえに、ゾーン分けが非常に重要ですが、悲しきかな。エロ系は伸びるときは爆伸びして衆目にさらされてしまいます。国境がしっかりあれば、そのようなことはなくなるのですが、難しいですね。

以上、私が感じた二次創作界隈の創作方向分けでした。こういうこと考えるのが好きなんです。私見だし、ただの感想ですので、あまり躍起にならず軽い気持ちで読んでください。

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