まだっすか?

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※ネタです。

「あの、森本先輩?まだっすか?」

「まだまだ。」

「・・・森本先輩。もういいんじゃないですか?熱くて・・・。」

「始めに言っただろ?限界まで湯船に浸かっておいて、『もうダメだ!これ以上入っていたらのぼせちゃう!』位まで耐えるの!そうしたらあがった時に・・・。」

「最高だと?」

「そうだよ。ガンガンに火照った状態でぇ・・・。」

「ドラフトを始めるんですか?」

「そうだよ!俺もな、吉田先輩に教えてもらったんだよ。この方法。確かにね?クラクラするよ。しばらく。でもそこを過ぎると!冴えてくるから!いつもより良いピックが出来るから!風呂上がりにドラフトとか、やっぱ吉田先輩は半端ない・・・。」

「それ飲む方じゃないんですか?」

「何言ってんだ、野田!風呂上がりに?飲むの?乾いた所に?入れるの?」

「・・・危ないっすね。それは。」

「だろ?飲むのは水分補給できるやつだろぉ。それをドラフトしながら飲むのもまたぁ・・・。」

「でも森本先輩、限界まで耐えてドラフトしたら良いピックが出来るって言ってましたけど。この前、同じ様にドラフトしてた時・・・。」

「五色になってたな。確かに。お前はその時は風呂に入らずにドラフトしてたから、そつなく纏まった?感じになってたじゃん?2マナ圏多めのデッキに。それがぁ・・・。」

「それで良くないっすか?」

「野田!お前はそつなく纏まったデッキが良いのか?!2マナで纏まっちゃうような男でいいのか?!もとい!漢でいいのか?!」

「意味が分かんないっす。」

「吉田先輩もぉ、言ってたんだよ。『漢ならガッツリ、ズバンと!尖がったデッキでバチコーン!するべきなんじゃあないの?!』ってなぁ!」

「それもよく分かんないんすけど、吉田先輩が言うなら・・・そうなのかもしれないっすね・・・。」

「だろぉ?!吉田先輩が言うなら間違いねぇって!半端ないんだから!吉田先輩は!・・・ハァハァ・・・。」

「大丈夫っすか?森本先輩。・・・フゥ・・・フゥ・・・。」

「そろそろ・・・かな?危ないな。これ以上は。・・・ハァハァ・・・。」

「フゥ・・・フゥ・・・そっすね・・・。危ないっすね。3分も浸かってたんですから・・・十分でしょう。もう・・・。」

「だな。よし・・・あがろう・・・あ!吉田先輩!ちぃっす!え?あと30秒?・・・うっす!30秒・・・耐えます!」

「ここから?!30秒っすか?!」

「あと30秒あれば・・・言えるから!」

「言うって・・・何を?!」

「これっ!」

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