見出し画像

ひさしぶりにお絵かき覚書

最近、ちょっとイラストがうまくなった。

イラストがうまくなるとはどんなことなのか、言語化してまとめていきたい。

前提として、①イラストは携帯の画面から50センチ離れて見たとしても映えるものがよいとされている。

②たくさん描くことは、上手さには繋がらない。味、には繋がる。

③技巧的な上手さと見栄えは似ているが、実はちがう。

だいたいこの3点について述べていく。

①遠くから見て映える絵

 上手いな〜っていう絵を見たとき、いつ感じるかというと、やっぱり見た瞬間。さながら恋に落ちたように「ウマ〜!」ってなる。第一印象がとてもダイジね。
 でどんな特徴があるのかなって思うけど、それは、明度対比、明度のデザインがうまくいってる絵だと思う。(基本的に)

 明度対比はどうやってうまくなるねん、って昔は思ってたけど、これはもう固有色×乗算レイヤーのこの2種『だけ』で作っちゃう って言うのが私的にピッタリハマったやり方。(Twitter見てくれてる人はシャカタイの絵とかね)

途中のこの状態

 この2種のレイヤーで空間が作れれば、あとはこれを基本にして2影、反射光などを足していけば上手くいく。

②別にたくさん描かなくてもいい絵はいい絵。でも、完成度は必要。


昔めっちゃ描いたマヤ


この前描いたマヤ

似てるような絵があったから並べてみた。
確かに一枚目のほうが完成度高いし伸びたんだが、二枚目のマヤは確か一時間くらいしか描いてない。

2つの絵を比べると一枚目のほうが確かにいいんだけど、「見栄え」で言ったらそこまでの差はないような気もする。

つまり、何が言いたいかというと、「適切な描法」こそが大切であって、適切ならば最短の時間で完成までたどり着ける。

しかし残念ながら、その最適な描き方にたどり着くには、たくさんのトライ・アンド・エラーが必要なので、あくまで覚書…自分にあった描き方を探そう…自分が一番コントロールしやすい描き方がいいと思うよ…

③技巧的な上手さと見栄えはちょっと違う。

ぱっと見の印象でいいな〜って思う絵は見栄えがいいもの。でもよく見ると実はそんなに描いてない。とかそういう絵もありますよね。

 見栄えを良くするというのは、例えば一番外側の輪郭線を太くするとか、明度対比を計算するとか、デザイン力とか監督力みたいなディレクション能力の高さが物を言うと思う。

 技巧的に卓越してるっていうのは見栄えよりも圧力とか熱量、表現力で圧倒していくような感じ。

まぁこれは俺の理解だから、分からないかもしれない。一応、例示。


線が整理されている


線をそんなに整理してない→これはこれで繊細な印象

以上。最近はこの3つに気が付きましたとさ。チャンチャン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?