対面
※ネタです。
「はい!それでは、貴方にとって懐かしいこの方にお越しいただいております!どうぞ!お入りください!」
「どうも。」
「あ!店長!カードショップの!店長だったんですね、懐かしい人って!いやぁ!懐かしいなぁ!」
「私もね、久しぶりに会えて嬉しいよ。元気そうで。斎藤君も。」
「えぇ!元気です!元気!」
「感動の対面と!言う事でね!こちらに対談の場を設けておりますので!こちらで昔話に花を咲かせてください!」
「分かりました。」
「はい!」
「・・・今どこに住んでるの?」
「・・・あ!東京・・・に住んでます!」
「そうなんだぁ。・・・家賃とか・・・高い?」
「高いですぅ!本当に・・・高いですぅ!」
「そっかぁ。高いかぁ。・・・。」
「・・・。」
「あの・・・昔話を!ね?していただければと!」
「ですねぇ。んーと・・・。」
「んー・・・まだ週末の大会って・・・。」
「やってる。やってるよ。最近は毎回ね、7人位集まるんだよ。」
「へぇ。僕らの時は3、4人の時もありましたからねぇ。増えましたねぇ。」
「そうだね。増えたねぇ。・・・。」
「・・・。」
「大会とか今でも・・・。」
「出てます!月ぃ・・・2回ぐらいですけど。店舗イベントに。はい。」
「そっかぁ。・・・。」
「・・・。」
「あの・・・昔話を・・・。」
「え・・・。でも・・・。」
「してます・・・よね?」
「いや!してるんですけど!してるんですけどね!なんかそのぉ・・・二人ならではの!思い出とか?そっちの話を・・・。」
「あー・・・思い出ねぇ・・・。」
「ね?思い出かぁ・・・。」
「・・・あれ?お二人、仲が良かったんじゃないんですか?」
「そうです。それはもう。仲が良かったです。いつも斎藤君とは和気あいあいと話してましたよ。仲良く。ただですね・・・。」
「そういう、懐かしのエピソードみたいな?二人ならではってなるとぉ・・・。」
「「無いんですよ。」」
「・・・またまたぁ!何かあるでしょう?食事に行ったとか・・・。」
「ありますね。」
「ラーメン食べによく行ってましたね。」
「じゃあ!じゃあそれを・・・。」
「ただですねぇ・・・。」
「他の常連さんとも一緒に行ってたので・・・。」
「「二人ではないんですよ。」」
「あー・・・なら!大会!大会の話してたじゃないですか!その時のエピソード・・・。」
「あるんですけど。あるんですけど、ただですね・・・。」
「僕以外の大会参加者の話でもあるんで・・・。」
「「二人のエピソードではないんですよ。」」
「あぁー・・・お二人で!対戦した事とかあるんじゃ・・・。」
「大会の人数が足りなくて、私が参加した事はありますよ?ただですね・・・。」
「参加者は僕と店長だけじゃなかったんで・・・。」
「「二人で対戦した訳じゃないんですよ。」」
「あー・・・ん?あ、あぁー・・・え?でも・・・。」
「「仲は良かったです。えぇ。」」
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。