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憧れの「マイカップヌードル」作りに挑戦!1人でな。
一回やってみたかった
憧れの「マイカップヌードル作り」体験記です。
というのもね、阪急電車に乗ってると、見るんすよ。
パンパンの袋の中に入ったカップヌードルを誇らしげに下げてる人々を。
いいなぁって思うわけですしみじみと。
もう老若男女問わず全員誇らしげ。
やってやったぞ感。楽しかった上にカップ麺も食える。
いいな〜やってみてぇな〜つって。
稲川淳二さんばりに繰り返し思うわけよ。
おかしいな〜つって気付いたんすけど、
行きたきゃ行けば良いんすよね。
つうわけで、行ってみました。
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まずもう入り口で聞かれる。
「そちらの方と4名様でよろしいですか?」つって。
前の乳母車おした母親と父親とちゃん赤、3人パーティーの親子連れが血相変えて言うわけ
「あ、この人はいや・・・」つって。
完全に異物を排除しようと必死なんすよ。
いや、そうなんすよ。
何って完全に一人で行く建物じゃ無いんすよ。
まあよく考えりゃ
一人であのビニールのパンパンの袋を持ってるやつ、
見たことないからね。カップヌードルに目眩んで完全に失念してたね。
人はカップヌードルの前では無力だから仕方ない。
いやいや!まあね、大丈夫すよ。
「おか〜↑さ〜ん↑は〜〜↓や〜〜↑く〜〜↗︎は⤵︎い↗︎り↗︎た〜〜↓い〜〜↗︎」
と豊かなOSAKAイントネーションで待ちきれない子供達をよそに、
大人一枚。確かな足取りで今、入場。
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出来る大人は30分前行動。
故にカップヌードル作り30分前に着。
当然だが入った瞬間からカップ麺のお祭りなんすわ。
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首の可動域の限界まで歴代即席麺の展示が見られる壁。圧巻です。
テンションの上がった他の客に突如ジャーマンスープレックスをキメられたとしても展示を楽しめそうで配慮が行き届いています。
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これが安藤百福翁のチキンラーメン開発小屋かぁ〜!つって。
てるてる家族で上野樹里さんが通ってた小屋なぁ!つって。な。わかるか?
連続テレビ小説「てるてる家族(2003年放送)」の話をしてんすわ今。
あれから20年経ってるの怖すぎねえか。
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こんな感じで。
普段そんなに写真を撮らんのですが
同じラーメンいろんな角度から撮ったりしました。撮りまくりました。
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すげえよな、即席麺は大気圏も突破してるんすよ。
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マリオカートだったらパタパタが目を血走らせて止めにくるほどフロアを縦横無尽に周回した頃、
ようやくお目当ての「カップヌードル作り体験コーナー」解禁の時間になりまして。
いざいざ!つって向かうわけですわ。
気持ち的には財前教授の総回診がロケットスタートでドリフト走行しながら始まる回みたいな勢い。総回診で走るな。
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「お客様は・・・・」
「一人です。」
「はい!!ではこちらにどうぞ!」
行き届いた配慮で騒がしい一団から離れた小さい席へご案内。
心なしか案内してくれたお姉さんの(ここは私に任せて!)的な声が聞こえた気する。
現代社会でひび割れた心に滲み入る優しさですわ。
ベースはカレー味、
具はガーリック、謎肉、謎肉、ネギに即決。
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案内に従い着席する。
机の上のペンを見て思うわけ、広瀬香美も驚きのこの白いゲレンデに何を描こう。ロマンスの神様でも描いたろかなつって。
アレンジしすぎたピアノで聴衆を混乱させたろかなつって。
今回は色々考えてワットロンクン寺院の絵を描くことにしました。
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んでまあ描けたらファクトリー的なところに持っていくんすけど。
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![](https://assets.st-note.com/img/1652269746453-q49EoFEThs.jpg?width=800)
へぇ〜!カップヌードルってこんな風に出来るんだぁ!
などと思う以前に
想像以上に説明を聞く必要があり、
インパクトのある絵を描くと
そっちが気になって全然頭に入ってこねえ。
こう、子供さんでもわかるような丁寧〜な説明をね、
寺院の地獄部分が描いてあるカップヌードルを前に聞く。
何も入ってきません。
ジャジャーン!
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いや〜!いいっすねぇ!
説明を聞いて袋をもらって、風船の空気入れみたいなやつで
スコスコ・・・スコ・・・つってね、やるんすよ。
隣の女子三人組のキャッキャ言いながら作業しているのを横目にね、スコスコスコスコスコスコつって。
かき消せない笑い声に対し、数で負けじと女子十二楽坊の音楽とか思い出してました。
テーンッテーンッテーンッテレレ テレテレテレテレテレテレテッテッテーン
人間いつだって牙は磨いておくもんです。
そこからはもう自由解散です。
お土産屋に寄るなり
カップヌードルの匂いが出るらしいアロマキャンドルを買って帰路へ。
もしもの時、マッチ売りの少女的に癒されるかなと思って。
最後に見る景色がカップヌードルなら天晴れです。
最後にまた入り口にある「永遠」のオブジェを一瞥し
袋を首から下げて建物から出るあの瞬間思いました。
今日は良い日だったなと。
静かな充足感。
カレーガーリック肉肉ネギカップヌードル。タイの寺院。
味はね、カレーとガーリック意外と合わない。
元のカレー味の完成度の高さを改めて感じました。
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この、ぜってぇうめぇだろ餃子味カップヌードルを食った時と同じ絶妙感でした。
新味開発してる日清の方も
オイオイ天才の発想かよぜってぇうめえだろ!!!意外と合わねえな!!を繰り返し散らかしてんだろうなと思います。
そういった開発者の方にすら思いを馳せられる素晴らしきカップヌードル博物館。
おすすめスポットですが一つ言えることは、
カップヌードル博物館は誰かと行った方がいい。
以上ですわ。でもまあ楽しいすよ!1人でもな!
本年もよろしくお願いします!
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