hahiheho

言葉遊び協会理事。

hahiheho

言葉遊び協会理事。

最近の記事

歴史が変わる瞬間

「クレオパトラの鼻があと1cm低かったら歴史が変わっていた。」 ってどこかの哲学者が言った。 わたしの目が二重だったとしても歴史は変わらない。 わたしの鼻があと1cm高くても歴史は変わらない。 わたしのヘソが引っ込んでいたとしても歴史は変わらない。 わたしの髪がもっとフサフサだとしても歴史は変わらない。 わたしの身長があと2cm高かったら170cmになるだけだ。 わたしの外見の変化ごときで歴史は変わらない。 いやでも待て。 よく考えよう。 ここでいう「歴史」は世界史か?

    • まだ慌てるような時間じゃない。

      仙道君はそう言った。 スラムダンクの個人的名シーンであり、 読んだことがある人なら誰もが一度は現実で言ったことがあるのではなかろうか。もちろん言うときには、野球の審判がちっちゃく「セーフ」をする感じのジェスチャーも付け加えて。伝わるかな。 好きなんだなあの冷静さ。しかし燃えている感。 とりあえず「慌てる」を広辞苑。 ①何をしてよいか分からず、うろたえさわぐ。驚いてさわぎまどう。 ②ひどく急ぐ。 ふむ。こういう慌てる人たちってとにかく忙しそうなんだ。 そんで、忙し「そう」とか

      • 石橋を叩いて渡る

        なにが悪い。そんな話。 「用心深い」は悪なのか。 「誰も悪いなんて言っていない。」 という意見は受け付けていない。 一か八かで危ない橋を渡り、 当たって砕ける派閥に向けて言いたい。 この派閥の方々からすると、 「石橋を叩いて渡るやつってバカだよな。とりあえず飛び込めよ。考える前に感じろ。人生は花火よ。パッと輝こうぜ。取り残されるぞ。とにかく進め。後は野となれ山となれじゃい!」って言う。 まず整理しよう。 石橋派と花火派とする。 石橋は100%壊れないのか? 花火

        • 多分親子の会話になっていない会話。

          先日とある駅前、わたしの前を歩いていた女性A(40代)が、 遠くにいる女性B(80代)に声をかけた。 A「帰ってきたの?」 そう言いBに近づく。 B「・・・。」 声をかけられていることに全く気付かないB。 A「帰ってきたの?」 先ほどよりも声を荒げるA。 B「・・・。」 聞こえてはいなそうだがAをジッと見つめている。 A「帰ってきたの!??」 怒りが声からにじみ出ちゃっている。 すごい大声。 そんなに怒ることなのか。 無視されているわけじゃあない。 Bには聞こえてい

        歴史が変わる瞬間

          『ピンチはチャンス』の正体

          『ピンチはチャンス』という言葉、 使い回された挙句に待ち受けていたのは、 結局『ピンチはピンチ』なのではないかという疑惑。 手のひら返しがひどいと思いませんか。 『ピンチはチャンス』を信じて行動し、 しかしピンチをチャンスにできなかった者どもは絶望した。 「ピンチはチャンスじゃなかった。本当はピンチはピンチだったんだ!」 ・・・こんなところでしょうか。 さて、どっちだ。 ピンチはチャンスか、ピンチか。 さっきからピンピンチャンチャンうるせー。 いったいなんなんだ。 とり

          『ピンチはチャンス』の正体

          マザー・テレサ その2

          「導いてくれる人を待っていてはいけません。あなたが人々を導いていくのです。」 マザー・テレサの言葉から幸せについて私なりに考える試み。 ・・・なかなか厳しいことを言うではありませんか。 白馬の王子様を待たずに、 あなたがジャンヌダルクになれと言うことですか。 非常に難解な言葉だなぁ。 全員がこの言葉通りに、導いてくれる人を待たずに導いていく側に回ると、導かれてくれる人がいなくなってしまい、導いていくことができなくなってしまうじゃありませんか。 というのはつまらない言葉

          マザー・テレサ その2

          右のエスプレッソ

          コーヒーが好きなんだ。 その中でもわたしはエスプレッソが好きなんだ。 なぜエスプレッソが好きか。 それは、カッコいいからだ。 コーヒーを飲む理由なんてカッコいいから以外ないだろ。 美味しくてコーヒーを飲む人なんてこの世界にはいないよ。 コーヒーを飲んでいる自分に酔いたくて飲んでるだけだよ。 そんなカッコよく飲めるコーヒーランキング1位がエスプレッソだ。 ちなみにエスプレッソというのはだね、 コーヒーの中でも濃厚で、とっても苦い種類なんだ。 どうだ。 カッコいいだろ。 ミルク

          右のエスプレッソ

          いきなりポエム

          何をしたらいいのかわからないなら、 何もしなければいい。 「何もしない」をしてみよう。 寝ない。 食べない。 考えない。 動かない。 息をしない。 ほら、「生きる」をしたくなってきただろう。

          いきなりポエム

          百聞は一見に如かず

          他人から何度聞いたところで、実際に自分の目で見る等体験して事実を知るという方法には及ばない。 なんてことわざがありますが。 百聞は一見に如かないなんて、一見ってすごいねー。 って話ならいいんだ。 ところがだ。 百聞は一見に如かないなんて、百聞ってしょぼいねー。 って話に寄り始めると待ってくれと言いたくなるんだ。 この違いは大事だと思っている。 後者の解釈は好みではない。 一見すごい派は、百聞を否定したわけではない。 百聞しょぼい派は、百聞を否定している。 どちらも一

          百聞は一見に如かず

          貯金がなくて老後が不安

          「貯金が少なくて老後が不安」という悩みをお持ちの方へ。 働いてお金を稼いで、もしくは働かなくてもいいけどいろんな方法でどうにかお金を手に入れて、そのお金を極力使わなければいいんだよ。 以上。 まずはスマホの見直しからだよね。 1ギガもあれば充分だよね。 あとサブスク関連は全て離脱ね。 食費はかなり下げられるんじゃないかな。 水道水はタダみたいなものだね。 モヤシと豆腐を食べまくればいいよ。 牛肉食べたいなんてお贅沢ね。 これを機にベジタリアンになっちゃおう。 そもそも1日

          貯金がなくて老後が不安

          ジョハリの窓

          心理学に『ジョハリの窓』という自己分析ツールがある。 わたしはこれがとても好き。 多分ジョハリって人が考えたからジョハリの窓なんだろう。 自分の特性や自分への理解について4つの窓に分けた。 1)自分も相手も知っている窓 2)自分しか知らない窓 3)自分は知らないが相手は知っている窓 4)自分も相手も知らない窓 友人等からの相談に乗るとき、わたしはこの3つ目の窓を思いきり叩き割り、土足で侵入し、部屋を散らかしまくる。 するととっても嫌がられるんだ。 「勝手に入ってこないで

          ジョハリの窓

          それはミニスカート

          小学生の頃だろうか。 衝撃的な詩を目にした。 なにか深く心に突き刺さった。 谷川俊太郎 『生きる』の一文。 いま生きているということ それはミニスカート ・・・!? 引き込まれたぜ。 その世界観に一気に引き込まれた。 理由が知りたくてウズウズしたよ。 生きているということの一つに、 すべての美しいものに出会うということがあるらしい。 わかる。 問題はその美しいものの例だ。 この詩の中では、美しいものの例として、 ミニスカート プラネタリウム ヨハン・シュトラウス

          それはミニスカート

          「それは石か、岩か。」

          昭和の政治家、成瀬吾郎は言った。 「それは石か、岩か。  石と呼ぶには大きすぎるが、岩と呼ぶには小さすぎる。」 石と岩の境界線は曖昧だ。 どこからが石で、どこからが岩なのか。 それを石という人がいて、それを岩だという人がいる。 曖昧な境界線は争いを生む。 石でも正解であり、岩でも正解なのである。 がしかし、 ある人にとっては石が正解であり岩が不正解、 またある人にとっては岩が正解であり石が不正解になりうる。 「ドッチダッテイイジャン」って思う人もいるが、この細かい認識のズ

          「それは石か、岩か。」

          プライドを捨てるプライド

          プライドを捨てるなんていかがなものか。 プライドを持つことは大事か。 プライドとは、誇り、自尊心だと。 自尊心とは、「自分自身の価値や能力をどれだけ高く評価しているか、 また、自分を受け入れることができるかという感覚」だと。 誇りとは、「自分に関する物事について名誉に感じる気持ち、 もしくは、優れていると感じて自慢気にしている様子」だと。 ということは、誇りとは自尊心の上に成り立つ言葉といったところだろうか。プライドが両方の言葉の意味を成すのなら、自尊心がプライドだと思っ

          プライドを捨てるプライド

          おしっこ

          「私に意見がないときは、あなたの意見を尊重させてもらう。」 この発言おかしくないか。 この発言を別角度から直すと、 「私に意見があるときは、あなたの意見を尊重はしない。」が成り立つ。 「ソンナコトハヒトコトモイッテイナイノニ!」って後で発狂されるのは大変迷惑。 まずそもそも、 自分に意見があろうがなかろうが、 他人の意見は尊重しなさいよって話なのよ。 他人の意見を尊重するのに条件を付けた時点で もうダメだって気づくべきなのよ。 何様だよ。尊重させてもらうって。しかもお前の意見

          おしっこ

          セカチュー

          『世界の中心で愛を叫ぶ』ってドラマが流行った。いや、映画が流行った。いや、小説が流行ったのか。世界の中心ってどこだろう。 オーストラリアにあるエアーズロック(ウルル)が地球のへそと呼ばれているわけで、そこで愛を叫ぶのが世界の中心で愛を叫ぶとなるのか。 いや、ならない。ならなくもないが。 地球の中心で愛を叫ぶのなら、なると言っても良いのかもしれない。いや、それでもならないな。ならなくもないが。 世界の中心とはどこにあるのか考える。 世界の大きさは人によって違う。 赤ちゃんに

          セカチュー